あらすじ死んだ友人をイタコに口寄せしてもらうために、大学時代の同級生である龍村景一、内海拓、三好土蜘蛛の3人で青森県の恐山に行ってきました。 期間は2025年10月12日から14日までの3日間でした。 口寄せして話したかったのは現代美術作家の故Sさんです。 彼は自分たちの学部時代に教授(准教授)の立場でもありました。 登場人物紹介●龍村景一漫画家 大学同級生 ●内海拓 映像作家 大学同級生 ●三好土蜘蛛 フリーター 大学同級生 ●Sさん 現代美術家 学部時代の教授(准教授)という立場でもあった (以下、当時執筆した日記を元にした口語文になります。) 恐山口寄せ旅行前日譚「Sさんとまた話したいね」 と最初に言ったのは三好だったと思う。 Sさんは2022年、大学の敷地内で制作中の事故のため亡くなった。この事案は学内での死亡事故だったにもかかわらず、大学側から詳しい経緯説明が公表されず、告示さ

40代になってしばらく立ちますが、ふと立ち止まって「成長とは何か?」と考えることが増えました。 20代の頃は、何もわからないなりに必死に目の前のことをこなしていました。30代では、キャリアを積み上げることに集中し、技術を磨き、実績を重ねてきました。しかし40代になると、違う種類の問いが浮かび上がります。単に技術を磨くだけでは不安や満足感のなさ、「人として」どう成長していくかという、より深い問いです。 正直、このフェーズになると、成長することの難しさも実感します。経験を重ねると、自分のやり方が固まり、新しいことに挑戦する勇気が減っていく。若い頃のような勢いはなく、変化への抵抗も大きくなる。 「このままでいいのか?」という問いと、「でも今更変われるのか?」という不安が交錯します。 私はプロダクトデザイナーとして働いていますが、この記事では肩書にとらわれず、人として成長するために必要なことを考え

✑ 川添 愛 この書評の依頼が来たとき、私は多数の締切に追われていた。とても引き受けられる状態ではなかったが、引き受けざるを得なかった。だって、あの島本和彦先生が「締切」について書いた本だ。私は熱血漫画家・炎尾燃を主人公とする『吼えろペン』シリーズに多大な影響を受け、フリーでやっていくエネルギーをもらってきた。どんな状況であっても引き受けるし、むしろ締切に追い立てられている今こそ引き受けるべきではないかっ! こんなふうに、炎尾燃よろしく瞳に炎を宿した状態で担当者に「やります!!!」と返事をしたのだった。 実際、本書から得られたパワーは計り知れず、おかげで他の仕事は超スピードで片付いた。いいタイミングで読めたのは幸運だったが、本書の書評を書く段階になって非常に困った。 というのも、読みながら取っていた大量のメモがほとんど役に立たないのだ。「そうか!」「なるほど‼」「さっそくやります!!!」の

15歳のころ神がいた。画面の向こうにいた。htmlタグでつくられたあわい色使いのサイト。エンターボタンを押した先で、神は大人気スポーツ漫画の二次創作をやっていた。漫画も絵も小説もかける人だった。なにも生み出したことのない私にとっては天上人だった。天才ってなんでもできるんだ、と中学生の私は思い込んだ。神の全てが正しかった。30000hitありがとう、と神が書いていれば30000hitってすごいんだなと思ったし、ヤニが切れたと神がブログにつづればヤニなんてかっこよすぎると思った。神は私の一つ上の16歳だった。今よりなにもかもがゆるい時代、彼女の二次創作では未成年のキャラクターたちがとうぜんに飲酒し喫煙していた。そのせいかもしれない。同じサイトの中にいるキャラクターたちと神を同じ階層で見るようになって、もう強烈に憧れた。 神がサイト内のブログにつづるファッションやほんのりにおわせる彼氏の存在も

金は働けば勝手に増えていく。 でも、得たものが金だけでそれ以外に何もない。 いつも考えるのは、あの時、ああしとけばよかった、ばっかり。 老後のためと思って、程よく遊びつつ貯金したけど、その程よい遊びって働くためのストレス解消であって、楽しむためにやってたんじゃないよなって今更思った。 金は増えてるけど、思い出とか何もない。 で、老後?何すんのよって話。 でも、もう、体がワーカーホリックになったっていうか、働いてお金を得るって行動をしないと落ち着かなくなってる。 これって大人?ロボット? 遊びたいけど、どう遊んだらいいのか分からん。 遊び方を知らない。 遊びはたくさん知ってるけど、プランニングができない。分からない。 金だけがそこにあって、何をしたいのか分からない。 好きなことやろうにも、もう年齢がどうとか考えちゃって何もできない。 こんなことなら、若い頃に遊んで、年老いてから、若い頃の思い

10年とほんの少し前に、多分そこそこ仲が良かったはずの後輩が死んだ。大学で知り合った後輩だが、なんやかんやXのアカウントも相互になってネットでもリアルでも付き合いのある後輩だった。 「仲が良かったはず」などという奥歯に物が挟まったような変な言い方なのには理由がある。そいつが死ぬ2年程前に、喧嘩、という訳でも無いのだが、そいつに一方的に嫌われて関係は切れていたからだ。その間の事は共通の知り合いから伝え聞く程度の話しか知ることはなかった。 リアルの後輩で、Twitterでも相互だったため、昔は共通のフォロワーが大量にいたし、そいつの紹介で知り合ったそいつのリアル知り合いのフォロワーなんてのもいた。 まかり間違って相手の親御さんに話が伝わりでもしたら、申し訳ない。 なので、なんとなくたまに「昔、学歴コンプレックスをこじらせて死んだ後輩がいる」なんてツイートはしても、それを大声で語る事は無かった。

うちの母は私を産む前は仕事人間だったらしい。 父と母はかつて同僚、先輩後輩で父が後輩の母の仕事ぶりに惚れて結婚したと聞いた。父は仕事ができる方じゃなかったらしく、当時にしては珍しく母は昇進、父は部下になってしまったらしい。この話をする父のちょっと恥ずかしそうでうれしそうな顔は今も忘れられない。 母は私を産んで仕事を辞めた。 父は自分が辞めるから、お前には仕事をしてほしいといったらしいが母はそれを聞かなかった。母のほうが給料も上で、家計のダメージを考えても産後しばらく休んでから復帰したほうが良かったんじゃないかと思う。父が言うには母は上からも期待されていたらしく、ちょっと特別待遇をとってまで現場に戻ってもらうつもりだったらしい。 でも母は仕事を辞めた。 父母ともに両親と折り合いが悪く、ほぼ絶縁状態であったために嫁姑問題なども存在しなかったと聞く。父はもちろん止めた。産前は仕事復帰できるかな、

増田はとある成人済みの社会人である。とはいえ増田の属性はここでの話に関係がない。長々と書いてあるのは最近起こったある出来事について、そしてそれに対して増田が思ったことについてである。 身近にいる誰かに話すには少し気恥ずかしく、かと言ってSNSで自己を保ったまま発信するようなことにも思えなかったのでおっじゃあ匿名だしここに書き記しておこうかなと思った次第だ。 さて、増田の家ではペットを飼っている。この度そのペットが病気になり、かなり難しい治療をしていくことになった。とはいえその彼はなかなかの高齢で、病院や我々家族の方針によっては治療はほとんど行わない可能性もある。つまるところ、彼が死ぬ可能性が多分にあると言うことだ。それを聞いて増田が最初に思い出したのが、その彼が小さく、増田がまだ学生だった頃のことだ。 彼はとても甘えん坊で、抱っこが大好きだ。当時、増田は無気力で『何もかもめんどくさいこの世

hina@2y @hina47116083 50代パワハラおじさんが若手男性社員に「育児ばっかりしてさ、飲みに行くのが月1なんて、自分の楽しい時間が全然ないでしょ?人生それでいいの?」と言ったら、若手が「‥え!家族と過ごす事が自分の楽しい時間なんじゃないですか‥?え‥!?」と本気で困惑しながら返答したのが飲み会のハイライト。 2025-03-30 21:16:56 すき焼き @SDBH8912 @hina47116083 なんで終業後に職場の人と過ごさなアカンのよ 誰かの悪口とか説教とか聞きたくない 苦痛で仕方ない 出世には全く興味ない お気楽に定年まで過ごしたい上司の機嫌取りなんかどうでもいい 息子や娘と話してるほうがよっぽど楽しい 他にポケカ、PSA投げ、ゲーム、ネット、家でしたいこと山ほどあるんよ 2025-04-01 05:11:11 孔明@25/6/22ßź×ホルモン @_25

打首獄門同好会 @uchikubigokumonSNSにて「未婚男性は45歳で気が狂うと言われている」との記載を目にする。まずい、当バンドのリーダーはこの条件を満たしている。 が、同じくSNSで「正気を保つには蕎麦を打つかスパイスカレーを作るしかない」との記載も目にする。なるほど。やぶさかでない。どちらもまだ曲にしてないし。やるか。 2025-03-08 19:28:15 宮本(本人) @smokeRDP 未婚男性45歳で狂う説、やっぱり性欲落ちてそれまで35年間金玉の言うこと聞いて生きてきたのに急に金玉にはしご外されてメンタルが不安定になるからじゃないかな… x.com/uchikubigokumo… 2025-03-09 18:44:20

手芸が得意なお母さんのエッセイ漫画で、小学生の子供が明日巾着袋が必要だという状況になり、お母さんは「待ってて。すぐに作るから」と言って家にある布を出して、ミシンでササッと作る場面がカッコいいなと思った。私もこのお母さんみたいになりたいと思った 私はむちゃくちゃ手芸苦手で特にミシンに対する苦手意識が半端なかった それでも、子供を喜ばせたかったからプリキュアのレッスンバッグとかミシンで作るようになった 自宅保育の1歳児が今家にいるからミシンを出して縫うハードルが高い。狭い家に住んでいるからリビングで裁縫しなきゃいけなくて、1歳児の都合ですぐに作業を中断しなくちゃいけない 通園してる上の子供のお弁当袋が丁度いいのがなくて(お手拭きタオルにカトラリーケースに弁当箱と入れるものが多い)、前に手芸本に書いてある作り方で弁当袋を、当時ミシンがあまりにも苦手過ぎて手縫いで作ったんだけどできあがったものは小

公的年金 国民年金(老齢基礎年金) 20歳以上60歳未満全員が加入することとなっている、国が運営する年金です。 第1号被保険者:自営業やフリーランスなど雇用されずに働いている者。 第2号被保険者:会社などに雇用されて働いている者。 第3号被保険者:第2号被保険者の配偶者など。 受け取る時は 老齢基礎年金 と呼ばれます。 厚生年金(老齢厚生年金) サラリーマンなどの第2号被保険者が加入する年金です。 国から委託を受けた年金積立金管理運用独立行政法人が運営します。 以前は公務員は共済年金、会社員は厚生年金でしたが、2015年に厚生年金に1本化されました。 受け取る時は 老齢厚生年金 と呼ばれます。 繰上げ受給・繰下げ受給 国民年金+厚生年金 は 老齢基礎年金+老齢厚生年金 として基本的に65歳から受給します。退職後の年金手続きガイド(↗) 60歳から受給するように 繰上げ受給 することもでき
インドア系で金を使わないことなら様々なことを試してきた しかし、それを「プロレベル」まで引き上げようと思うと挫折して、挫折するたびに人生の可能性が潰れていった音楽: 楽器は手先が器用でないので、ピアノもギターも年単位で練習したがダメだったチェス: 暇つぶしにはいいが、本格的にやろうとすると一定のレート以上に行けなかったポーカー: 無料ポーカーならいいが、実際の金を支払うポーカーは、まずそんなことに金を使いたくないのでダメオンラインゲーム: 1ヶ月で飽きた(LoL,FF14)マジックザギャザリングアリーナ: 1ヶ月で飽きた競技プログラミング: 継続努力することは無理と思った、あと年齢的にそろそろ厳しいブログ: 収益性のためにいかがでしたかブログみたいなのを書くのは精神的に耐えられない、専門性が高いと誰も読まないYoutube: やったことはあるが、機材に金をかけたくないし、編集に時間を使

妻のがん治療を続けてきたが、どの治療も効果を上げることができず、先月から自宅で終末期の緩和ケアを行っていた。 訪問看護の助けを借りながらも、落ち着かない日々が続いていたが、とうとうその時が来たようだ。妻とは二人暮らしで、お互いの家族とは遠距離に住んでいるため、すっかり疎遠になっている。妻ががんと診断されてからは、毎回診療に付き添い、できる限りの支えを続けてきた。 しかし、治療の甲斐なくがんの進行を抑えることができず、病状が急激に悪化して入院。その後、自宅で緩和ケアを行うことになった。 自分は毎日、家事と妻の介護をこなしながら、訪問看護師の対応や手伝いに追われる日々を送っていた。 毎日数回、看護師が来るという生活は思いのほか慌ただしく、自分も妻も十分に休むことができず、心身ともにしんどい日々だった。 それでも、クリスマスには少し奮発して豪華な食事とケーキを楽しみ、年末は年越しそばを作り、

1980年、東京生まれ。片手袋研究家。町中で見かける片方だけの手袋を研究し続けた結果、この世の中のことがすべて分からなくなってしまった。著書に『片手袋研究入門』(実業之日本社)。 前の記事:鏡を反射させていけば遠く離れた人とコミュニケーションできるのか? > 個人サイト 片手袋大全 >ライターwiki 町の桃源郷 アーリーアメリカン様式の建物に一歩足を踏み入れると、天井に張り巡らされたレールをミニSLが駆け抜けていく。肉の焼ける良い匂い。使い慣れぬナイフとフォークの緊張と興奮。花火が刺さったケーキに歓声を上げる家族。おお、あさくま。幼い頃、私にとって幸福とはすなわち、あさくまのことであった。 それなのに。20歳で生まれ育った町を離れてから、一度もあの桃源郷に足を踏み入れぬまま44歳になってしまった。その間に南砂町の店舗もなくなってしまったと聞く。 林編集長から今回のハンバーグ特集の報せが届


rtakenaka @rtakenakatky 昔、4期がんの患者さんにカレンダー買うか悩んでると相談をされて、全然買っていいですと答えたんですが、その1年後の年末いよいよ亡くなりそうな時に「去年、先生にカレンダー買っていいって言われたの嬉しかった」と言われて、「来年のも買っていいかな」と訊ねられたのの返事の仕方まだ分からない。 2024-12-05 00:31:53rtakenaka @rtakenakatky リプが多くて纏めての返信です。これ、絶望させる事なく受容に至るのを助けるためのお声がけの話で、買っていいよで問題を先延ばしにするのが正解なのか悩んだって事です。「流石に今回はやめときましょう」とかいう奴いたらマジもんのサイコパスです。てか自分サイコパスと思われている可能性あるな。 2024-12-05 16:56:12

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