CSSを拡張したメタ言語であるSass、そしてその別文法として定義されたSCSSについて、960.gsなどのCSSフレームワークと絡めて、Sass (主にSCSS)の良さを解説する。CSSフレームワーク Sass SassyCSS aka SCSS SCSSでCSSフレームワーク 2カラムレイアウトの作成 clearfixやResetCSSの組み込み カラム幅の変更 カラムの入れ替え SCSSで完結することの意義 まとめ 最後にCSSフレームワーク 960.gsやBlueprint、BlueTripなどCSSフレームワークと呼ばれるものは色々ある。フレームワークと名乗るだけのことはあって、それらの生産性はとても高い。テンプレートで適切にクラス名やIDを埋め込むだけなので、複雑怪奇なCSSコーディングを意識することなく誰でも簡潔にきれいなカラム・レイアウトを作成できる。HTML 4
IE6, 7, 8を含めたクロスブラウザに対応した、画像を使用せずにCSSでグラデーションを適用したボタンを実装する実用的なチュートリアルを紹介します。 Cross-browserCSS gradient buttons デモページ [ad#ad-2] ボタンにはborder-radius, box-shadow,text-shadowなどCSS3がふんだんに使用されていますが、グラデーションはIEでも適用されます。 ホバー時のキャプチャ 実装のポイント スケラービリティ 文字のサイズを変更するとボタンのサイズもそれに合わせて拡大・縮小 アジャスタビリティ padding, font-sizeを変更することでサイズ調整可能 フレキシビリティ あらゆるHTML要素に適用可能 コンパチビリティ 主要ブラウザに優雅なグラデーションを提供 ユーザビリティ ノーマル時、ホバー時、アクティブ時を用
趣旨 ウェブページとして描画されたHTML 要素の画面上の位置を取得する。一見簡単そうに見えるこの作業が、現在実装されているブラウザ上ではとてつもなく難しい。そのことを以下で説明していく。 情報ソース この問題に関して調べたところ、最もよく出来ているエントリは、susie-t 氏による offsetTop/offsetLeft/offsetParentの闇 である。とてつもない力作で、実に多くのケースにわたって、包括的に探究が行われている。まるで犯人を追跡する刑事のような執拗さである。氏の自己紹介では「ナマケモノのプログラマ」とか謙遜されているが、これはとてもナマケモノにできる仕事ではない。 基本中の基本として W3CCSS 2.1 の次の章を抑えておきたい。 8 Box model 9 Visual formatting model 10 Visual formatting mode

Webサイトを作る際に気にしたいのがHTMLやCSSなどが正しく記述されているかどうかです。いくつかのWebブラウザで表示をチェックするだけでなく、HTMLやCSSのタグや用法があっているかもチェックしてこそプロの仕事。 そうしたチェックにはValidator(バリデータ)がよく使われていました。W3Cの「Markup Validation Service」や「AnotherHTML-lintgateway」などが有名なところです。しかし、多くのバリデータはHTML、あるいはCSSなどに機能が絞られており、Webサイト全体のチェックには複数のバリデータを利用しなければなりませんでした。 W3Cから新しく登場したバリデータの「Unicorn - W3C 統合検証サービス」は、HTML/CSS/RSS/ATOMなどWebサイトの主要なマークアップをまとめてチェックしてくれる便利なサービスで

今回はCSS3でもあまり一般的に知られてないtransformプロパティについて説明します。transformプロパティは2008年の11月まではWebkit系とAppleのブラウザとSafariの独自実装でしたが、11月以降は正式にW3CにEditors Draftとして受けいられ、現在は策定中です[1]。 今後のブラウザでは、より一層のCSS3やSVG,HTML5の対応、レンダリングエンジンのスピードに焦点があてられます。いち早く、CSS3に慣れ実践的に使えるように、今から新しいセレクタも含めプロパティを勉強し実践で使えるようしておくべきでしょう。 今回説明するプロパティは『transformプロパティ』と『transform-originプロパティ』です。両方のプロパティに共通するtransform(トランスフォーム)という名前のとおり、『変形』を実装するためのプロパティです。
この数カ月でHTML5のサイトが国内にも増えてきました。先日10周年を迎えた EC studio のサイトもHTML5で制作しています。マークアップの面でのHTML5の導入となりましたが、難しいと思う以上に勉強になることが多くありました。(今も改善を続けています。) http://www.ecstudio.jp/ 個人サイト以外でHTML5を導入するのをためらっている人が多いと思うので、今からでも使っていくためのコツやノウハウをまとめてみました。 新要素をJavaScriptで生成するHTML5の新要素はIEでは未知の要素です。そのため記述していてもDOMツリーが構成されなかったり、CSSが適用されないという問題が生じます。 そこでdocument.createElement(要素名);により、ブラウザ(ユーザーエージェント)にとって未知な存在の要素を生成し、認識させることができます。
はじめに本連載では、「クロスブラウザに対応したデザインテクニック」をテーマに、保守性や互換性に優れたXHTML+CSSの書き方を紹介していきます。 今回は、本連載の総まとめとして、CSSでマルチカラムレイアウト(段組レイアウト)を実現する方法を紹介します。CSSでマルチカラムレイアウトを実現する方法はいろいろありますが、今回は、最も基本的な方法として、前回の記事で解説した「floatプロパティ」および「positionプロパティ」を利用した、「フロート型」と「ポジショニング型」のレイアウトテクニックを紹介します。同時にページレイアウトで起こりがちな問題とその対処方法についても扱います。 対象読者 XHTMLとCSSの基本を理解している方。 Web標準サイトの実践的な作り方に興味のある方。 必要な環境 (X)HTMLやCSSを記述するエディタと、それを確認するブラウザがあれば、特別な環境は

最近になって急に盛り上がってきているZen-Codingをみなさんご存知ですか? Zen-CodingはHTML/CSSをショートカット+スニペットで簡略化してコードを書くことができるライブラリです。 独立したテキストエディタソフトではなく、既存のHTML/CSSエディタにプラグイン的に導入するものです。 Zen-Codingというのもがどういうもので、どんなすごいものなんだ、というのはこちらの動画を見てください。 ※音が出ますのでご注意ください。 Zen Coding v0.5 from Sergey Chikuyonok onVimeo 一体何がおこわれているのか?という感じだと思われますが、今回の記事ではこのZen-Codingの導入方法と使い方の一例を紹介します。 Zen-Codingに対応しているエディタは色々あるのですが、今回は弊社の開発環境しているAptana Studio
ネットで検索をするとCSS のテクニックが山ほど公開されていますが、実際に商用サイトの制作をしていて個人的に利用する頻度が高いテクニックの BEST 5 をご紹介します。 ちょっと凝ったデザインのサイトをコーディングする時に、これらのテクニックに助けられることが多いです。どれも覚えておいて損はないものばかりです! IE6 でも min-height を使う 例えば、異なる高さのブロックを float しつつ底辺のラインを揃えたい時などに、「IE6 が min-height に対応していたら楽なのに!」と思うことがありますが、以下のテクニックを使えば IE6 でも min-height(相当)の適用が可能になります。 [CREAMU]CSSでmin-heightをクロスブラウザにする最も簡単な方法『Easiest cross-browserCSS min-height』 IE6 に mi

Backgrounds In Web Design: Examples And Best Practices 以下、その意訳です。 ウェブデザインのスタイルは常に進化しており、大きな変化の一つに背景の使い方があります。 背景の重要な役割は、ウェブサイトへの興味を視覚的にひきつけることです。 背景はウェブサイトのテーマを支えるものであり、あらゆる可能性を考慮し設計を行う必要があります。 ここではウェブデザインの最近のトレンドをふまえた、背景のベストプラクティスを紹介します。 1. The Basic Background Structures 良い背景を設計する際に、背景の基本構造を知る必要があります。 Body Background bodyの背景は、昔から使用されている背景です。 主にイメージ、イラスト、テクスチャ、パターンなどを使用します。 Content Background コンテ
Over the last several years, developers have moved from table-based website structures to div-based structures. Hey, that’s great. But wait! Do developers know the reasons for moving to div-based structures, and do they know how to? Oftenit seems that people are moving away from table hell only to wind up in div hell. This article covers common problems with layout structure in web design. The fi
Smashing Magazine - WE SMASH YOU WITH THE INFORMATION THAT WILL MAKE YOUR LIFE EASIER, REALLY. Geir Wavik氏がSmashing MagazineにおいてTable Layouts vs. Div Layouts: From Hell to… Hell?においてtable要素とdiv要素、それにCSSに関する興味深い内容をまとめている。WebデザイナやWebデベロッパは一度チェックしておきたい内容だ。タイトルが示しているとおり、table問題からもしかしたらdiv問題に移行してしまっていないか、という内容になっている。 Webページの作成にtable要素を使わずに、かわりにdiv要素とCSSを使った方がいいという指摘はだいぶ以前から登場している。table要素で構築されたHTML/XHTM
SitePoint: New Articles, Fresh Thinking for Web Developers and Designers 既報のとおり、IE6のシェアは純減を続けている。2009年2月のNet Applications調査によればIE6のシェアはFirefox 3に抜かれて3位に落ちた。今後も下落の傾向は続くとみる向きが多い。しかし、依然として19%を越えるシェアはその次のシェアを獲得している4.5%弱のSafari 3.2を大きく上回る。IE8のリリースが控えている状況ではあるが、WebデベロッパやWebデザイナは依然としてIE6対応を継続しなければならない。 IE6固有の問題を回避する方法はいくつもあるが、それらテクニックをまとめたドキュメントがSitePoint: 10 Fixes That Solve IE6 Problemsとして公開されたので注目しておき
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