生後2カ月の長女が死亡したのは、ホメオパシーという民間療法をする助産師が適切な助産業務を怠ったためだとして、山口市の女性(33)が助産師を相手取り、約5600万円の損害賠償を求めた訴訟で、助産師側が女性に和解金を支払うことで合意したことが21日、分かった。和解金は数千万円とみられる。 同日、山口地裁で双方の代理人弁護士と裁判官が話し合い、和解が決まった。関係者によると、和解には「内容を口外しない」との条件が含まれており、和解の理由や金額について、双方の代理人は「話すことはできない」と答えた。 訴状によると、女性は2009年8月、この助産師の指導のもと自宅で長女を出産した。しかし助産師は長女に、出血症を予防するためのビタミンK2シロップを投与せず、長女は同年10月、ビタミンK欠乏性出血症による硬膜下血腫を発症して死亡した。 女性は、助産師が、母子手帳にあるK2シロップの投与欄に「投与し
続報書きました(2010/10/20)。事態は深刻です。「琉大保健学科ホメオパシー騒動の教科書を見てきたよ」も合わせてご覧下さい。 朝日新聞が「琉球大、必修授業にホメオパシー 来年度から取りやめ」という記事を掲載したのが9月16日。ブックマークサイトや大手掲示板では、これを記事をネタに沖縄蔑視発言を垂れ流す輩まで出てくる始末。インターネットはこういうのが可視化されるツールなんだけど、ちょっとやりきれない感じがする。 さて、ネット上の記事だけでは詳細がよくわからんなーと思ってたら、琉球新報(9月18日32面「社会面」)に手がかりになりそうな記事が載っていました。それによると、以下の通り。 (記事にはもっと色々書いてあります。琉球新報サイトには掲載されてないようですので、必要な方は琉球新報に問い合わせてみて下さい) 学外の助産婦が2コマを担当 (全15コマ)100分の授業のうち10分程度でホメ

日本学術会議(会長=金沢一郎東京大学名誉教授)が、通常の医療とは異なる民間療法「ホメオパシー」の科学的根拠を全面的に否定する会長談話を出したのを受け、日本医師会と日本医学会が25日、共同会見を開き、会員、学会員らに治療でこの療法を使わないよう、周知徹底していくことを表明した。 会見には、日本医師会の原中勝征会長と日本医学会の高久文麿会長が出席。原中会長は「ホメオパシーが新興宗教のように広がった場合、非常に多くの問題が生じるだろうという危機感を持っている」と述べた。高久会長は「科学的根拠はないということで一致した。ホメオパシーに頼り、通常医療を受けずに亡くなった人がいるという被害が出ている」と指摘し、学術会議の会長談話に賛同する姿勢を示した。
日本学術会議は代替療法「ホメオパシー」の効果について、「科学的な根拠がなく、荒唐無稽(こうとうむけい)」とし、医療従事者が治療法に用いないよう求める声明を24日、発表した。山口市の女児ら死亡例が出たことを重視し、この療法が広まる前に、芽を摘む必要があると判断した。同会議が、特定の療法を否定するのはきわめて異例だ。 金澤一郎会長が会見で発表した。声明では、現段階でホメオパシーを信じる人はそれほど多くないが、医療現場から排除されないと「自然に近い安全で有効な治療という誤解」が広がると指摘。科学的根拠は明確に否定されており、医療関係者が治療に用いることは認められないとした。 日本学術会議は、約84万人の科学者の代表として選ばれた210人の会員と、約2千人の連携会員からなる日本の「頭脳集団」。政府に対する政策提言や、社会への啓発などを行う。唐木英明副会長によると、1年半ほど前からこの問題につい
ビタミンK不投与で乳児死亡…母親が助産師提訴 YOMIURI ONLINE 記事 山口市の助産師(43)が、出産を担当した同市の女児に、厚生労働省が指針で与えるよう促しているビタミンKを与えず、代わりに「自然治癒力を促す」という錠剤を与え、この女児は生後2か月で死亡していたことが分かった。 助産師は自然療法の普及に取り組む団体に所属しており、錠剤はこの団体が推奨するものだった。母親(33)は助産師を相手取り、約5640万円の損害賠償訴訟を山口地裁に起こした。 母親らによると、女児は昨年8月3日に自宅で生まれ、母乳のみで育てたが、生後約1か月頃に嘔吐(おうと)し、山口県宇部市の病院でビタミンK欠乏性出血症と診断され、10月16日に呼吸不全で死亡した。 <中略> しかし、母親によると、助産師は最初の2回、ビタミンKを投与せずに錠剤を与え、母親にこれを伝えていなかった。3回目の時に「ビタミンKの

ここではニセ科学、ニセ医療の一つであるホメオパシーがいかにして興り、20世紀初頭までにどのように批判されたかを概説する。 ____ / \ ドイツの医師のハーネマンだお。 / ─ ─ \ ハネ夫と呼んでくれお / (●) (●) \ みんなよろしくお。 | (__人__) | \ ` ⌒´ ,/ / ー‐ \ サミュエル・ハーネマン(1755年-1843年 ドイツ) 後にホメオパシーの創始者として知られる人物である。 ____ / \ ( ;;;;( 医者のハネ夫がいうのもアレなんだけど、 / _ノ ヽ__\) ;;;;) 今の医学はダメダメだお。 / (─) (─ /;;/ 患者が良くなるどころか | (__人__) l
ホメオパシーとは? ホメオパシーとは、一言で言うなら代替医療(効果が公的に認められていない医療法)です。 ガンバって説明すると ホメオパシー(homeopathy) 主に「同種療法」と訳される代替医療の一つ。19世紀の初めドイツ人医師サミュエル・ハーネマンにより創始。「症状を緩和するにはその症状に類似した作用をもたらす物質が有効である」という「類似の法則」に基づき、各症状に合わせた「レメディ」を処方する投薬療法。 特徴は希釈(dilution)と振とう(sucussion)。 「類似の法則」によって選定された物質は「物質でなくなるまで」希釈され(実際、もとの分子が含まれないまでに薄められる)、その際激しく振とうされる。この過程で水に物質の「エネルギー」(情報とされる事もある)が転写され、それが患者の生命エネルギーを励起させる、と説明される。 科学的に評価するなら、レメディ自体は元となる物質
,j;;;;;j,. ---一、 ` ―--‐、_ l;;;;;; ホメオパシーはきわめて {;;;;;;ゝ T辷iフ i f'辷jァ !i;;;;; 薄められているから害がない… ヾ;;;ハ ノ .::!lリ;;r゛ `Z;i 〈.,_..,. ノ;;;;;;;;> そんなふうに考えていた時期が ,;ぇハ、 、_,.ー-、_',. ,f゛: Y;;f. 俺にもありました ~''戈ヽ `二´ r'´:::. `! ホメオパシーが批判されている主な理由は、ワクチン否定といった現代医学否定と結びついているからである。ホメオパシーで処方されるレメディーは、元物質がほとんどあるいはまったく含まれないほどに希釈されており、ゆえに少なくともレメディー摂取そのものには害はないと一般的には考えられている。しかしながら、例外もあるようだ。
反社会カルトとしてのホメオパシー - 地下生活者の手遊びの直接のつづき。 特定病因論 特定病因論というコトバがありますにゃ。このコトバを説明している論文*1から引用いたしますにゃ。 医療思想史的にみれば、特定病因論はここ1世紀あまり前に支配的となった考え方で、19世紀末の細菌学の確立された後、近代医学が科学的装いを増していくために採用した病気原因の説明モデルである。それはどの病気にもその根本原因があるとし、疾患と病因とを一元的な因果関係で結び付けて解釈するものだ。この一元論的病因論を特定病因論(specific etiology;特異的病因説)という。 中略 特定病因論という、患者の一人一人を個性的総合的に見ずにその病気の共通部分だけに着目する分析科学的な方法を採用することで、近代医学は、病因の一元的な説明ができるようになり、この病因の説明モデルに合致した伝染病・感染症やビタミン欠乏症など
ネタをはさんで、前々回のエントリへの応答といきますかにゃー しかし、応答すべきものがけっこうたくさんありますにゃー。まあ、ありがたいことにゃんが。 まず、トラバに応答 >2009-05-14 予防接種を受ける「個人」のメリットというと、各人の健康ということになるのだと思いますにゃ。例に挙げられていた自動車のシートベルトにゃんが、あれって日常的な習慣に属することなんで、いったん習慣化すれば「しきい」は低くなるものですにゃ。僕はもう、シートベルトしにゃーと落ち着かなくなっているし。 健診に予防接種を組み込むというアイデアにゃんが、成人の健診にインフルエンザなどの予防接種を組み込むのはやりすぎの感もあり、ガキに予防接種をさせるのであれば学校での集団予防接種ということになるのではにゃーかと。 接種率によって健康保険の保険料を変えるというのも、親の判断をガキがひっかぶる結果になりそうで、あまり支持で
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RikaTanに掲載された、「謎水装置」NMRパイプテクターに翻弄される人々(小南秀雄)は、RikaTanサイトhttp://www.rikatan.com/NMR.pdfと、小波氏のサイトhttp://konamih.sakura.ne.jp/Documents/PipeTec_Rikatan2019.pdfの両方で公開されている。この2つのサイトが、名誉毀損を理由に、Googleの検索結果から除外された。 除外されていることの確認をするには、まず、Google検索に上記2つのURLのどちらかを入力する。すると、検索結果の一番下に、Google 宛に送られた法的要請に応じ、このページから 1 件の検索結果を除外しました。 ご希望の場合は、LumenDatabase.org にてこの要請について確認できます。 と表示される。「この要請について確認」の部分がリンクになっているので、クリック
このようなインフルエンザが 流行すると、ホメオパシーの仕事を してますと、ホメオパシーで抑制 するのは無理ですね。 いつも書いていますが西洋科学で 急いで治療しないといけません。 ですから、どちらの療法も大事なんです。 Preventive medicine(予防医学) と随分叫ばれていますが本当に これからは、免疫系を高めていかないと 大変な時代になるでしょうね。 同じエリアにいて感染する人と 感染しない人、もちろん固体の感受性にも よりますが個々の危機管理の意識を高めて いかないといけませんね。 自然の力を信じ科学を信じないと。 ホメオパシーを身近で感じて思うことは Nature cure&Science therapy 癒合ですね。

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