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ニューヨーク出身、のちにモロッコのタンジェへ移住した作家、ポール・ボウルズに激ハマリしています。...ニューヨーク出身、のちにモロッコのタンジェへ移住した作家、ポール・ボウルズに激ハマリしています。異郷・北アフリカの猟奇と野蛮を好んで描くグロテスクな作家、といった偏見が強いボウルズですが、彼が描く異郷の物語は、どこか普遍性を持っているようにも思います。アッラーという絶対的な神がいるその土地で、人間とは、動物とは、自然とは、また異教徒であるユダヤ人とは。私たちはなぜ異郷に魅せられるのか、そして危険とわかっていながらもなぜその地に誘惑され迷い込んでしまうのか……ボウルズの小説のなかには、人間を「旅」に向かわせる、何か本質的なものが隠されている気がします。 というわけで今回は、ボウルズの小説の感想文第2弾。「だれが読むのこれ」感満載の、私しか得しない楽しい更新です。前回のボウルズのエントリはこちら(小説というより、ベルトルッチの映画の感想ですが)。 aniram-czech.hatenablog




