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クモを利用する策士、クモヒメバチ: 身近で起こる本当のエイリアンとプレデターの闘い (フィールドの生...クモを利用する策士、クモヒメバチ: 身近で起こる本当のエイリアンとプレデターの闘い (フィールドの生物学) 作者: 高須賀圭三出版社/メーカー: 東海大学出版部発売日: 2015/10/26メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る本書は東海大学出版部の「フィールドの生物学」シリーズの一冊.今回はクモをホストにする寄生バチの物語だ. 冒頭でまずハチの進化と生態の概説が行われている.分子系統樹を元に推測すると膜翅目*1の起源的なグループは幼虫が植食性で腰のくびれていないハバチやキバチの仲間らしい.この植物の中に卵を産む性質から幼虫がほかの穿孔性昆虫の幼虫を食べる性質(捕食寄生性)が進化し寄生バチとなる.そして腰をくびれさせて産卵時の動きの自由度が増し,さらに幼虫時には無脚で排泄を蛹になる直前まで止めるようになり,細腰亜目を形成する.それに含まれるほとんどのハチは単独生活で捕食
