オタクがする女性向け作品の紹介で「乙女ゲームではないこと」が売りとして挙げられることが多いとの話題を見かけた。 確かに「乙女ゲーム」のタグが付けられた瞬間、sageても許されるような風潮を感じることは少なくはない。 乙女ゲーを筆頭にギャルゲー・BLゲー等の恋愛ゲームが好きなオタクとしては、「乙女ゲームじゃないから!」等の言外の「乙女ゲーム(笑)」な軽視に辟易しているが、本当に乙女ゲームを軽視している層の他に、ユーザーと非ユーザーの間で想像する「乙女ゲーム」が別物のため生じる誤解も感じている。 女性向けゲーム=乙女ゲームだと誤認している男性キャラクターが多く、主なターゲット層が女性に設定されている作品は広く「女性向けゲーム」と呼ばれているが、乙女ゲームとは限らない。 イメージ的には下図。 女性向けゲーム ├ 育成ゲーム (刀剣乱舞、あんスタ!!、A3! 等) ├恋愛ゲーム | ├BLゲー

「ウミガメのスープ」が今、楽しい。 面白みのないストーリーで、どこにでもいるような魅力の薄い登場人物が、普段誰もが過ごしているような日常を送るだけの、無名の小説家による小説。 そんな何の変哲もない小説が、何の変哲もないために売れまくっているという。 どういうことだろう?*1 こういった一見説明のつかない状況に対して、プレイヤーははい/いいえで答えられる質問を投げかけ、出題者がそれに答える。この質疑応答を繰り返して、真相に近づいていくゲームだ。 たとえばこの問題なら、 Q.日記や自伝小説のようなジャンルですか? →いいえ! Q.現代日本の話ですか? →はい! Q.買っている人達は、読む用途が目的で買っているのですか? →はい! Q.結果、無名な小説家は儲かりましたか? →いいえ! Q.その小説家は、死後に評価されましたか? →はい! Q.小説を買っている人々にとって、小説の内容はなんの変哲も

ウィザードリィ、というゲームがある。 元々は、1981年にApple IIというパソコン用に発売されたゲームで、その後ありとあらゆるパソコン、ありとあらゆるゲーム機に移植されて、世界中で超絶大人気になったゲームだ。今でいうところの廃人養成ゲームだったといっていい。 ウィザードリィは、自分のパーティ(冒険者チーム)を作ってダンジョンを冒険する、いわゆるダンジョン探索型のRPGだ。 いわゆる、といっても、後に出てくる全ての「ダンジョン探索型のRPG」の始祖の位置にウィザードリィがある、と言っても別段言いすぎではないだろう。ウィザードリィは、それ程衝撃的であり、革新的であり、中毒的だった。 勿論ウィザードリィの下敷きには、「D&D」というこれまた偉大なゲームがあるのだけど、それはまた別の話だ。 ウィザードリィのなによりすごいところは、「世界の半分が、プレイヤーの想像にゆだねられている」という点だ

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