東京都立川市で今月、4歳の長男を殺したとして殺人容疑で逮捕された母親。以前から長男の発達障害に悩んでいたことが警視庁立川署の調べで分かった。相談を受けていた友人らは「子どもがかわいそう」「周囲の見えない壁があったのかも」と悔やむ。 逮捕されたのは鈴木紀子容疑者(35)。今月12日午後1時ごろ、自宅でひも状の布を使い、長男の隆正君の首を絞めて殺害した疑いが持たれている。翌朝、会社員の夫(36)から110番通報があった。容疑者の精神的動揺は大きく、東京地検立川支部は28日、鑑定留置を決めた。4月中旬までの間、責任能力の有無を調べる方針だ。 「あの人だ」 発達につまずきがある子やその母親を支援する「かたつむりの会」(東京都八王子市)の代表、西村南海子さん(41)は事件を知り、1年半前のできごとを思い出した。 立川市で開かれた学習会の自己紹介の場で、順番が来る前に泣き出し、椅子から崩れ落ち
<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2010年10月13日 (水)発達障害者に広がった大学への道 来年行われる大学入試センター試験から、コミュニケーションの苦手な発達障害の受験生に配慮した試験が行われることになりました。今回は、発達障害を持つ若者に、少しだけ広がった大学進学の道について取り上げます。 ■ どんな配慮がなされる? さまざまありますが、おもなものは3点です。1つは、試験時間の延長。解答に時間がかかることに配慮して、通常の受験生より1.3倍長い試験時間に延長されます。2つめは、拡大文字の問題用紙。文字を読むのに支障がある場合は、普通の問題用紙より、1.4倍に拡大された問題用紙が配られます。3つめは、別室での受験。出願の時点で、あらかじめ希望を出せば、一般の受験生とは別室で試験を受けることができます。このほかにも、本来なら一人で試験会場に入らなくてはいけないところ
NHKデジタル教材ブログ記事より 「発達障害者に広がった大学への道」 大学入試センター試験での発達障害への配慮が、来年から始まるそうです。 思っていたよりも早い実現です。 ただ、問題の読み上げや、ワープロや口頭での解答などが必要な受験生への配慮は含まれていないようですので、内容的には、まだ十分とは言えませんが。 少なくとも、はっきりと制度に「発達障害への配慮」が視覚障害や聴覚障害などと並んで含まれたことは、第一歩と思います。 このニュースは、当事者や特別な“関係者”だけではなく、すべての先生、すべての人に知ってほしい・・・・。 昨年、都立高校受験での配慮についての記事にも書きましたが 私が大きなポイントだと思っているのは、 申請時に医師の診断書のみならず、高校での在学中に定期テスト等でどのような特別措置を行っていたかを示すもの(高校受験の場合は中学で)を示す必要があることです。 このことを
発達障害当事者研究―ゆっくりていねいにつながりたい (シリーズ ケアをひらく) 作者: 綾屋紗月,熊谷晋一郎出版社/メーカー: 医学書院発売日: 2008/09/01メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 107回この商品を含むブログ (27件) を見る 最近読んだ本の中では一番に面白かった。面白かったという表現は良くないのかも知れないが。ぼくはただぼくの("わたしとは何か"を知りたいという)個人的興味を満たすことの参考とするためにこの本を買ったので、本来の読者ではないと思う。この本は三省堂神保町本店4Fの医学専門書の棚にあった。書名通り、アスペルガー症候群の当事者により綴られた「"それ"はいったいどういうものか」についての本だ。 「おなかがすいた」 これは、私の数ある「わかりにくい感覚」のひとつである。 我が子たちを見ていると、いともたやすく、 「あ〜おなかすいた〜。なんか食べた〜い

ファンタジーにどっぷりののちびぼんと、ファンタジー大好きなはるぼん。 母息子そろって広汎性発達障害のこだわり日記。 最近悩みと言うほどでも無いけれど、ぼ~~っと、考え中の事がある。 それは、先日も少し記事にしたのだけど、非言語コミュニケーションについて・・・ *過去記事「自閉版?非言語コミュニケーション」(2010年09月04日) 私自身の事なのですが、比較的、マジョリティの方の非言語コミュニケーションが理解できる。 (と自分では思っている) もちろん誤解してトンチンカンな事になることもあるけれど・・・ どうしてかな~~と、ぼ~~っと考えて・・・ わからなくて考えを放棄したり・・・ また考えて、頭痛くなったり・・・ の繰り返しかな。 で、少しわかったのが、マジョリティの方が使う非言語コミュニケーションじゃない部分を使っているということ。 視覚で見た表情の違い(相貌は判別できませんが) 音声
発達障害「診療待ち」緩和へ 31機関と連携、県が新体制 2010年09月06日 08:33 県内で発達障害への関心が高まるにつれ、中核となる県総合療育訓練センター(上山市)の「診療待ち」が長期化している。この対策として、県は新たに県内各地域の医療機関と連携した診療体制を構築した。支援協力医療機関での再診を促し、センターへの一極集中を緩和させていく。 センターで行っている発達障害の心理判定・医学的診断はここ数年、飽和状態が続いている。「初診は100人ほどが待機しており、約5カ月の予約待ちの状態」(県障がい福祉課)という。初診では診察に1人1時間程度かかる上、再診の需要も高いのが大きな要因。同課は「再診にも1人30分の診察は必要となる。小児科医3人のうち主に2人が発達障害の診療を担当しているが、新患は1日1人を診るのが精いっぱいの状況」と語る。 そこで県は昨年度から、効率的な診療体制を整え
SPECIAL 2010 2010年8月26日 第34号 掲載 日加ヘルスケア協会 特集シリーズ 「自閉症とその他の発達障害」 第6回 BC州公認クリニカル・カウンセラー原田直子先生に聞く 日本では病院の精神科思春期外来と、小中学校で不適応・不登校の子どもたちへのカウンセリングを行い、その一方で小中学校の教師、一般の人々対象のワークショップなどの経験を持つ原田直子先生(医学博士)。現在バンクーバーでカウンセリング・オフィスを持つ原田先生が行っているのは、筋反射テストを用いて身体的・心理的ストレスの原因を見つけていくThree in Oneと、硬直した体をほぐしていくBody Talkを取り入れたカウンセリングの方法である。小説や映画に見る発達障害 きらきら輝く海と山。フォールス・クリーク沿いのオフィスに入ると、かすかなラベンダーの香り。ゆったりとした雰囲気の中、原田先生はまず
このブログをご覧の方へ アスペルガー症候群の当事者や家族・支援者に、少しでも元気になれるような情報を発信したい。そんな想いで綴っています… 読む方の立場によっては、不快に感じる内容があるかもしれません。 それは、あくまでも私個人の意見であって、アスペルガーを代表する意見ではありません。これだけは、誤解しないでくださいね ----- アスペルガー症候群とは発達障害の一種で、知的障害のない自閉症です。 先天的に脳機能が普通の人と異なります。そのため、「できること」と「できないこと」の差がとても大きいのが特徴です。 普通の人には"なんでもないこと"ができないのに、普通の人にはできないことを簡単にこなしてしまう…というアンバランスな人です。基本的に感じ方が違うため、相手の意図を読みにくいのも特徴です。 「人と感じ方がちがう」ことを嘆くよりも、 「人と違う発想ができる」能力を活用しよう -----
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