昔からゲームは大好きだったし、夜ふかしが好きで暗いなかベッドサイドの小さな灯りでハリー・ポッターを一夜で読んだこともあった。 そんなことをしながら学生時代は裸眼で2.0〜1.0をキープしていた私が、メガネを必要とする日が来るとは思わなかった。 大人になるにつれ、ゲームパソコンスマホと目を酷使する時間は増えていく。もちろん老化もする。 社会人になってから、じわじわと視力が低下しているのは実感していた。 職場の定期検診でも免許の更新でも1.0なんて出ることはなく、まぁ今はなんとかメガネなしでも大丈夫ですけどね、という結果。 たまに行く映画館では上映が始まっても明るさの差になかなか目が慣れず、快晴の日には太陽光がまぶしく目を細める。 それでも普段生活するぶんに人の顔がみえないなどの致命的な不便さは感じておらず、視力低下は確信しつつ裸眼で生活していた。 スマホ老眼なんてものもあると聞くし、ドライア