こんにちは、鹿野です。 「国」に対する「國」、「沢」に対する「澤」などは旧字体と呼ばれています。「旧字体」という言葉自体を知らなくても、「昔は今とは違う漢字の書き方もあった」くらいはなんとなく知っているよ、という方は多いと思います。 ▲この記事ではKが旧字体、Sが新字体であるとき「K/S」と表すものとします しかし残念なことに、漢字が好きでも「旧字体」のことを雰囲気でしか理解しておらず、「古い漢字」程度にしか捉えていない人がほとんどです。そのため、以下のような勘違いをする人が非常に多くいます。 ▲よく見かけるが実は全部間違い これらの発言はなぜ間違いなのでしょうか? 目次 ◎意外と知らない「旧字体」の定義 ◎「旧字体」の定義における注意点 ◎誤解①:新字体は戦後日本でまとめて作られた ◎誤解②:戦前日本では専ら旧字体が使われていた ◎誤解③:新字体は旧字体を変化させてできた ◎旧字体と誤解

■なぜ広まった? 「『訊く』が正しい」という迷信 http://d.hatena.ne.jp/takeda25/20121113/1352799353 というのが数日間ホットエントリにあがっています。 これにtwitter連動のブックマークで、こうつけました 高島俊男「お言葉ですが…」(文芸春秋)4巻収録のコラムで、同様の趣旨が書れています。/『あてる漢字によって別の言葉になる・・・(略)などと言うやつがいたら「アホかお前は(略)・・・」と笑ってやればよいのである』 これに対してリツイート、スターなどが多いので、もう少し紹介したほうがいいかと思いこれから少し詳しく。 お言葉ですが…〈4〉広辞苑の神話 (文春文庫) 作者: 高島俊男出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2003/05メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (10件) を見る からですが、高島氏は


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