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俺は若い頃からブラームスが好きだった。 あの陰鬱でブツブツ小言を呟いているような音楽。 長調の明る...俺は若い頃からブラームスが好きだった。 あの陰鬱でブツブツ小言を呟いているような音楽。 長調の明るい音楽でも根底には憂いと哀愁がある。 例えば有名な第一交響曲のフィナーレだってベートヴェンやワーグナーのような大爆発はしない。 「俺がこんなに幸せでいいのかな?」みたいな後ろめたい幸せを感じているような雰囲気がある。 内向きのウジウジとした精神。そういうところが大好きだった。 でも中年に差し掛かった頃、俺はこのままではダメだと思った。 ブラームスのような陰キャのウジウジした音楽にばかり浸っていたら、陰キャのウジウジした駄目オヤジになってしまう。 もっと人生を力強く生きて未来を切り開くような人間になるべきだ! だから俺は無理してそれほど好きではないベートーヴェンとモーツァルトを頑張って聴いた。 よく「ドイツ三大B」(バッハ、ベートーヴェン、ブラームス)とか言われているけれど、実際にはクラシック音