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前話: anond:20161213163621 第一話: anond:20160131184041 なろう版(同一内容): https://ncode...前話: anond:20161213163621 第一話: anond:20160131184041 なろう版(同一内容): https://ncode.syosetu.com/n0012dq/ タカヒロ火曜日のホームルーム。今日もケンジは学校にこなかった。僕があんなことを言ってしまったことで、ケンジをさらに追い詰めてしまったのかもしれない。ケンジは犯人ではない。それはわかっている。でも……。 昨日先生が『密告用紙』を集めたっきり、先生は何も言っていない。結果はどうなったのだろう。犯人は誰かわかったんだろうか。いや、あんなもので犯人がわかるわけがない。あんなもので、何もわかりっこない。そうだ。僕が彼の名前を書いたからって、それで何かが変わるわけがないんだ。 「今日はみなさんに大事なお話があります」 僕の心を読んだかのように、先生がそう言った。 「園田君、入って」 教室がざわついた。ケンジが
