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−50〜80万円で“買える”のに、買い手が1年間つかなかった物件 列車に揺られて、やってきたのは静岡県東伊...−50〜80万円で“買える”のに、買い手が1年間つかなかった物件 列車に揺られて、やってきたのは静岡県東伊豆町の物件の内覧会。ここは相模湾が一望できる風光明媚な土地で、近くには稲取ゴルフクラブも。バブル期は憧れの別荘地として知られていました。なぜその物件がマイナス価格で販売されているのか、UR(旧・日本住宅公団)で40年間勤務するなど、長年不動産業界に携わってきたリライトの相山和夫さんにお話を伺いました。 ── かつて伊豆は別荘地の代名詞でしたよね。 相山:伊豆高原とかはもうすごかったですね、私もいっぺん買おうと思ったけれども、高くて手が出ませんでした。手ごろな物件は崖のところぐらいでね。 ── それが今では、ちょっと年季の入った物件ばかりが目立ちますね。 相山:もうここで新築を建てられた方って、たぶんここ10年いないんじゃないですかね。隣の物件なんて屋根が半分崩れかけていて、ちょっと悲し

















