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「私が、すべてを作ったというわけではない」灯台守は語り始めた。「かつてこの島が作られたとき──島を...「私が、すべてを作ったというわけではない」灯台守は語り始めた。「かつてこの島が作られたとき──島を作る人間の技術者を助けるため、島の構造や島民のすべてのデータを収め、把握していたが、作る人間たちを補助し、記録していただけだ」 KAITOと共に移動しながらの灯台守の声は、音も無く動くただの黒い箱なので、何の表情も見えなかったが、あたかもその島の光景に思いを馳せてでもいるかのように、その言葉が途切れ、 「だが、それでも、この島に備え付けの対話システムたち、自動動物(アニモイド)たち、島民らのすべては、私の子らも同然だった。……しかし、ここにやってきて過ごした兵士らも、動物らも、私の子らのようなものだったかもしれぬ」 再び、その発声が途切れた後、 「──かれらに、何が起こったのか。何も特別なことなど起こらぬ。すべて元通り、かれらは──療養していた兵士らは、全員、ふたたび戦争に奪われて行ったのだ」
