ムラムラしてた。 だから風俗にいってきた。 「よーし、パパ90分頼んじゃうぞー!」ぐらいのノリで。 彼女もいないくせに。 で、お店に行った。 最近入った若い子がいるとのこと。 その子を指名した。 びっくりしたよ。 入ってきた子は可愛かった。 スタイルも良くて頭も良さそうに見えた。 若くて、JDぐらいに見えた。 他にいくらでも仕事があるように思えた。 だから、良くないとは分かっていながらも聞いてみた。 「どうしてこんなところで働いているの?」と。 女の子は困惑した。 ベッドに腰掛けた俺の隣に座ると、それでもぽつぽつと話し始めてくれた。 自らの半生を。 月並みに言って、壮絶だった。 物心つく前に父親が亡くなったこと。 母子家庭になって生活が苦しくなったこと。 小中と苛められて、心機一転に高校デビューして成功するも学費が厳しくて中退したこと。 今も生活が苦しいこと。 中卒だとろくな仕事に就けない

大学進学を機に上京し、勉強や部活の傍ら、生活や趣味に遣うお金のために様々なアルバイトをしていたが、どれも長続きしなかった。 一昨年のこの頃は飲食店に勤めていたが、ある日バイト中に社員に手を上げられ、そのまま店を辞めてしまった。 勢いでアルバイトを辞めてしまったが、働かないと生活が苦しくなる。 飲食以外でアルバイトを探していたところ、隣町の小さな本屋の求人を見つけた。 時給は低かったものの、仕事が暇そうだったのととても雰囲気がよかった事もあり、そのまま応募した。 無事に採用され、先輩からレジ周りの仕事から教えてもらうことになったのだが、その先輩は高校生だった。 「名前、似てますね。」 「私もそう思いました。」 私の名前は増田、先輩の名前は曽田だったので同じことを考えていたが、先に言われてしまった。 これが曽田さんとの初めての会話だった。 曽田さんは私より年下なのにとてもしっかりしていて、明る

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