分散型台帳管理システムである「ブロックチェーン」は、仮想通貨の登場によって世間に広く知られるようになりましたが、2022年にはオーストラリア証券取引所がブロックチェーンシステムへの移行をキャンセルするなど、身近なところまでブロックチェーン技術が浸透するには至っていません。そんな中、Amazonのクラウドコンピューティングサービス・Amazon Web Services(AWS)の元ヴァイスプレジデント兼上級エンジニアであるティム・ブレイ氏が、「2016年にAWSがブロックチェーンへの戦略的投資をしないと決めた理由」について明かしています。 ongoing by Tim Bray ·AWS andBlockchain https://www.tbray.org/ongoing/When/202x/2022/11/19/AWS-Blockchain ブレイ氏は数年間にわたりAWSのヴァイス

AWSが生まれたのは、Amazonが経費削減のためにSunのサーバからHP/Linuxサーバへ切り替えたことがきっかけ。当時の社員が振り返る 1990年代後半に、米Yahoo!などに代表されるインターネット系企業の株が高騰したインターネットバブルが発生しました。 そのバブルが2000年前後にはじけると、ユーザー数の拡大を背景に資金調達をしてきた企業の多くが投資家からの資金を得られなくなり、行き詰まり始めます。Amazon.comもそうした状況のなかで先行きを不安視された企業の1つでした。2001年4月の週刊東洋経済の記事には、最高値の10分の1程度にまで下がった株価のグラフとともに、「莫大な酸素(キャッシュ)を燃やし続けている」「2000年12月末時点で2000億円を超える債務超過だ」と記されています。 当時Amazon.comのデジタルメディア部門ディレクターであったDanRose氏

AmazonのクラウドサービスであるAWSは、コンピューティングやデータベース、ストレージなど、膨大で複雑なサービスで構成されています。こうした豊富なサービス群をうまく組み合わせて利用する「ビルディングブロック」がAWSのメリットでもありますが、サービス数が多すぎてなかなか全体像を把握できないのも事実。フリーランスのエンジニアでありコンサルタントでもあるジョシュア・テイセン氏が自身のブログで、AWSのすべてのサービスを「たった1行」で説明しています。Amazon Web Services https://adayinthelifeof.nl/2020/05/20/aws.html テイセン氏によると、Amazon Dashboardから利用可能なAWSのサービスは記事作成時点で163あるとのこと。そのすべてを正確に理解する必要はありませんが、基本を押さえておくことはいいことであり、問題の

このエントリは、2018年、2019年に公開したAWS全サービスまとめの2020年版です。これまではいくつかに分割して公開していましたが、1エントリにまとめてほしいという要望をもらっていたため、今年は1エントリに集約してみました。 こんにちは。サービスグループの武田です。 このエントリは、2018年、2019年に公開したAWS全サービスまとめの2020年版 です。これまではいくつかに分割して公開していましたが、1エントリにまとめてほしいという要望をもらっていたため、今年は1エントリに集約してみました。どちらがいいのか正直わからないので、フィードバックなどあれば参考にさせていただきます。 2020-01-08 リクエストがあったためAmazon Mechanical Turkを追加。 2018年まとめ 【2018年】AWS全サービスまとめ その1(コンピューティング、ストレージ、データベー

AWS、Amazon PrimeやKindle、Alexaなどで使用していた約75ペタバイト7500のOracleデータベースをダウンタイムなしで自社データベースサービスへ移行したと報告AWSはAmazon PrimeやAmazonMusic、Alexa、Kindleなどを含む同社のコンシューマ向けビジネスで使われていた75ペタバイト、7500個以上のOracleデータベースを、ダウンタイムなしでAWSのデータベースサービスであるDynamoDBやAman RDS、Aurora、Redshiftなどへ移行したことを明らかにしました。 下記は今回移行を完了したシステムです(「Migration Complete –Amazon’s Consumer BusinessJust Turned offits FinalOracleDatabase」から引用) This include

[速報]オンプレミス用AWS「AWS Outposts」発表!AWSが設計したサーバラックをオンプレミスへ持ち込み。AWS re:Invent 2018 同社がラスベガスで開催中の年次イベント「AWS re:Invent 2018」、3日目に行われたアンディ・ジャシーCEOによる基調講演の最後は、VMwareCEOのパット・ゲルシンガー氏を壇上に呼び込んでハイブリッドクラウドの話題となりました。 そして発表されたのが、AWSのクラウドインフラと同等のシステムをオンプレミスに持ち込める「AWS Outposts」です。AWS Outpostsは、AWSが設計した、AWSのクラウドインフラで使われているものと同じハードウェアとソフトウェアをラックマウントのシステムとしてまとめたものをオンプレミスに持ち込むことで、オンプレミスでもAWSと一貫性のあるクラウドインフラが利用可能になるというも
![[速報]オンプレミス用AWS「AWS Outposts」発表! AWSが設計したサーバラックをオンプレミスへ持ち込み。AWS re:Invent 2018](/image.pl?url=https%3a%2f%2fcdn-ak-scissors.b.st-hatena.com%2fimage%2fsquare%2ff4fd283eb2ee5703fa2f9943bbbd80fb7b7ad3b7%2fheight%3d288%3bversion%3d1%3bwidth%3d512%2fhttps%253A%252F%252Fwww.publickey1.jp%252F2018%252Fawsoutposts01.gif&f=jpg&w=240)
はじめに 自分が使っているAWS環境のセキュリティに問題がないかと心配になることはないでしょうか?私はよくあります。そこでCISAmazon Web Service Foundations Benchmark というAWSのセキュリティのガイドラインに沿って使っているAWSアカウントのセキュリティの状況をチェックしてみました。チェック項目は全部で52あります。内容を一通り確認したところ知らなかったAWSのセキュリティの機能やノウハウを知ることができ、見ただけでもとても勉強になりました。簡単にチェックする方法も併せて紹介しますのでぜひ使っているAWS環境でチェックしてみてください。 1 IAM 1.1 rootアカウントを利用しない rootアカウントは強力な権限を持つため、rootアカウントを利用せずIAMユーザーを利用してください。通常運用でrootアカウントが利用されていないか確認し

AWS NewsBlogAmazon EKS – Now Generally Available We announcedAmazon ElasticKubernetes Service (Amazon EKS) and invited customers to take a look at a preview during re:Invent 2017. Today I am pleased to be able to let you know that EKS is available for use in production form.It has been certified asKubernetes conformant, and is ready to run your existingKubernetes workloads. Based on the mos

背景AWSでVPC作ったりしたことあるけど、GCPやったことないって人は色々違いに戸惑う アカウントの関係性、ネットワークの概念の違いなどを理解したのでまとめたAWSとGCPのアカウントの考え方の違いAWSの場合、ある人間に対して色々なAWSアカウントが付与される。 (人間) -> 個人で発行されたアカウント -> 会社で発行されたアカウントGCPの場合、ある人間は色々なプロジェクトというものに属することができる。 そして、その人間が使うアカウントはGmailとかで使ってるようなGoogleアカウントである。 (人間 withGoogleアカウント) ->プロジェクト 会社のやつ ->プロジェクト 何の関係もない個人のやつGCPの方が始めるのはすごく簡単な気がする。アカウント管理もGoogleアカウントさえやっときゃいいみたいな感じなので、Googleにロックインされる感は

AWS ComputeBlog Ad Hoc Big Data Processing MadeSimple with ServerlessMapReduce September 8, 2021:Amazon Elasticsearch Service has been renamed toAmazon OpenSearch Service. See details. Sunil Mallya Solutions Architect Big data processing solutions have been usingAWSLambda more lately; customers have beencreating solutions such asbuilding metadata indexes forAmazon S3 usingLambda and Ama
AWS NewsBlog Auto Scaling Update – Lifecycle Management, Standby State, and DetachInstances Auto Scaling is a keyAWS service. You can useit tobuild resilient, highlyscalable applications thatreact to changes in load by launching or terminatingAmazon EC2 instances as needed, all driven by system or user-defined metrics collected and tracked byAmazon CloudWatch. Today we are enhancing Auto S
概要AWSのPaaSであるElasticBeanstalkを利用している場合、アプリケーションのデプロイの際にスクリプトを自動実行する事ができます。この機能によって、アプリケーションが動作するのに必要な設定をコードによって明示的に記述する事ができます(所謂 Infrastructure as Codeと言われるものが実現できます) なぜ必要か? クラウドのインフラは基本的にOn Demandモデルであり、欲しい時に利用しそしてそれを使い捨てにします。これは従来のインフラの考え方と大きく異なっており、たとえば従来は必要なOSの設定やミドルウェアの設置を一度するとそのまま運用し続けていたのに対し、クラウドではそのインスタンスの生成と破棄が頻繁に行われます。持続的に運用し続けるプロダクションの環境であってもそれは同様で、オートスケール等はその良い例です。 ElasticBeanstalkの場合
![[ElasticBeanstalk] デプロイ時の自動実行スクリプト - Qiita](/image.pl?url=https%3a%2f%2fcdn-ak-scissors.b.st-hatena.com%2fimage%2fsquare%2f577cd65387e5dd9a7d93071ccc65265c452a79ee%2fheight%3d288%3bversion%3d1%3bwidth%3d512%2fhttps%253A%252F%252Fqiita-user-contents.imgix.net%252Fhttps%25253A%25252F%25252Fqiita-user-contents.imgix.net%25252Fhttps%2525253A%2525252F%2525252Fcdn.qiita.com%2525252Fassets%2525252Fpublic%2525252Farticle-ogp-background-afbab5eb44e0b055cce1258705637a91.png%25253Fixlib%25253Drb-4.0.0%252526w%25253D1200%252526blend64%25253DaHR0cHM6Ly9xaWl0YS11c2VyLXByb2ZpbGUtaW1hZ2VzLmltZ2l4Lm5ldC9odHRwcyUzQSUyRiUyRmdyYXZhdGFyLmNvbSUyRmF2YXRhciUyRjExZDZmMDAxZGZkMWVkYzhlN2ZiYTg5M2RhYzkxMWVjJTNGZCUzRGh0dHBzJTI1M0ElMjUyRiUyNTJGaWRlbnRpY29ucy5naXRodWIuY29tJTI1MkZmYzhmNThhNjZkYWNlODUyMWU0YzFhZGIzYjUxOWU1OC5wbmclMjZyJTNEeD9peGxpYj1yYi00LjAuMCZhcj0xJTNBMSZmaXQ9Y3JvcCZtYXNrPWVsbGlwc2UmYmc9RkZGRkZGJmZtPXBuZzMyJnM9MWVhZjA4YWY1YzA3OTMxNjc4NWJmMDdmZWZlOGU2MGY%252526blend-x%25253D120%252526blend-y%25253D467%252526blend-w%25253D82%252526blend-h%25253D82%252526blend-mode%25253Dnormal%252526s%25253Dc10fb10a3920c609d623bfb38dce225a%253Fixlib%253Drb-4.0.0%2526w%253D1200%2526fm%253Djpg%2526mark64%253DaHR0cHM6Ly9xaWl0YS11c2VyLWNvbnRlbnRzLmltZ2l4Lm5ldC9-dGV4dD9peGxpYj1yYi00LjAuMCZ3PTk2MCZoPTMyNCZ0eHQ9JTVCRWxhc3RpY0JlYW5zdGFsayU1RCUyMCVFMyU4MyU4NyVFMyU4MyU5NyVFMyU4MyVBRCVFMyU4MiVBNCVFNiU5OSU4MiVFMyU4MSVBRSVFOCU4NyVBQSVFNSU4QiU5NSVFNSVBRSU5RiVFOCVBMSU4QyVFMyU4MiVCOSVFMyU4MiVBRiVFMyU4MyVBQSVFMyU4MyU5NyVFMyU4MyU4OCZ0eHQtYWxpZ249bGVmdCUyQ3RvcCZ0eHQtY29sb3I9JTIzMUUyMTIxJnR4dC1mb250PUhpcmFnaW5vJTIwU2FucyUyMFc2JnR4dC1zaXplPTU2JnR4dC1wYWQ9MCZzPTY2MWY5ZWZjNjJhZjAxMjE5MDNlODRjNmRhMTM2ZjY4%2526mark-x%253D120%2526mark-y%253D112%2526blend64%253DaHR0cHM6Ly9xaWl0YS11c2VyLWNvbnRlbnRzLmltZ2l4Lm5ldC9-dGV4dD9peGxpYj1yYi00LjAuMCZ3PTgzOCZoPTU4JnR4dD0lNDB0YWtheXVraWkmdHh0LWNvbG9yPSUyMzFFMjEyMSZ0eHQtZm9udD1IaXJhZ2lubyUyMFNhbnMlMjBXNiZ0eHQtc2l6ZT0zNiZ0eHQtcGFkPTAmcz02NTc1MzE4YTg1NjM0NWQ1MzE3MmE4MGY0MjRkNzEwZg%2526blend-x%253D242%2526blend-y%253D480%2526blend-w%253D838%2526blend-h%253D46%2526blend-fit%253Dcrop%2526blend-crop%253Dleft%25252Cbottom%2526blend-mode%253Dnormal%2526s%253D77bc664418e756e7326a1cb1b4c89bac&f=jpg&w=240)
先日、新インスタンスタイプとなるT2インスタンスがリリースされましたね! 【AWS発表】バースト可能な性能を持つ新しい低コストEC2インスタンス いままで特にお世話になっていた t1.micro/m1.small の 後継というべきインスタンスでしょうか。 しかし実際に使ってみると、T2インスタンスならではの特徴がいくつかあるようです。 これから一番お世話になりそうなT2インスタンスですし もう少し詳細に調査し、その結果をまとめてみました。 ベースライン/クレジット/バーストという概念CPUの性能に関する概念です。 t1.microにもバーストという機能はありましたが T2では実装が大きく異なるようです。 要約すると という感じでしょうか。 また、 1クレジット=1分間バースト可能 と覚えておくとよいでしょう。 10クレ持っていれば、10分間バーストし続けられる、ということです。 インス

こんにちは。望月です。 今日はS3とIAM Policyについて、小ネタを書いておきます。 S3を利用するためのIAM Policy S3にはManagement Consoleの他にもCyberduckやCloudBerry Explorer等、様々なGUIクライアントが存在します。 当社の標準では、「アカウントのrootユーザ(アカウントが発行された後すぐに利用できるユーザ)は絶対に使用せず、ユーザ毎にIAM Userを作成する」というのが標準になっているので、用途ごとにIAM User(or IAM Role)を発行して、必要な権限を割り当てていくことになります。 その中でよくお客様から上がる要望の中に、「S3の特定のバケットのみを操作できるユーザで、S3をGUIクライアントから操作したい」というものがあります。その時にまず最初に思いつくのは、以下のようなPolicyです。 { "S

08 April 2013 Web applications deployments cannot be slow. The definition of slow, of course, is relative. I like to think slow is anything thatbreaks the flow, that takes long enough to make me lose focus of what I am doing. Recently I moved aRails 3 app fromHeroku toAmazon Elastic Beanstalk (EB). Deploying toHeroku was not showing the best performance results, but to EB was taking enough ti
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