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「何用あって月世界へ。月は眺めるものである」。1969年のアポロ11号の月面着陸を、コラムニスト...「何用あって月世界へ。月は眺めるものである」。1969年のアポロ11号の月面着陸を、コラムニストの山本夏彦さんはこう皮肉った。人類初の快挙だが、言われてみれば、宇宙開発競争でソ連に後れを取った米国の意地だった。持ち帰った「月の石」は、翌年の大阪万博の目玉になったが。 ▶「観光目的」に、泉下の山本さんはどう言うだろう。米宇宙ベンチャーのスペースXが来年末に初の月旅行を行うと発表した。1週間ほどの日程で、月面には降りずに月を周回して地球に戻る。すでに2人の乗客が申し込んでいるそうだが、支払い済みの予約金は「かなりの額」としか明らかにされていない。 ▶同社は最終的な目標として火星旅行も計画しており、将来はコロニーを建設して人類の火星移住を実現するという。なんとも壮大な夢だが、宇宙船とロケットは開発中で、まだ打ち上げ試験も行われていない。どのみち縁がないから、月も火星も「眺めるもの」でいい。
