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2025年8月2日のETV特集「火垂るの墓と高畑勲と7冊のノート」を観た。 https://www.ghibli.jp/info/01397...2025年8月2日のETV特集「火垂るの墓と高畑勲と7冊のノート」を観た。 https://www.ghibli.jp/info/013977/ そこで紹介されたのは、これまで存在が知られていなかった7冊の高畑勲の創作ノートだった。番組によれば、高畑は映画『火垂るの墓』において、原作に忠実でありながらも、「F清太(ファントム/幽霊の清太)」という独自の視点を加えた。これが、作品に深い内省と現代的な意味合いを与えているという。そしてそのF清太は、時おりカメラのほうをじっと見つめることで、現代の観客に語りかけている――と番組では解説された。いわれてみれば、うわこっちみんな、的な瞬間がある。いやそんな場面があったことを急に思い出した。 それは長い間、もやっと記憶に刻まれながらも、明確な問いにはならないままだったものだ。そのもやもやがふっと晴れたとともに、F清太にみられた自分を意識せざるを得なくな