Togetterまとめを作ろうと思ったのだけど,6月のTweetを拾えなかったので自分のブログにまとめておきます。 まずは6月12日の @aquamarinestaff さんのTweetに始まるやり取り 今日は某ホタルの専門家とホタルの放流について談義してきました。なかなか、ぶっ飛んだ考え方する人でした。他の専門家からは理解されなさそうですけど(私も含めて)、考え方は嫌いではないです。ただ、科学的じゃないですけど…— アクアマリンふくしまさん (@aquamarinestaff) 6月 12, 2012 ホタルが0.5μSv/hで光らなくなるという情報源の研究者ですが、実際には発光細胞が破壊され始めるのが0.5であって、光らなくなるのは20mSv/hぐらいではないかとのこと…マイクロとミリは相当違う気もしますが…— アクアマリンふくしまさん (@aquamarinestaff) 6月 12

各紙が報じている通り*1、「統合医療大学院大学」なる大学の開設申請が、文部科学相の諮問機関によって「不可」とされた。書類審査の段階で、"門前払い"された格好だ。 同大は、西洋医学と漢方などの補完代替医療を組み合わせた「統合医療」を担う人材育成を目的としていたが、同審議会は、教育課程が体系的に編成されていない点などを指摘。通常、審査は秋まで続けるが、09年度に導入した「早期不可」制度を初適用し、書類審査のみで打ち切った。 (引用元: 読売新聞 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120618-OYT1T00955.htm 強調は引用者による。) 大学設置を画策していたのは誰か? 文科省のwebサイトにある資料*2 によると、申請者は「学校法人統合医療学院設立準備委員会」とある。委員会のメンバー等の詳細は不明だが、朝日新聞によれば医師の渡辺昌氏が「


前回のエントリ【事実は事実(たとえ都合が悪くても)】の続き。 【EM菌団子を投入しよう!!~日本橋川・神田川に清流をよみがえらせる~】 ・・・を受け、EMが環境の浄化に役立つ可能性はそれほど大きくない。 それどころか、河川にとって汚染物質となる可能性まで報告されている。 比嘉氏やEM推進者は、科学的にどうであれ効果はあると主張するが タイでの大規模な実験結果からも、それが事実でないのは明らかである。 そう述べてきました。 ・・・が、個人的には、たった一つだけ。 EMによる確実な浄化効果が 期待できるものがあると考えてます。 EM開発者である比嘉照夫氏のメンタリティのことは、以前書きました。 【ああEM 永久の楽園】 現場至上主義となった挙句、極端な結果(成果)第一主義に陥ってしまい、 昂じて、現場で役に立つか立たないかの二元論で物事を判断するようになり、 現場以外の学問や研究を極度に軽蔑す

たとえ更新が遅くても気長に見てください。また、ここの特徴として、一旦書いた記事を修正して再投稿する事もあります。 コメントは承認制です。コメントを書いてもなかなか反映されない時には「コメントを見ている暇が無いのだな」と思ってやってください。 ===コメントされる方は、節度を守る様お願い致します。名無しやダブハン、マルチポストは御遠慮ください。頂いたコメントは、私の気まぐれにより無警告で削除したりしなかったりします。予めご了承ください。=== 初回公開日:2012年05月03日 最終更新日:2012年05月23日 (5月23日追記:この記事に対する善川氏の反応に関して、コメント欄で解説しています。そちらも併せて御覧ください) 1.この記事を書いた動機 当ブログのこちらの記事に関して、善川チャーリ氏がTwitterでこの様に呟いており、またそれを真に受けている方もいらっしゃる様です。 >プロフ

たとえ更新が遅くても気長に見てください。また、ここの特徴として、一旦書いた記事を修正して再投稿する事もあります。 コメントは承認制です。コメントを書いてもなかなか反映されない時には「コメントを見ている暇が無いのだな」と思ってやってください。 ===コメントされる方は、節度を守る様お願い致します。名無しやダブハン、マルチポストは御遠慮ください。頂いたコメントは、私の気まぐれにより無警告で削除したりしなかったりします。予めご了承ください。=== 初回公開日:2012年03月20日 最終更新日:2012年03月20日 1.ニセ科学批判は(少なくとも現状では)誰がやっても良い、どんな方法でやっても良い (ニセ科学批判とは、文字通り「ニセ科学を批判する行為」です。少なくとも私のブログでは、それ以上の意味は含ませていません) 現状におけるニセ科学批判は、組織立ったものではありません。ニセ科学批判を職業

洗って繰り返し使える生理用布ナプキンが売れている。震災後、紙ナプキンが不足して使い始めた人や、「物を大切に使いたい」と思うようになった人の支持を広げているようだ。 生理用布ナプキンの販売好調-大手小町 1990年代からあったと思われる「布ナプキン」ですが、ここへ来てさらなるブームの兆しが見られます。今年に入ってから、布ナプキン関連のつぶやきをtwitterでしていたのですが、かなりの反響というか、「使っている」「周りに使っている人がいる」という方からお話を伺うことができました。 布ナプキンって? 上の記事のリンク先を見ていただけば写真が掲載されていますが、市販されている生理用ナプキン(以下、便宜上紙ナプキンと呼びます)に近い形で、布でできているものです。形は他にもあり、手縫いする人もいるそうです。布ですから、当然洗って再使用します。普通、ナプキンは一日に数度は取り換えますから、結構な手間で

RikaTanに掲載された、「謎水装置」NMRパイプテクターに翻弄される人々(小南秀雄)は、RikaTanサイトhttp://www.rikatan.com/NMR.pdfと、小波氏のサイトhttp://konamih.sakura.ne.jp/Documents/PipeTec_Rikatan2019.pdfの両方で公開されている。この2つのサイトが、名誉毀損を理由に、Googleの検索結果から除外された。 除外されていることの確認をするには、まず、Google検索に上記2つのURLのどちらかを入力する。すると、検索結果の一番下に、Google 宛に送られた法的要請に応じ、このページから 1 件の検索結果を除外しました。 ご希望の場合は、LumenDatabase.org にてこの要請について確認できます。 と表示される。「この要請について確認」の部分がリンクになっているので、クリック

昨日、日本科学未来館で開催された「科学者に言いたいこと、ないですか?」というイベントに行ってきました。*1 あなたは科学に何を期待してきたでしょう? 3月11日後の大震災に際して、科学はあなたの期待どおりの働きを見せてくれたでしょうか? 事後処理と復興の活動が多方面で懸命に行われている一方で、さまざまな混乱や問題が生じているのも事実です。そこでは、渦中にある科学者もまた悩み苦しんでいたはずです。 この会は、これまでの8ヵ月余りの間に生まれた科学や科学者に対するあなたの疑問や不満そして期待と、科学者の切実な思いとをぶつけあい、ともに語り合う場です。科学が力を存分に発揮できる社会にするために、今、私たちが抱える課題と解決方法を探ります。 シリーズ3 after3.11 エネルギー・科学・情報の民主的な選択に向かって02 科学者に言いたいこと、ないですか? というイベント。 自分はまがりなりにも

RikaTanに掲載された、「謎水装置」NMRパイプテクターに翻弄される人々(小南秀雄)は、RikaTanサイトhttp://www.rikatan.com/NMR.pdfと、小波氏のサイトhttp://konamih.sakura.ne.jp/Documents/PipeTec_Rikatan2019.pdfの両方で公開されている。この2つのサイトが、名誉毀損を理由に、Googleの検索結果から除外された。 除外されていることの確認をするには、まず、Google検索に上記2つのURLのどちらかを入力する。すると、検索結果の一番下に、Google 宛に送られた法的要請に応じ、このページから 1 件の検索結果を除外しました。 ご希望の場合は、LumenDatabase.org にてこの要請について確認できます。 と表示される。「この要請について確認」の部分がリンクになっているので、クリック

菊池誠(多言) @kikumaco_x しかし、動機を考えないと、問題は理解できないように思いますね。「こういう理由で科学的に間違っている」と指摘するのはニセ科学問題ではもっとも簡単な部分だというのがコンセンサスだと思います。所詮、科学や論理は易しいので @hirakawah 2011-09-05 10:29:21 渡邊芳之 @ynabe39 まさにまさに。「なんのために批判するのか」「批判の結果として目指される状態はどういうものなのか」はニセ科学批判のキモです。「なんの害もないニセ科学」を「科学的でない」というだけの理由でわざわざ批判する必要はない。 2011-09-05 10:33:38

まとめ 「チェルノブイリへのかけはし」批判者は、汗をかいてから批判して欲しい等の主張 阪大の物理学者菊池教授のブログkikulogの「野呂美加さんと放射能対策」という記事に対する不満とそれに対する反論。 kikulogの該当記事: http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1314034425 「チェルノブイリへのかけはし」という団体の代表の野呂美加氏の放射能対策情報の不備と問題を指摘した記事。 70634 pv 217 9 208 users 58 まとめ 「チェルノブイリへのかけはし」批判者への批判者への集団リンチについて "「チェルノブイリへのかけはし」批判者は、汗をかいてから批判して欲しい等の主張 http://togetter.com/li/178792 "(心理的グロ注意)における集団リンチの原因

ニセ科学の見分け方 屁理屈・ねつ造・陰謀論… その手口と対策 産業技術総合研究所太陽光発電工学研究センター 主任研究員 櫻井啓一郎 2013.6.29 (v1.90) ケース1:相反する主張 どっちが 正しいの? 宇宙人は居る! 宇宙人なんて居ない! Checkpoint 1 物事には「100%白黒つけられない」ことがある 「どの程度」確からしいのか、が重要 ケース2:肩書き? 宇宙人は居る! 宇宙人なんて居ない! Checkpoint 2 肩書きなんて飾りです その人のこれまでの実績は? ケース3:証言? 宇宙人が来た! 俺は見たんだ! 宇宙人なんて来てない! あんた夢でも見たんだろう! Checkpoint 3 “○○さんが言った“だけで 判断していいの? ケース4:証拠? 宇宙人を見た! 写真もある! 宇宙人なんて来てない! Checkpoint 4 宇宙人を見た! 写真もある!
品質管理問題である 個別のニセ科学を、わざわざニセと指摘する行為は、世の中に出回る科学関連情報の品質管理をしていることに相当する。 供給側(=科学者)以外がニセ科学批判をするケースについては、消費者側が生活の知恵として粗悪品に注意という情報を共有する活動をしている、というのと同じになる。以下、供給サイドについて書いたけど、消費者側が自発的に同じ行動をとることもあるので、それも含めればよい。 例えば、きちんと火をつけられるマッチと、ろくに火がつかない粗悪品のマッチが両方市場に出回っていたら、まともな製品を作っている企業は、粗悪品が出回っていることに対して何らかの対策をとるだろう。最後まで使えるエンピツと、使っていると芯が折れやすくて大部分が無駄になるエンピツの両方が市場に出回っていたら、いい製品を作っている側が、消費者に対して注意喚起をしたりするだろう。 ニセ科学を問題にするというの

dlitさんの「メモ:サイエンスコミュニケーションと科学者/研究者/専門家に何を求めるか問題 - 思索の海」というエントリを受け、ばらこさんがあげた「サイエンスコミュニケーションで素人にできることを考える(改題)(2) - ばらこの日記」から派生する形で、ニセ科学批判クラスタの蒼々錚々たる方々が次々とご自身の履歴を公開していらっしゃいます。(誤字をご指摘くださった方、ありがとうございます) 或るトンデモ支持者の履歴――科学的懐疑主義に目覚めるまで: http://seisin-isiki-karada.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-2a05.html サイエンスコミュニケーションで自分なりに考えていること - とらねこ日誌 http://d.hatena.ne.jp/doramao/20110715/1310730195 信奉者だった僕はどのように
dlitさんのエントリを切欠にして自分の黒歴史やら遍歴やらを晒すというのが流行っているようなので便乗してみる。 メモ:サイエンスコミュニケーションと科学者/研究者/専門家に何を求めるか問題 - 思索の海 サイエンスコミュニケーションで素人にできることを考える(改題)(2) - ばらこの日記 或るトンデモ支持者の履歴――科学的懐疑主義に目覚めるまで: Interdisciplinary サイエンスコミュニケーションで自分なりに考えていること - とらねこ日誌 信奉者だった僕はどのようにして懐疑論者と呼ばれるようになったか - Skepticism is beautiful A Translator Like Croton Leaves | わたしもいっちょう黒歴史を曝すか。 人に黒歴史あり - ばらこの日記 ◆小学生の頃 lets_skepticさんやmachida77さんの経緯と良く似てい


■ニセ科学の横行 「発掘!あるある大辞典Ⅱ」のデータねつ造事件以来、様々なメデイアが同じような「都合の良い」情報を流していることが指摘されています。特に、「科学」の衣を着て、もっともらしく消費者を騙し、特定の商品を販売する悪質な商売は後を絶ちません。 石けんも例外ではありません。石けんは環境に良さそうだ、安全そうだというイメージを消費者に訴えるために、とんでもないニセ科学が使われることがあります。 石けんは万能ではありません、石けんカスの問題、有機物負荷の問題など多くの欠点も持ち合わせています。それらを正しくとらえ、使いやすいように工夫することで、石けんの長所を生かすことが重要です。 ここでは、石けんにまつわるニセ科学について、考えてみましょう。 ■石けんは1日で分解する 「石けんは1日で分解するので環境に優しい」、「石けんカスは魚のえさになる」、「合成洗剤はいつまでも環境に残留する」・・
EM(有用微生物群)で、放射能で汚染された土壌が浄化できる、と唱える人がいる。 ネット上でもチラホラ見かける主張ではないだろうか。 なかには、「なぜこんな有用な技術を国が採用しないんだ」といった風に、怒っている人もいるようだ。 以下は、EM技術の開発者である、比嘉照夫氏(名桜大学教授、国際EM技術研究所所長、琉球大学名誉教授)の言葉である。 今回の福島原発事故で、半減期が30年の放射性元素セシウム137が、かなり広い地域を汚染し、ミニチェルノブイリの状況となってきた。 常識的な対策は、「汚染された表土を集めて放射能が消えるまで待つという以外に方法はない」「内部被曝が起こらないように食用の作物は作らない」程度のものである。 (中略)EMは放射能のような有害な波動を触媒的に無害化するか、使えるエネルギーに転換する力を持っている。 結論的なことを言えば、放射能がなくなるまで、EMをくり返し散布
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