
8月と言えば、広島のこと、長崎のこと、終戦のこと等、語り継いでゆくべきことは山ほど有ると思いますが、今現在最も大切なことは、原発問題だと思います。 前号で書ききれなかった熊森協会のインタビューと小出先生との対談の続きを書かせていただきます。お許しください。 <被爆障害は、5年後ぐらいから出てくる> 熊森:放射能を恐れすぎるなと言う方も出てきましたよ。 小出:それは愚かな人です。ドイツのレントゲンが放射能というものを見つけたのは、1895年なんです。エックス線です。その正体をつきとめようと研究したキュリー夫妻は2人とも身体がボロボロになりました。夫人は白血病で死にました。その後もたくさんの人が放射線に被爆をして、命を落としていくという事態が続いたのです。 広島原爆の後、米軍は、放射能が人間に与える影響を調べるために、ABCC(原爆傷害調査委員会)という研究所をつくりました。 5年後、どうも白
先日、1週間程前に、私が寄附会員として参加している、日本熊森協会から、くまもり通信72号が送られてきました。いつも優れた記事が載っているのですが、今号では、熊森対談という形で、私の好きな小出裕章先生と熊森協会との対談が載っておりました。 <核エネルギーも、奥山生態系も人間(科学)がコントロールできる世界ではない> 対談者・京都大学原子炉実験所助教 小出裕章氏 という見出しで対談が進められておりました。(長くなるので全文は紹介できず、拾い読みで申し訳ございません) 先ず、小出裕章氏の略歴:1949年東京生まれ。京都大学原子炉実験所助教。原子力を学ぶことでその危険性に気づき、専門家としての立場から原子力の危険性を訴え続けている。 著書に、「騙されたあなたにも責任がある」「原発のウソ」「原発はいらない」など。 「3・11福島原発事故は、以前から小出さんがその危険性を指摘されていた通りになりました
すさまじいナラ枯れ 兵庫県でもナラ枯れは脅威であるが、兵庫県の山はここまでは枯れていない。 東北の山々のナラ枯れはすさまじく、山がもうスカスカだった。ブナもナラも実がまず付いていなかった。なぜ、こんなことになるのか、諸原因説あるが、わたしたち人間にはどれが本当なのかわからない。地球温暖化、酸性雨、農薬…?いずれにせよ、人間がやったことで、野生鳥獣の豊かだった生息地が壊されていっているのであろうと察せられる。 世界中から食料を集め、食べ残している今の飽食の日本人には、動物たちが食料を失い苦しんでいることを、もはや思いやることすらできないのであろうか。地元では、山から出て来た動物対策として、捕殺しか考えていないようにみえた。 枯れ残ったミズナラにも、今年、実がついていない。 野生鳥獣が山から出て来てもらっては困るのなら、人間が山の中に、野生鳥獣の餌場づくりをしてやらなければならない時代になって

札幌市でのヒグマ駆除は、例年、0頭~1頭程度でしたが、昨年度は7頭という、大量駆除となりました。(北海道全体では、714頭の大量駆除が行われました。生息推定数2000頭~3000頭) また、今年4月20に、札幌市南区で山菜を食んでいただけの、何の危険性もない若グマが射殺される様子が、映像として全国に流されました。札幌市のクマ対応に危機感を感じた森山会長とヒグマ研究歴43年の顧問、門崎允昭農学博士は、札幌市市長に、「ヒグマ対応は、非捕殺で行うべきである」などの申し入れを行うことにしました。 この日は残念ながら札幌市長さんにはお会いできませんでしたが、環境局みどりの推進部クマ対策調整係などの担当部署係官の方々に、1時間とっていただき、 ①ヒグマの駆除をやめること。 ②住宅地と林の境に柵を設置すること。 ③ヒグマに対する正しい知識を啓蒙することの3つを、申し入れることができました。 担当者の方々

夏は蚊が多く、子供たちと入るのがちょっとためらわれた「のびるっこの森」です(^_^;) それでもちょこっとずつ手入れが進んでいます。 因みに・・・この森の辺りにクマが出没したことはありません。 (一応森林組合や農林課にも確認しました) クマは臆病な動物ですので、鈴を鳴らしたり音楽を流して、「ここに人間が居るんだよ!」ってことを知らせてあげるのもお互いの為です(笑) また、クマは身体を隠したいためひらけた場所を嫌いますから、やはり間伐のすすんだ見通しのいい森は安全と言う事です。 「のびるっこの森」は元々yさんの手入れですっきりしていましたし、広葉樹の森なので大丈夫かなと思っています。 この秋は、森の手入れもさることながら、クマのエサ用のどんぐりひろいを考えています。 「のびるっこの森」のどんぐりは、この近くに住む野生動物のものです。 なので、里の公園などでどんぐりを拾います。 みなさんにもぜ


7月17日(日)に日本熊森協会の最初の顧問でいらっしゃる宮澤正義先生の講演会を行いました。季節外れの猛暑の中、たくさんの人がご参加くださいました。場所がわかりづらい会場で、迷ってしまった方もいたようです…準備不足でご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。 さて、宮澤先生のご講演はクマのことだけでなく、我々を取り巻く環境すべてに及びました。46億年前の地球誕生からはじまり、生き物がどうやって進化してきたのか、大気の構成はどうだったのかなど…先生が原生林に入って徹底的に調べられたのは、原生林に原子の地球の名残があるからだそうです!その原生林の最高の守り人がツキノワグマだということです。だからクマを失ってはいけないのです。 お昼休憩の時間も先生はサインぜめで大変でした。 午後は会場の参加者からの質疑応答です。その中でも印象に残った先生のお話を紹介します。先生が飼っていた熊たちはみな、「自分の命

大島九州男参議院議員(民主党比例区)の復興支援便乗疑惑が話題になっていましたが、新たに利益誘導疑惑が浮上しました。まずは朝日新聞から転載します。 http://www.asahi.com/national/update/0711/TKY201107110034.html(魚拓) 民主・大島参院議員の身内企業に5百万円超支出 党支部 民主党の大島九州男(くすお)参議院議員が代表者の政党支部「民主党参議院比例区第37総支部」(福岡県直方市)が2009年、大島氏の親族や公設秘書(当時=6月末に辞任)が社長を務める二つの会社に、事務所の家賃や機関紙の製作費などで計500万円以上支出していたことがわかった。政党支部は政党交付金1千万円を受け取っている。 公設秘書は政党支部の会計責任者で、同時に2社の取締役だった。しかし、兼職する場合に義務づけられる、参議院への届け出をしていなかった。政治資金収支報

民主党参議院議員・大島九州男の活動記録です。 *東日本大震災の被災地の皆様、心よりお見舞い申し上げます。 日本熊森協会福岡支部の総会に参加させていただきました。 私は顧問の役を頂いていて、その顧問として挨拶させていただきましたが、この協会の運動は、命の尊厳を守る素晴らしい活動です。 命は、人であろうが、昆虫だろうが、植物だろうが、動物だろうが、自然の摂理によってそれぞれの命が全てのバランスを取りながら、生命活動を行うことで自然との共生が実現するのですが、そこに人間が自分たちの勝手な思いから、そのバランスを壊していることから、バランスが崩れ問題が起こっていることに気付けは、いろいろな問題が全て解決するのです。 そのことを熊森協会の皆さんは、熊と森を通じて教えて下さっています。是非皆さん応援よろしくお願いします。

環境省が、「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律(略称「鳥獣 保護法」という名の狩猟法)に基づいて、平成24年度から5か年間実 施されることになる「第11次鳥獣保護事業計画の基本指針(案)」 (以下「基本指針」という。)の改定について、形だけだと思われま すが、一応意見募集を行っています。 この「基本指針」は、環境大臣名で作成され、都道府県が作成す る鳥獣保護事業計画に関する事項などを定めるものです。 環境省パブリックコメント募集要領 http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=13766 意見は、「意見募集要項」に沿って郵送、FAX又 は電子メールにて 提出することになっています。 この案は、環境省が平成22年に原案を中央環境審議会野生生物部会 鳥獣保護管理小委員会◆委員名簿に諮問してまとめたものです。 期間:平成23年5月12日(木)~6

大内正伸 @tamarinSHIZUKU RT @Iiyama16: いま,二千人近い方々が米のとぎ汁の乳酸菌を培養している.大勢の皆さんが生きた微生物を意識して培養している.不思議な時代だ.今後は,粗塩や黒砂糖などエサをやり,ラブレ菌やキムチ菌やヌカ漬の菌を加えて種類豊富な発酵菌液にして,飲み,吸い,風呂に入れる.これが放射能に負けぬ生き方だ. 2011-05-03 22:11:25 大内正伸 @tamarinSHIZUKU RT @Iiyama16: ある医者が言った.「飯山は癌の発生機序をテロメア理論でスッキリ説明し,癌の消滅をマクロファージで解説した.目からウロコだ.実は俺はテロメア説に無知だった…」大半の医者は分子生物学をかじったこともないし,白血球や乳酸菌が系統的には親戚でマクロファージの仲間であることには無知なのだ. 2011-05-04 14:11:37 大内正伸 @tam

避難生活を送られている被災者・被災動物のみなさん、救援物質は届いていますか。 先日、当協会のある会員が、新潟経由で福島県郡山まで自車で水を届けに行きました。行ってみて一番不安だったことは、現地ではガソリンが入手できないということだったそうです。途中で帰れなくなったらどうしようかとこわかったそうです。 また元医者の会員は、まだまだ動けるので、自車で岩手県まで医療応援ボランティアに行くことを決意され、昨日、当協会会員達から昔の出征兵士のように送り出されました。こうすることが熊森魂であると、力強く語られていました。 熊森自然農チームのメンバーは、今年とれたお米は味見分だけ取って、残りは東北の被災者に送ると決められました。 熊森会員たちは、自分に関係なくても、他人や動物たちが困っていると聞けばほっておけないタイプの人たちばかりです。(日本人に多いタイプ) 被災者のみなさんは、地震だけでも

外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基本的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。 先月末に、兵庫で行われたクマシンポのレポートですが、ようやく熊森側の見解が発表されました。しかし、熊森側の見解は恣意的に読者を誘導し、事実から目をそらすものが散見されます。同じくシンポに参加した梨の側から熊森側の見解のおかしな所を指摘していきます。(梨のレポートはこちら) 以下引用 野生動物の生息数を適正頭数に落とすまで人間が管理すべき(=殺すべき)と考える行政や研究者たちが勢ぞろいしました 引用終わり さっそくダウト。管理すべき=殺すべきではありません。シンポ内では殺す以前に様々な対応をしていることもきちんと発表されていました。その具体的な行動として電気柵のレンタルやカキの木を切っておくことやその成果などが紹介されていました。管理すべきというのは“場合によっては殺すという


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