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訓読 >>> 雨降らば着(き)むと思へる笠(かさ)の山(やま)人にな着せそ濡(ぬ)れは漬(ひ)つと...訓読 >>> 雨降らば着(き)むと思へる笠(かさ)の山(やま)人にな着せそ濡(ぬ)れは漬(ひ)つとも 要旨 >>> 雨が降ったら着ようと思っている笠、その名を持つ笠の山よ、我以外の人には着せないでくれ、たとえその人がびしょ濡れになっても。 鑑賞 >>> 石上乙麻呂朝臣(いそのかみのおとまろあそみ)の歌。「雨降らば着むと思へる」は、雨が降れば着ようと思っている意で、「笠」を導く序詞。「笠の山」は、三笠山あるいは桜井市の笠の山。「な着せそ」の「な~そ」は、禁止。「濡れは漬つとも」は、「濡れ漬つ」を強めるために「濡れ」と「漬つ」の間に「は」を入れたもの。単に笠の山の面白さを愛でて歌ったものとも取れますが、笠の山を女性に見立てた譬喩歌との見方もあります。愛しい女を我がものにすることを「笠にする」という歌は、集中に少なくないものです。 石上乙麻呂は、左大臣・石上麻呂の三男。天平4年(732年)丹波守
