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(本稿は『鎌倉殿の13人』第15回のあからさまなネタバレを含みます。) 『鎌倉殿の13人』(脚本:三谷幸...(本稿は『鎌倉殿の13人』第15回のあからさまなネタバレを含みます。) 『鎌倉殿の13人』(脚本:三谷幸喜)の第15回「足固めの儀式」は話題になった。 佐藤浩市氏を始めとした俳優陣の演技や緊迫感のある演出の素晴らしさなどについてはすでに多くの感想や評論が書かれている。本稿では視聴者の感情を揺さぶる脚本上の技術に絞って論じたい。 1.武衛という完璧な伏線 私が最も感心したのは、「武衛」という伏線の見事さだ。 良い伏線には二つの条件がある。「印象に残るが伏線だと気づかれない」ことと「象徴的意味がある」ことだ。武衛の伏線は両方の条件を満たしている。 1)印象に残るが伏線だと気づかれない。 伏線だろうなと思っていたものが伏線でも視聴者の心は動かない。伏線だとは思っていないことが伏線だと「伏線だったのか!」と感銘を受ける。 見え見えの伏線ではダメだが、あまりに地味な伏線だと視聴者に気付いて貰えない

