このごろ、晴れた日の夕方に南西の低い空を見ると、金星が大変明るく輝いていることに気がつきます。12月4日には最大光度のマイナス4.9等となりました。この「マイナス4.9等」という数字を見て「あれ?」と思った方はいませんか?実は、金星の明るさは、これまで最大でもマイナス4.7等程度としていたのですが、その数値が変わったのです。 金星の明るさの変化 地球から見ると、金星は遠ざかったり近づいたりしながら満ち欠けを繰り返しているために、その明るさが変化します。惑星は、地球から見て、太陽の光を反射する面積が大きく見えるほど明るくなります。ですから、一般的には地球からの距離が近い場合、また欠け方が小さい場合に、明るく見えることになります。しかし金星の場合には、地球より内側の軌道を回る惑星ですので、地球に近い位置にあるほど欠け方が大きくなります。そのため、地球からの距離が最も近い内合のころでも、最も欠け

惑星によって重力の大きさは異なり、地球の重力加速度は約9.8メートル毎秒毎秒であることが知られています。この重力加速度の差を「上空1km地点からボールを落とした際の落下時間」によって可視化したムービーを宇宙航空研究開発機構(JAXA)に所属するジェームズ・オドノヒュー氏が公開しています。 A 1 Kilometer "Ball Drop" On Solar System Bodies - YouTube 画面には左から順に「太陽(SUN)」「水星(MERCURY)」「金星(VENUS)」「地球(EARTH)」「月(MOON)」「火星(MARS)」「ケレス(CERES)」「木星(JUPITER)」「土星(SATURN)」「天王星(URANUS)」「海王星(NEPTUNE)」「冥王星(PLUTO)」といった太陽系の惑星&準惑星が並んでいます。また、画面上部には経過時間とその時点での速度が表示さ

(CNN) 米大学の研究者らは6日までに、太陽系最大級とみられる火山を日本東方沖に発見したと発表した。 研究チームを率いる米ヒューストン大学のウィリアム・セーガー教授によると、「タム山塊」と呼ばれる火山は日本の東約1600キロの太平洋海底に位置する。 面積は約31万平方キロで、米ニューメキシコ州とほぼ同じ大きさだという。活発な活動を繰り返す火山のうち最大級のハワイ州のマウナロア山(約5180平方キロ)と比較してもその大きさが際立つ。 セーガー氏は「他の海底火山と比べて形状が異なる。巨大火山がどのように形成されるのかを解き明かす鍵になるかもしれない」と語った。 タム山塊は約1億4500万年前に形成され、それから数百万年以内に活動が不活発になったとみられている。

冥王星はいつだってミステリアス! 冥王星の表面で、ちょっと不思議なことが起こっています。数キロごとにいくつもの丘が存在しているんですが、なんとその丘、動いているようなんです。NASAはこの現象に対して「これはただの丘ではなく、氷山なんです」と説明しています。この説明、あるコトを除いては、きちんとした説明に思われます。だって、冥王星の表面は氷ですよね。じゃあどうして氷の上に氷山が浮くんでしょうか? 冥王星の氷の上に浮く氷の動きは、NASAのニュー・ホライズンズチームでも1ヶ月以上議論され続けてきました。 実は、氷の上で氷が浮くということに対する説明は、つじつまが合うんです。なぜなら氷には2つ種類があって、一つは冥王星では普通に存在する窒素の氷。そして、もう一つは私たちがよく知ってる水の氷。窒素氷は、水氷よりもかなり密度が高いんです。 ということは、水氷の丘は窒素氷の上に浮くことができるんで

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