第2版(2008年1月19日):翻訳者による注釈を追加しました。 ヘテロジニアスなアプリケーション間の通信を実装するための「適切な」手法について議論が行われているということを、あなたは知っているかもしれないし、知らないかもしれません。そういった状況下で、現在の主流は明らかにSOAP、WSDL、WS-*仕様という世界をベースとしたWebサービスにフォーカスしています。しかし、少数派の人たちの中で、より良い方法があると主張する人がいます。それが、REST(REpresentational State Transferの略)です。本稿では、本筋から外れることなく、RESTとRESTfulなHTTPアプリケーション統合への実用的な説明を試みようと思います。これらの考え方の説明については、より詳細に踏み込んで説明をするつもりです。私の経験上、誰かが始めてこのアプローチを経験することで一番議論が活発に

RestWiki をたまに見直すと新たな発見があって面白い。 たとえば先日、「ステートレスなやりとりとは何か(What is Stateless Interaction?)」という箇所を見つけて、興味深く読んだ。このページは以前も絶対に読んでいるはずなのだが、 人間は忘れてしまうものである。 RestWiki の例でも充分わかりやすいのだけれど、自分でも例を思いついたので書きとめておく。 ステートフルサーバとステートレスサーバはどう違うのか。 まずは、ステートフルの例: 客: こんにちは 店員: いらっしゃいませ。○○バーガーへようこそ 客: ハンバーガーセットをお願いします 店員: サイドメニューは何になさいますか? 客: ポテトで 店員: ドリンクは何になさいますか? 客: ジンジャーエールで 店員: +50円でドリンクをLサイズにできますがいかがですか? 客: Mでいいです 店員:
日本語の REST のリソース集を以前作ったのだが、 日本語では一般人向けの解説がない。 sheepman 氏の REST のページはすばらしいんだけど、多少わかっている人向けだ。 市山氏のプレゼン資料は RoyF の論文を詳しく解説していてよいのだけれど、いかんせんアカデミックすぎる。技術的な要素も抑えつつ、入門者にもわかりやすい解説はないものかと探していたのだが、みつからない。英語の文書を訳すことも考えたんだけど、あまりよいものが見つからない。 で、結局自分で書くことにした。 最初はひとつのポストで済ませるつもりだったんだけど、書き始めたら長くなってしまったので、複数のポストに分けることにした。 えらそうなことを書いたが、内容は「ないよりマシ」といったレベルだろう。 前書きが長くなったけど(ここから始まりです。ですます調なのは入門記事だから)、 この記事(から始まる一連のポスト)は
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