<記事要約> Happy Daughter's Day ! 父の日や母の日、ヴァレンタインズデイなどを慣用化している西洋のコンセプトを見習う形で、Archies LTD(インドのギフトショップチェーン)が今、目指しているのは、この国特有の女児問題に焦点を当てていくことだ。 Archiesのアニル・ムールチャンドニー氏に聞いてみた。 「娘の日」なんていままで聞いた事もありませんでした。それはいったいどんなものなんですか? ムールチャンドニー氏: 「娘の日(Daughter's Day)」というのは、女児を祝う日です。私達はこれを通して、「女児は男児と同様に、素晴らしいものである」という事実を人々が納得できるように試みようとしているのです。そして、古くからの「女児を授かる事は、同情をかわれる原因になる」という俗説を壊す試みをしようとしているのです。 私達は人々に、「a son is a son
インドのコルカタ(Kolkata)郊外に建設中の「ニュータウン」を背に、野原で調理の燃料として使う牛糞を拾い集める母親とそれを手伝う娘(2010年2月26日撮影)。(c)AFP/Deshakalyan CHOWDHURY 【2月11日 AFP】騒がしい22人の男子の中にいる唯1人の女子生徒。パドマ・カンワール・バッティちゃん(15)は、ラジャスタン(Rajasthan)州ジャイサルメール(Jaisalmer)にある人口2500人の村に両親と2人の兄と住む。タール砂漠(Thar Desert)に囲まれたこの辺りは、インドの中でも男女比で圧倒的に女性が少ない地域のひとつだ。 「クラスには他に女子はいません。村にもほんの少ししかいません」。それは何故なのかと尋ねると、パドマちゃんは社会科の教科書に目を落としながらつぶやいた。「女の子は死んじゃうから」 デブダ(Devda)村やその近隣に暮らすほぼ



戦後の国会で「慰安婦」に言及した初めての発言。 1948年昭和23年11月27日衆議院法務委員会における最高裁判所専門員村教三氏*1の発言です。 当時、戦後の混乱から生活に困窮した女性たちの中には売春婦に身を落とす者が多かったため、売春防止法の制定を急がないでくれと売春婦の組合が陳情したという内容です。 ○村專門員 陳情者は大阪府接待婦組合連合会会長松井リウであります。私たち就業婦の中には、戰爭中白衣の天使として第一線に從軍し満洲、中支、南支、南方各地域において、また軍の慰安婦として働きおり引揚げたる者、その他夫が戰死し子を持つ者、元ダンサー、女給、看護婦、女店員、女工等と諸種の前職を持つておる者ばかりで、いずれの職域においても、現在の接待婦以上のことをいたさねば生活ができず、その上他の方面においては衞生設備は不十分なるため、健康上おもしろくなく、不幸にして病氣にかかりましたら、一般の開業

抜きたいのは勝手だが、「女性の膣を使って射精ができて当然だ」っていう思い込みや、それを補強してる社会的な女の身体のインフラ化って、本当に、いったい、なんなの? 当然じゃねえんだよ。なんなんだよ。反吐が出るんだよ。

TVタックルの、「慰安婦の存在は当然!どの国の軍隊だって持ってるんだ!(エッヘン)」っていう、識者男性どもの態度、なんなの…。こういうの、本当、暗然とするんですが。

@sivaprod 女性も「わたしらオンナはあなた方に肉体を暴力的に扱われることで興奮するんです」というメッセージを垂れ流し続けているんですけれども、「政治的に正しくない」せいか、スルーされ続けてるんですよね。

2011年9月27日火曜日 女性に酸を浴びせて顔を損壊させる事件の裏に何があるのか 10年ほど頃、カンボジア・プノンペンで、タット・マリナという美しい女性が、付き合っていた男の妻から硫酸を浴びせられるという痛ましい事件があった。ちょうど私がカンボジアをさまよっていた頃に現地で起きた事件だったのでよく覚えている。 それは、顔面から上半身まで体面積の43%が焼けただれる重度の火傷だった。一歩間違えれば死んでいたほどの瀕死の重傷だったが、それでも彼女は何とか生きながらえた。まだ16歳だった。 女性の身体に酸を浴びせる。それは凄絶なまでに残酷な攻撃である。タット・マリナの被害を受けた写真を見ても分かるが、あまりの痛々しさに言葉を失うほどだ。耳などは炭化して黒焦げてしまっている。 「私はあの時に死ぬべきでした」 「私は死んだほうがよかったのだ」と絶望的に嘆いていたのを記事で読んだが、それが私

以前、『バックラッシュ!なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?』でお世話になった双風舎社長の谷川茂さん(これまで親しみをこめて同書執筆陣の一部で勝手につけたニックネームで呼んでいたが、ちょっとそういう気分ではなくなったので今後改める)が「夕刊ガジェット通信」で週三回掲載している連載において、「性感染症『天国』の実態」という記事を公開したが、その内容が世の中に溢れているような同性愛者や両性愛者に対する偏見に無批判に加担するだけのものだと感じたので、批判する文を書いた。 その後も谷川さんの記事を読んでいていろいろ疑問を感じるところもあったのだけれど、今週掲載された「性犯罪者が手を出しにくい女性になるために」という記事は、度を越してひどいというか、前に性感染症の話題に関連して同性愛者・両性愛者への偏見に加担したのとまったく同じかたちで、女性差別や性犯罪の被害者非難(暴力などの被害を受けた人に、その


インド・ビルガ(Bilga)村の自宅で、結婚式の時の写真を見せるコール(Kaur)さん(2010年9月2日撮影)。(c)AFP/NARINDER NANU 【12月30日 AFP】額縁入りの結婚写真と、ハネムーンで使うはずだった列車の乗車券2枚。これが、コール(Kaur)さん(22)が2年前に結婚したことの唯一の証しだ。 彼女の夫は、インド・パンジャブ(Punjab)州ビルガ(Bilga)村で盛大な結婚式が行われた1週間後に、カナダ・モントリオール(Montreal)の自宅に1人で舞い戻った。ビザ取得のために必要な書類を送付するからと、新妻に言い残して。 だが、書類は待てど暮らせど届かなかった。コールさんの家族がようやく夫と連絡をつけたところ、彼は妻の存在を否定した。 「手紙を120通書き、電話を500回かけましたが無駄でした。彼はわたしも家族もだましたんです」と、コールさん。彼女の父親は


「バクシーシで盛り上がるアンチ宮台な人達と、その意外な顛末」でまとめられている一連のツイートに対するコメントのツイートが私のTLにあがってきたのだが、その中でこちらから「バクシーシは彼の作品について、出版した「セックス障害者たち」(太田出版)において、「撮影の際に男優や女優に全てのシナリオを知らせずに映像化していることがほとんどだった」と告白している」という一文が何度か引用されている。『セックス障害者たち』はむかし私も読んだことがあるのだが、その際の記憶と食い違っているので確認してみた。結論から言うと『セックス障害者たち』には「撮影の際に男優や女優に全てのシナリオを知らせずに映像化していることがほとんどだった」という趣旨の記述はない(男優に知らせなかったことが多いことについては確かに書かれている)。「言ってもいないことを言ったとする」のは容易に揚げ足取りに利用されうるうえに、やはり批判の方


10数年間、性売買集結地で生活してきたHはある日、性売買生活を清算して自活 支援を受けようと決心した。だがHは、支援機関の存在を知ってからも数か月たっ てやっと支援機関を訪問し、自分の実名を明らかにすることができた。性売買 業者の事業主から、女性団体の支援を受けると政府機関に身上情報が報告され ると何度も聞いていたからだ。 Hは政府機関など外部に個人情報を流出しないという約束を受けた後、相談を受 け始めた。だがその後、職業訓練支援を受けるために保護施設を利用しようと した時、彼女はためらわざるをえなかった。保護施設の入所同意書を通じて、 身上情報が地方自治体に報告されるという事実を知ったためだ。そして、その 身上情報は地方自治体を通じ、社会福祉統合コンピュータ・ネットワーク(社統網) に入力、集積されるという事実を知った。悩んだ末にHは結局支援を受けることを あきらめた。 2010年1月、
2010年11月27日00:23 ストーカー殺人事件 今年の2月12日に取り上げていた事件が裁判員裁判で死刑判決が出たということで、その記事をしつこく三度再アップしておきます。 ここにも書いてるように、昔はこの手のストーカー殺人事件が成人も含めると毎日起きてまして、恋人や妻以外の人を巻き添えで殺す事件も毎週のように起きてました。 二人以上殺すのもざらで、しかしそれで死刑になるというのはそれほど記憶にありません。死刑になるのは強盗殺人や強姦殺人で、殺人罪だけで死刑になることは昔はあまりなかったですから。五人以上殺すような事件は死刑になってるとは思いますが。 そのあたりを確認しようと、過去の死刑情報を網羅したサイトEXECUTION1224を見ようと思ったら、いつの間にかややこしい公開の仕方になっていたのですな。ここが気軽に活用できんと困るな。とくに昔の無期懲役のリストは他にありますかね。 ま

先日カトリック系の大学で行われたコンファレンスに参加したところ、「妊娠中絶反対」の立場から書かれたパンフレットを多数置いてあるテーブルがあったので、参考資料にと各種一部ずつもらってきた。その中でも一番酷いと思ったのは、「中絶とドメスティックバイオレンス」と題したパンフ。以下は、その中から一番おそろしい部分の抜粋。 すべてのドメスティックバイオレンスが中絶によって起こされるわけではありませんし、全ての中絶がドメスティックバイオレンスを引き起こすこともありません。しかし、過去二十五年間のあいだに妊娠中絶の件数とドメスティックバイオレンスの件数がともに上昇してきたのは、決して偶然ではありません。 (中略)妊娠中絶手術を受けたあとに情緒不安定になった女性は、さらなる暴力の被害者となりやすくなります。これらの女性は暴力行為を最初に仕掛けることが多いですが、肉体的な力の強い男性がより深刻な怪我を引き
極めて短いエッセイコミックで、初出は1999年。従軍慰安婦をテーマに水木サンが「よく従軍慰安婦のバイショウのことが新聞に出たりしているが、あれは体験のない人にはわからないだろうが……やはり“地獄”だったと思う。だからバイショウはすべきだろうナ。……といつも思っている。」*1と語っていることで知られている。 見返して思ったのが、「ピー」と呼ばれた従軍慰安婦が1日に「処理」した人数の意味。1人が受け持つ小屋の前に80人から100人くらいの兵隊が並び、「一人三十分としてもとても今日中にできるとは思われない、軽く一週間くらいかかるはずだ。」*2と水木サンは推測した。この後あきらめて列を離れた水木サンの視線に、「処理」を中断した朝鮮人慰安婦が気づきながらもあわただしく排泄を行なうという、肉体の尊厳を失わされた「地獄」の光景が展開される。 吉見義明『従軍慰安婦』では下士官や兵士を対称にする慰安婦は、多
関東大震災時の朝鮮人虐殺について、国会ではどのような議論がなされてきたかを調べていてたまたま発見。1990年(平成02年)06月01日参議院内閣委員会での発言。 ○吉岡吉典君 官房長官出席の委員会ですので、今話題になっております朝鮮人強制連行問題について最初に少しお尋ねしておきたいと思います。 まず最初に、次の三点についてお答えを願いたいと思います。それは、強制連行問題の調査ではこれまでこれに関連することで政府は調査なさってきたことがあるのかどうか、これが第一点です。第二点は、名簿はともあれ、強制連行した朝鮮人の人数の概数ぐらいは現在わかっているかどうかということです。三番目の問題は、この調査というのは、名簿づくりだけなのか、それとも朝鮮人の強制連行の非常にひどいやり方、また連行されてきた在日朝鮮人がいかに大変な苦難を強いられたか、こういうことをも含めて調査なさるのかどうなのか。以上三点、

リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く