NASA(アメリカ航空宇宙局)が地球外生物の証拠などを探求する「宇宙生物学」上の発見に関する記者会見を行う予定であることを明らかにしました。 詳細は以下から。NASA -NASA Sets News Conference on Astrobiology Discovery; Science Journal HasEmbargoed Details Until 2 p.m. EST On Dec. 2NASAのプレスリリースによると、12月2日午後2時(日本時間12月3日午前4時)に記者会見を行う予定だそうです。 会見を行うのはMary Voytek氏(宇宙生物学専攻、NASA本部所属のディレクター)とFelisa Wolfe氏(NASA宇宙生物学研究所およびアメリカ地質研究所所属の研究員)、Pamela Conrad氏(NASAゴダード宇宙飛行センター所属の宇宙生物学研究者)、St

目次 概要 解説 問い合せ先 研究グループ 図1: 本研究により明らかになったIa型超新星の爆発形状の概略図。Ia型超新星には"遅いスペクトル進化"を示すもの、"速いスペクトル進化"を示すものが混在し、その個性が何故生じるかは20年来の未解明問題であった。本研究により、このような爆発を見る方向により、この"見かけ上の個性"が現れることが明らかにされた。 概要 数物連携宇宙研究機構(Institute for the Physics and Mathematics of the Universe, 以下 IPMU)の前田啓一特任助教、野本憲一特任教授、田中雅臣特任研究員らで構成される国際研究グループが、Ia型超新星の謎を解明したと発表しました。Ia型超新星は明るさがほぼ一定であるにも関わらず、その光のスペクトルにはばらつきがあることが知られています。前田啓一特任助教を中心に行われた本研究にお
宇宙航空研究開発機構の月周回衛星「かぐや」に搭載されたスペクトルプロファイラ(SP) (※1)を用いた月全球表面の観測により、月の形成・進化の謎のカギを握る月内部からのカンラン石(※2)の月表面上での分布とその起源が世界で初めて明らかになりました。この結果は、2010年7月4 日(英国時間)発行の英科学誌『ネイチャージオサイエンス』(『ネイチャー』の姉妹誌)に掲載されました。 「かぐや」に搭載されたスペクトルプロファイラ(SP)を用いて、月全球にわたる7000万点にも及ぶ観測を行った。 得られたデータをカンラン石が持つ特有の波長(中心波長1.05μmの吸収帯)に着目して解析したところ、カンラン石に富む領域を新たに31か所(観測点としては約250点)発見した(図1)。 また、過去の検出報告の多くは誤りであることが分かった。 以前から報告されていた3か所を含む、カンラン石に富む34の領域は、ど
金星にかつて海は存在したか 【2010年6月30日 ESA】 金星にかつて海は存在したのだろうか。生命誕生の謎を探るうえで重要なこのテーマについて、現在ESAの金星探査機ビーナスエクスプレスによる調査・研究が進められている。 生命に満ちあふれた地球と、高温の地獄のような金星。ずいぶんと姿が異なるように見える2つの惑星にも、多くの類似点がある。6月20日〜26日にフランス・オーソワで開催された国際金星会議では、日本の金星探査機「あかつき」のチームもふくめ世界中から集まった惑星研究者が、地球と金星の比較などについて話し合った。 現在の金星には水がほとんどなく、それが地球と金星の決定的な違いとなっているが、何十億年も前にはもっと豊富に水があったようだ。というのは、金星探査機ビーナスエクスプレスの探査で、かつて大量の水が金星から逃げていったことが確実となったのである。そのしくみは、水分子が太陽から
宇宙開発とビジネスと民主主義(moderntimes) 宇宙開発と社会との関係を分析。 松浦晋也と鹿野 司の“読書ノート”(裳華房) 裳華房メールマガジンでの書評連載。 日経クロステック著者検索 松浦晋也 日経BPの媒体に書いた2003年以降に書いた技術的記事が読めます。全部ではありません。一部は同社のウェブ媒体リニューアルで消えたままになっています。 日経ビジネス電子版・著者ページ 2015年以降に日経ビジネス電子版に書いた記事は、ここから読むことができます。 介護生活敗戦記 2017年に連載した、認知症を発症した母80歳を自宅介護した記録です。現在連載は、NPO法人「となりのかいご」代表の川内潤さんが受け継いでいます。ここから著書「母さん、ごめん。」が生まれました。 松浦晋也の「モビリティビジョン」 2008年から2011年にかけて「Wireless Wire」で行った乗り物に関する連

小惑星探査機「はやぶさ」から切り離されたカプセルをウーメラ砂漠で回収するJAXAの研究者ら。火薬がついている可能性があるため防護服を着て作業している=宇宙航空研究開発機構提供 菅直人首相は15日の参院本会議で、小惑星探査機「はやぶさ」の帰還を受け、後継機「はやぶさ2」の開発を推進する考えを示した。自民党の西田昌司議員の代表質問に対し、「今回の実績を踏まえ、その開発経費について必要な手当てをできるよう配慮したい」と述べた。 はやぶさ2は、はやぶさが試料採取に挑んだ「イトカワ」とは異なるタイプの小惑星に着陸し、内部の物質を採取する。本体開発費は約170億円。事業主体の宇宙航空研究開発機構の要望を受け、文部科学省は昨年、関連予算17億円を概算要求に計上したが、政権交代で基本設計分の3000万円に削減されていた。 目標の14年打ち上げに間に合わせるには来年度の予算化が必要。首相答弁を受け、文科省は
民主党の枝野幹事長は14日の記者会見で、昨年11月の事業仕分けの際、小惑星探査機「はやぶさ」後継機開発などの衛星関連予算を「1割削減」と判定したことについて、開発の必要性は否定しなかったと釈明した。 枝野氏は当時、仕分け人の統括役を務めていた。 枝野氏は「もう少し工夫すれば、少ないお金で同じ効果を上げられるのではないかという議論だった」と強調。今後については「成果につながることを続けることは、決して否定していない」と述べた。
展開して白く光って見える「イカロス」の帆。中心部から帆の一角を撮影=宇宙航空研究開発機構(JAXA)提供 光の力で進む「宇宙帆船」の実証機「イカロス」が、宇宙空間で帆を広げることに成功した。宇宙航空研究開発機構が11日発表した。イカロス本体に据え付けられたカメラの画像から確認した。今後は半年かけて、帆に受ける光の力で加速できるかどうかを確かめていく。 宇宙帆船は帆にぶつかって跳ね返る光の力を、風のように利用して進む。推進力が弱いものの、燃料が不要という利点がある。宇宙機構は2010年代後半に計画する木星探査への応用を目指している。 イカロスの帆は14メートル四方もあり、当初は円筒形の本体側面にしまわれていた。5月21日に鹿児島県の種子島宇宙センターから、金星探査機「あかつき」と一緒にH2Aロケットで打ち上げられた後、回転しながら遠心力で帆を少しずつ広げていく作業を、今月3日から始
帆を張った「IKAROS」のイメージ=宇宙機構提供公開された宇宙帆船「IKAROS」=12日、神奈川県相模原市 太陽の光を帆に受けて、光の圧力でヨットのように航行する世界初の宇宙帆船「IKAROS(イカロス)」の機体が完成した。宇宙航空研究開発機構が5月18日に打ち上げるH2Aロケットで、金星探査機「あかつき」とともに金星の方向へ向かう。 イカロスが宇宙で広げる予定の帆は、14メートル四方の正方形で、厚さは髪の毛の10分の1。太陽の光を受けると、0.5グラムほどの重りをぶら下げたのと同じ圧力を得られる。 今回は宇宙帆船の性能を確かめるのが主な目的で、宇宙機構は、さらに帆を大きくして木星を目指す探査機に応用したい考えだ。これまで日本とロシアが宇宙で帆を張る実験をしたことはあったが、地球から離れた場所で実際に光圧を受けて飛ぶのは初めてとなる。機体の開発費は約20億円。(東山正宜)
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氷が見つかった月の北極付近のクレーターの一つ。電波の「偏光」と呼ばれる性質を使った画像(右)から判明した(米航空宇宙局提供) 【ワシントン=勝田敏彦】米航空宇宙局(NASA)は1日、インドの月無人周回探査機チャンドラヤーン1号に搭載したレーダーによる観測で、月の北極にある複数のクレーターに大量の氷があることがわかった、と発表した。少なくとも6億トン(東京ドーム500杯分に相当)はあると見積もられるという。 このレーダーは月面に向けて電波を発射し、反射されてくる電波の特徴から表面の状態を調べるもの。両極付近を観測し、北極にある直径2〜15キロのクレーター約40個から、表面に氷の層があると推定される電波が観測された。 今回推定された氷の量は、米国の月探査機ルナプロスペクターが1998年に、中性子線の観測によって推定した量とほぼ同じという。 月では昨年、月探査機LCROSS(エルクロス)
前回2005年の飛行で、宇宙ラーメンを食べる野口さん=宇宙機構提供 「僕の宇宙食がちょっと足りないんだけど?」。国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在している野口聡一さん(44)の宇宙食が、野口さんの到着前に誤って一部食べられていたことがわかった。同僚飛行士が、前任の若田光一さん(46)が置いていったと勘違いしたらしい。 昨年、若田さんと一緒に滞在したカナダのロバート・サースク飛行士によると、若田さんが地球に帰った後、ISSで日本の宇宙食が詰まった箱を発見。「コーイチがお土産を置いていってくれたと思って、みんなで喜んで食べた。ところが、よく見たらコーイチじゃなくて、ソーイチって箱に書いてあったんだ」 カレーやラーメン、サバのみそ煮など、日本の宇宙食は各国の飛行士に人気がある。野口さんも今回、30種類ほどを持って行っている。 宇宙航空研究開発機構によると、宇宙食はもともと多めにあり
人類初の小惑星の岩石採取に挑戦した探査機「はやぶさ」が、地球の引力圏内に突入する軌道に到達した。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が14日、明らかにした。はやぶさの地球への帰還がほぼ確実になり、採取した岩石を入れるカプセルが地球へ戻る可能性が高まった。 はやぶさは03年5月に打ち上げられ、地球と火星の間の軌道を回る小惑星「イトカワ」に向かい、2度の着陸と離陸を成功させた。トラブルに見舞われ、帰還予定は3年延びたが、13日に地球から約150万キロの地球引力圏の内側を通過する軌道に乗せることに成功した。14日現在、はやぶさの地球までの距離は約5900万キロ。今年3月中旬まで主エンジンの運転を続け、より地球に近付ける。今年6月に地球へ到達する予定。【永山悦子】
【ワシントン=山本秀也】月の表層内部を探査していた米航空宇宙局(NASA)は13日、水の存在が確認できたと発表した。月探査機LCROSS(エルクロス)を使って先月行われた月の南極付近への衝突実験の結果、少なくとも約90リットル相当の水分が飛散したと判定した。NASAでは引き続き詳しいデータ解析を続けるとしているが、水の埋蔵量は相当量に上るとされる。 LCROSSが突入したのは、南極付近のクレーター内部。常に太陽光が当たらない部分があるため、地表付近に水分が氷の形で存在する可能性があるとされていた。仮に氷の存在が判明すれば、飲み水として利用することができるほか、分解して水素を燃料用、酸素を呼吸用として使える可能性もあり、宇宙基地建設の最有力候補にもなる。 NASAは13日の声明で「今回の発見は、月(の形態)を理解する上で新たな1ページを開くものだ」と意義を強調した。
中心の恒星が自転する向きと逆方向に公転している惑星が、世界で初めてみつかった。国立天文台やマサチューセッツ工科大学などのグループが4日、発表した。 国立天文台のすばる望遠鏡による観測成果で、惑星系の進化を考えるうえで重要な手がかりになるという。 発見された逆行惑星は、はくちょう座の方向に地球から約1000光年離れた恒星の周囲を回っている「HAT―P―7b」。恒星の前を横切る惑星の動きを詳細に観測して逆行がわかった。この惑星は木星の1・8倍もの重さがあり、恒星のごく近くをわずか2・2日で1周していた。 惑星は、円盤状に分布したちりやガスが中心の恒星と一緒に回転しながら誕生したと考えられている。したがって、惑星は恒星の自転と同方向に周回するのが標準的とされており、太陽と太陽系の8惑星の関係もそうなっている。 しかし、惑星系が進化する過程では、巨大な惑星同士が互いにはじき合うことなどにより、逆行
(本飛行は宇宙への準備の一つです)ご出演にあたり「みなさん是非楽しんでください」とのことです.先生,力強い励ましをいただきまして関係者一同感激しております.誠に有難うございました. ■ 今回はまだ宇宙へは行きません.大学などの衛星ではcansatという準備段階を経るのが普通で,それに相当します.きびしい加速・振動・無重量などに対する機器試験です ■ 2009/11/6放送のNHK BS2 ザ☆ネットスターで「今月のネットスター」に選んでいただきました ■ SOMESATのHPは http://j.nicotech.jp/somesat です.■ 前回までは mylist/7348539 にあります.うp主のtwitterは @chodenzi,HPは http://www002.upp.so-net.ne.jp/morioka です
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