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神曲 地獄篇 (講談社学術文庫) 作者: ダンテ・アリギエリ,原基晶出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/06/11メディア: 文庫この商品を含むブログ (16件) を見る ダンテ・アリギエリ 『神曲 地獄篇』 (原基晶訳 講談社) 地獄だん 各方面で話題の『神曲』の新訳をようやく手に入れたので、週末を利用して「地獄篇」に挑戦しました。たいへん読みやすい翻訳で、ダンテたちとおなじ1日で地獄を抜けだすことができました。 地獄の描写、特に個人的にはマレブランケたちと共に地獄をゆく(往年のFF IVのファンには感慨深い場面ですね・・・)あたりは臨場感たっぷりで、これはダンテ殺されるのではないかとハラハラしながら読むことができ、古典中の古典がこんなに楽しく読めてしまっていいのかとかえって疑問に思うばかりです。 このリーダビリティの高さは、ときには俗語も大胆に今日の読者に近づきやすい翻訳の力

神曲 煉獄篇 (講談社学術文庫) 作者: ダンテ・アリギエリ,原基晶 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2014/07/11 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (4件) を見る 『神曲 煉獄篇』の冒頭、まえがきにもあるように煉獄という概念が誕生したのは十二世紀のことらしい。より正確には、1150年代以降にあらわれた概念だという。訳者の原さんによると、それまで死後の世界は天国と地獄しか存在せず、現実の身分も貴族階級(聖職者も含む)とそれ以外の人々(農民など)の二階級しか存在しなかった。だが、商業経済の発展により都市が勃興し、この頃に「市民」という第三の階級が出現する。そして、現実の身分階級が三つに分かれるのと呼応するかのように、死後の世界も地獄・煉獄・天国の三つに分かれたのだという。 つまりは、煉獄の誕生と市民の誕生とは軌を一にしているわけですね。 現実社会の階級に応じて死後の世界

■かなり以前からダンテの『神曲』は課題図書のように見なしていたにも拘わらず、却ってそれがゆえかなかなか手を出せずにいたのですが、この度新訳刊行を機にようやく手にとってみました。現時点で、煉獄篇まで読破。 西洋の歴史と文化を理解するうえでキリスト教は必須であると思うが、美術は好きな割にたぶん宗教としてのキリスト教に対して苦手意識があったせいか、なかなか手が出なかったのです(『聖書』も未読なんです……恥)。キリスト教文学なのに、なんで異教徒のウェルギリウスが出てくるの? とは疑問に思ってましたけどね……疑問を持ちつつも、追及さえせなんだというダメっぷり。本当に反省してます。結論からいって意外と面白いですね。フィレンツェや当時のヨーロッパの歴史(特に政治史)を知らないとわかりずらい面も多々ありますが、その点今回の新訳は微に入り細を穿つような懇切丁寧な解説がついているので、初学者にもわかりやすい。

この度、講談社学術文庫から中世イタリアの詩人ダンテ・アリギエリが著した『神曲』新訳全三巻を上梓し、完結を受けて、編集部から本の紹介の原稿依頼があったが、書き出そうとしても、からからに干上がってしまった泉のように何も湧いてこない。 そうであるのならば、本来は、文学上の父であると言ってもよい、学恩ある師、あるいは『神曲』の翻訳をしていく上で助けとなってくださったイタリアでの恩師について書くべきなのかもしれない。もちろんそう考えて、この仕事をいただいてからの十数年を振り返ってみた。けれどもぼくには、どうしても最後の最後、病院にいる父の心配をしながら、校正刷りを見返していた日々ばかりが思い出されてしまう。それにイタリア文学を志したのは、父の書棚にイタリアの作家の本があったからだ。だから、あのときに考えていたことを書いて、講談社学術文庫の『神曲』新訳の紹介とさせていただきたい。 というのも、誰の人生

ma$terK @mk_sekibang 懇親会では、ダンテ(などのテクストを)をどう読むか、みたいな話もしていた。当時の文脈で読むのか、それともテクストのなかから現代的な意味を拾っていくのか。これは人文主義者のなかでも議論されてきた話であるんだけれど。大変勉強になる会であった。 2014-07-28 12:57:27

Botticelli’s 92 Surviving Illustrations of Dante’s Divine Comedy (1481) in Art, Literature | June 9th, 2014 2 Comments Every true Renaissance man needed a wealthy patron, and manyItalian artist-inventor-scholar-poets found theirs in Lorenzo de’Medici, scion of a Florentine dynasty and himself a scholar and poet. Lorenzo either sponsored directly or helped secure commissions for suc

書物の来歴、読者の役割 作者: 松田隆美出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会発売日: 2013/10/06メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る 原基晶「失われた自筆原稿を求めて ダンテ『神曲』のテキストを読むということ」松田隆美編『書物の来歴、読者の役割』慶応義塾大学出版会、2013年、47–77ページ。 私たちに文学作品はどんなふうにあらわれているか。中学の教室を考えてみよう。『源氏物語』なら、平安時代の作品であり、紫式部という人物によって書かれ、書き出しは「いづれの…」云々。生徒は古語辞典をたよりに紫式部の言わんとすることを理解しようとし、教師がその意味を解説する。日本中でみられる光景だ。だがそこで暗黙のうちに前提とされていることがある。教科書に印刷された本文が紫式部の書き残した文章だということだ。そこに疑いはない。作品は多様な解釈にひらかれているとはいえ、とにか

謎と暗号で読み解く ダンテ『神曲』 (角川oneテーマ21) 作者: 村松真理子出版社/メーカー:KADOKAWA / 角川書店発売日: 2013/11/28メディア:Kindle版この商品を含むブログ (3件) を見る 村松真理子『謎と暗号で読み解く ダンテ『神曲』』角川oneテーマ21、2013年。 高校時代のあるとき、あるいは大学にはいったばかりのころくらいに、ちょっと背伸びをして名著とされている文学作品を読みあさったという人は多いのではないだろうか。そのときの候補にダンテ『神曲』が入ることもままあるだろう。そこで家の本棚に押しこめられていたり、本屋の目につくところにある『神曲』の翻訳を手にとる。おうおうにして岩波文庫の山川訳だ。さっそくページを繰ってみると…なんだこれ?となったと思う。面白くないとかいう以前に理解できない。いきなり主人公は森にいる。森で迷っている。正真正銘なんの


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