AWS、Amazon PrimeやKindle、Alexaなどで使用していた約75ペタバイト7500のOracleデータベースをダウンタイムなしで自社データベースサービスへ移行したと報告AWSはAmazon PrimeやAmazonMusic、Alexa、Kindleなどを含む同社のコンシューマ向けビジネスで使われていた75ペタバイト、7500個以上のOracleデータベースを、ダウンタイムなしでAWSのデータベースサービスであるDynamoDBやAman RDS、Aurora、Redshiftなどへ移行したことを明らかにしました。 下記は今回移行を完了したシステムです(「Migration Complete –Amazon’s Consumer BusinessJust Turned offits FinalOracleDatabase」から引用) This include

控訴審でOracleがGoogleに勝利Oracleが、Googleに対してここ8年間に渡ってJavaをめぐり約1兆円以上の損害賠償を求めている裁判が行われているのをご存じでしょうか。かの有名なAndroidは一部、JavaAPIが利用されているのですが、その中で著作権侵害があったとの訴えです。 米国時間で2018/3/27にOracleがGoogleに勝利したというニュースが舞い込みました。 jp.techcrunch.com 火曜日(米国時間3/27)に連邦控訴裁がこの訴訟に新しい命を吹き込み、GoogleがOracleのJavaAPIsを使ってモバイルオペレーティングシステムAndroidを作ったことは著作権法の侵犯にあたる、と裁定した。 とはいえ、経緯を知らない人にとっては何のことやらわからない記事だと思いますので、短時間で理解できるようにまとめてみたいと思います。 賠償金額

(This post is coauthored byAlexander Thomson and Daniel Abadi) In the last decade,databasetechnology has arguably progressed furthest along thescalability dimension. There have been hundreds of research papers, dozens of open-source projects, and numerous startups attempting to improve thescalability ofdatabasetechnology. Many of these newtechnologies have been extremely influential---some
オープンソースからハイスクールフリート、The Beatlesまで何でもありの自称エンターテインメント日記。 うちにある一番古いOpenOffice.org 現在、Apache OpenOfficeのProject Management Committee (PMC) のChair(要するに代表者)であるDennis E. Hamiltonさんによって、Apache OpenOfficeプロジェクトを終了させ、その後の処理をどうするのかの提案がされています。 [DISCUSS] What Would OpenOffice Retirement Involve? (long) ソースコードはThe Apache Attic(Atticは屋根裏の意味)に置き、それ以外のインフラやソーシャルメディアのアカウントは原則として閉鎖、というのが概要です。 その理由はApacheプロジェクトの成熟モデル

米国で、オラクルがグーグルを著作権侵害で提訴した、というニュースが流れています。なぜオラクルはグーグルを訴えたのか、その裏にどのような思惑が隠れているのでしょうか? その解説をPublickeyのゲストブロガーとして、ITジャーナリストの星暁雄さんに書いてもらいました。また、記事の要所には星さん自身のブログへのリンクがありますので、興味がある方は参照してみてください。AndroidがJavaの特許と著作権を侵害している? 2010年8月12日、OracleはGoogleを訴えた(関連記事)。Oracleの主張は「AndroidがJavaプラットフォームに関する特許と著作権を侵害している」というものだ。 一方Googleは翌8月13日に「訴訟には根拠がなく、Googleとオープンソース・コミュニティへの攻撃である」との声明を一部メディアを通して発表した(関連記事)。今後両社は全面対決するこ

「NoSQLはソーシャルメディアのようなネットアプリケーション向けであり、企業内のデータベースとしては向かない」。これまでNoSQLデータベースは一般にそう思われていました。 しかしオラクルは今月、サンフランシスコで開催した「Oracle OpenWorld 2011」でビッグデータ市場への参入を表明。製品として、企業向けデータベースとしてキーバリュー型データストア「Oracle NoSQLDatabase」と「Apache Hadoop」を搭載した「Oracle Big Data Appliance」を発表しました。 オラクルは企業が使うデータベースとしてNoSQLやHadoopをどのように位置づけようとしているのでしょうか? 昨日10月25日に都内で開催された日本オラクル主催のイベント「OracleDatabase/Exadata Summit」において、米オラクルでデータベース製

米オラクルは9月21日、データベースの専門家がいない中小企業でも容易に導入し、自動化された運用で手間のかからないOracleデータベースマシン「OracleDatabase Appliance」を発表しました。 企業がデータベース導入で直面する大きな課題の1つが運用にかかるコストです。データベースの知識のあるエンジニアを情報部門で雇用して保守を担当させるか、あるいはSIerのような専門家に運用支援を依頼する必要がありました。 クラウドが注目されているのは、こうしたデータベースを含むIT基盤の運用一切を外部にアウトソースできるためです。人的資源も含む固定資産が不要になり、運用コストが変動費化すると同時に大幅に圧縮できます。 しかしオラクルのラリー・エリソン氏は以前からクラウド嫌いで知られており、自社製品としてはクラウドに背を向け続けています(クラウドベンダを通してクラウド上でのライセンス提

お仕事のデータベース一式のリース切れ間近ということで、リース延長で耐えることができるのか、それともシステム更改が必要なのかを見極めるため、最近はデータベース周りのチューニングばかりやってます。 当初設計時に、5年間持つ設計をしたのですが、流石に5年目にもなると予定とはそれなりに乖離が発生するものです。テーブル&インデックス設計をユーザ向けの処理をとにかく高速に処理できるように設計したので、ユーザ向けの処理は速度的に全然大丈夫なのですが、データの肥大化によるバッチ処理のパフォーマンス劣化が顕著です。単純にストレージとCPU パワーが足りていないのでしょう。 しかしながらチューニングの余地はまだまだ十分にありそうです。バッチ向けの最適化を図ることにしました。うまくいけば来年度どころか、後数年はリース延長で延命できるかもしれません。 今回実施したチューニングの1つのポイントとして、バッチ処理向
オラクルがサン・マイクロシステムズを買収後、一部のオープンソースプロジェクトとのトラブルが報道されてきました。OpenOffice.orgは主要な開発者が新たにDocument Foundationを設立してLibraOfficeの開発を始め、Hudsonも同じようにJenkinsとしてオラクルから独立しました。Javaに関連してオラクルがグーグルを訴えてもいます。 これらから、MySQLについての今後も不安視されている面がありました。MySQLの次期バージョンはMemcachedAPIを備える!MySQL Conference & Expo 2011基調講演 - Publickey しかし次期バージョンとなるMySQL 5.6とMySQL Cluster 7.2の機能強化をみると、MySQLの開発ペースはむしろ以前より上がっており、同製品の将来についての不安を払拭するものになってい

サーバとストレージの性能向上に伴い、それまで複数のサーバで処理していたものを1台の高性能なサーバにまとめる「サーバ統合」は、数年前から大きなトレンドの1つになっている。サーバ統合によりサーバの利用率が向上し、また監視すべきポイントが1カ所になるため運用コストの削減になり、管理すべき対象も減るためにセキュリティの向上にもつながるためだ。
「少し設定を変えるだけで、Oracleの性能がもっと上がったり、安定した運用が実現できる」。オラクルの情報を集中的に提供しているWebサイト「OracleTech.jp」で、僕がオラクルエンジニアにインタビューをしてその本音をまとめた記事「トラブルを防ぎ、性能もアップできる!OracleDatabase開発/運用の鉄則」が公開されています。 インタビューを行ったのは、ふだんからOracleユーザーの現場と接している4人のオラクルエキスパートの方々。OracleDatabaseの開発/運用の鉄則を語るエキスパート。左から、テクノロジー製品事業統括本部 秋山真一氏、産業営業統括本部 宇多津真彦氏、カスタマーサービス統括 藤田一哉氏、コンサルティングサービス統括 小田圭二氏。聞き手はPublickey 新野淳一 パラレル機能で高速化しないのはもったいない 現在、ほとんどのサーバにはマルチ

1OracleDatabaseのエディション この章では、OracleDatabaseのエディションと、各エディションで使用できる機能について説明します。この章は、次の項目で構成されています。OracleDatabase製品ファミリ エディション別の使用可能な機能 Exadata、ZFSおよびPillar Axiom 600ストレージ・プラットフォーム固有の機能Windowsプラットフォーム固有の機能 特殊な使用方法のライセンスOracleDatabase製品ファミリOracleDatabaseには、様々な開発とデプロイメントのシナリオに適した5つのエディションがあります。また、Oracleには、特定の用途にあわせてOracleDatabaseの機能を拡張する、複数のデータベース・オプション、パックおよびその他の製品が用意されています。この項では、Oracle Dat
インメモリー・データベースがもたらす 驚異のリアルタイム性能 ~Oracle TimesTen In-MemoryDatabaseは データベースの限界を突破する ~Oracle TimesTen In-MemoryDatabaseは、現時点で最も進化したインメモリー・データベースといえる。高速トランザクション性能、開発生産性の高さといった従来の特長に加え、2007年3月に発表された新バージョンではOracleデータベースとの親和性が高まった。高負荷Webアプリケーションの開発スタイルにどんな変革がもたらされるのか? 「インメモリー・データベース」と聞いて、ピンと来るアプリケーション開発者はどれくらいいるだろうか。「インメモリー」というからには、データベースをメモリ上に常駐させてディスクI/Oのオーバーヘッドを減らすという程度の推測はできる。だが、一般のRDBMSと同等の耐障害性が
DBを革新させる「RAC」 仮想化などにより、拡張性や可用性を高める原理を詳説OracleDatabaseはDBエンジンとしての性能向上と並行して、DBシステムとしての技術も充実させてきた。中でも大きく進化したのが「RAC」だ。パート3ではテクノロジーの側面からRACを解剖すると共に、ストレージを仮想化する「ASM」などを用いてDBシステムの拡張性や可用性を高める仕組みを分かりやすく解説する。 安価なハードウェア(サーバー、ストレージ)を利用可能にしながら、性能や可用性、運用の容易性といった相反する要件を満足させる。Part1で示した通り、これがOracle Database 11g R2の最大の特徴である。それを支えるのが、複数のサーバーやストレージをあたかも1つのコンピュータ資源であるかのように使えるようにする「Oracle Real Application Clusters(RA
米Sun Microsystemsは4月8日(米国時間)、オープンソースのデスクトップ仮想化アプリケーション「Sun VirtualBox 2.2」を公開した。Distributed Management Task Force(DMTF)の仮想化標準「OVF(Open VirtualMachine Format)」をサポート、相互運用性を強化した。 最大の特徴は、OVFのサポート。OVFはDMTFが策定する仮想マシン共通仕様で、仮想マシンや仮想アプライアンスのインポート/エキスポートを可能にする。OVFをサポートすることで、仮想マシンや仮想アプライアンスを開発環境と運用環境との間で容易にやりとりできる。また、OVFをサポートするほかの技術との相互運用性も確保するという。 このほかの特徴として、ハイパーバイザーの最適化により性能を強化、これまでのリリースで最速とした。OpenGLを利用した

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