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『君たちはどう生きるか』を見て、絶句した。 こんな作品がまさか2023年に見られるとは思っていなかった...『君たちはどう生きるか』を見て、絶句した。 こんな作品がまさか2023年に見られるとは思っていなかったし、まさか82歳の宮崎駿という監督から出てくるとも思っていなかった。 傑作か傑作じゃないかでいえば、問答無用で傑作である。というか、今年見た作品のなかではぶっちぎりで良かった。ちょっといろいろ吹っ飛ばされる鑑賞体験だった。しかしそれは感動したとか泣いたとかそんな感情ではなくて、私のなかでは、吐きそう、ただそれだけだった。絶句した。 どこに絶句したかといえば――。 ここから先は、この映画がきわめて誠実に避けてきた「ネタバレ」になる。私もその制作陣の姿勢に従おうと思う。 ※この先、当記事は『君たちはどう生きるか』の盛大なるネタバレを含んでおります。ネタバレを回避したい方はどうか読まないでいただけますと幸いです。 ※ちなみにこの記事は、あくまで私のメモ代わりの最速レビューですので、もっと長い批評
