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RISCCPUの元祖はIBMの801かもしれないが、MIPSやARMに繋がる現代の多くのRISCアーキテクチャの大本はカ...RISCCPUの元祖はIBMの801かもしれないが、MIPSやARMに繋がる現代の多くのRISCアーキテクチャの大本はカリフォルニア大学バークレイ校のBerkeley RISCだろう。RISC-VのVは「ファイブ」であり、バークレイ校で作られた5番目のRISC命令仕様だ。この仕様はオープンソース化され、RISC-Vファウンデーションに移管されて普及を目指している。仕様がオープンであるため、この命令セットのCPUを誰が作ってもライセンス料などは発生しない。主にその要因で結構注目を集めているし、多くの企業や組織がRISC-Vファウンデーションに参加、なんらかの商品化を目指している。とはいえ、RISC-Vのいい点はなにもオープンであることだけではない。 既存のCPUは、x86にしてもARMにしても、長い年月の積み重ねで命令数は増加し、回路は複雑化している。ARMも64bitモードの命令セット



