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男はいい夢を見た。妻が男の子を連れてくる夢だった。 そしてなぜかこれは正夢だ、という確信があった...男はいい夢を見た。妻が男の子を連れてくる夢だった。 そしてなぜかこれは正夢だ、という確信があった。 つまり子供が生まれるということ、夫婦とも高齢ではあったが、ありえないことではない。これまでずっと望んでいて叶えられなかったが、今回は何かが起こる胸騒ぎがしていた。正直なところ、年をとって二人だけで生きていくのには不安もあった。 それが、元気な男の子が生まれてくれれば老後は保証されるのだ。 思えば妻にも苦労をかけたものだ。こんな山奥で夫婦二人さびしく暮らして……。 その時、男は素晴らしいアイデアを思いついた。妻に何かプレゼントをあげよう。 もちろん欲しいものを買ってやるというわけにはいかないが、手先の器用な男は女房の喜ぶものを作ってあげればいい、と思ったのだ。 しかしこれまで何かを妻に贈ったということはなかったし、古い男である彼には何がいいのか分からなかった。こんな時はずばり本人に聞くしかな
