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思想に関するebmgsd1235のブックマーク (52)

  • 寝そべり族と「清朝末期2.0」:中国が直面する現実と認知の断層|上海在住のえいちゃん

    寝そべり族をめぐっては最近、自身のライフスタイルを記録することで知られる複数のブロガーから、動画の削除やアカウントの禁止が報告されていた 記事より引用「寝そべり族(躺平)」とは2021年に生まれた流行語で、日でいう「働いたら負け思想」の中国版です。この言葉は断続的に規制されてきた経緯がありますが、今では中国の誰もが知る当たり前の言葉です。稿では、なぜ今になって大規模な制限がされているのか、現状とその理由について考察します。 消された「寝そべり族」今年の8月から9月にかけて、多くの寝そべり族系のアカウントが凍結されました。稿では、その代表の一例として「小A在上网」を取り上げます。 この70.5万のフォロワーがいるインフルエンサーが投稿した動画は簡単に紹介できます。 「若者が働かずに街のネットカフェでゲームをし、次の日は別の街のネットカフェでゲームをする」 小A在上网の日々このインフル

    寝そべり族と「清朝末期2.0」:中国が直面する現実と認知の断層|上海在住のえいちゃん
    ebmgsd1235
    ebmgsd12352025/10/15非公開
    アップル・アンドロイド理論から必然的に導かれる土方オールイン法則って空転する自己否定の蔓延によって社会が揺らぐ事。愛と労働が相互承認・肯定の契機であり愛国心の実体である以上政府にとっては不都合な真実。
    • 「動的平衡生命観」に生物学的根拠はあるのか – 問われる日本の科学リテラシー|河田 雅圭

      福岡伸一氏が提唱する「動的平衡」は、多くの人にとって「身体の組織や細胞が常に作り変えられ、更新され続けている」という現象を表す比喩的な表現にすぎないと理解されているかもしれない。しかし、「動的平衡」に基づく生命観は、現代生物学の知見や理論とは整合しない。さらに福岡氏は、その生命観をもとに、生命に関するさまざまな誤った説明を広めている。稿では、この「動的平衡生命観」の内容を解説するとともに、その問題点を指摘する。なお、問題点を詳しく論じているため、やや長い論考となっている。概要を知りたい方は、各項目の要約や最後の「動的平衡がもたらす問題」から読み始めていただきたい。 はじめに 福岡伸一氏の提唱する「動的平衡」による生命観は、多くの一般読者や一部の人文系学者に受け入れられている。特に、2025年、大阪・関西万博において、《いのち動的平衡館》が建設され、注目を集めている。 「体を構成している

      「動的平衡生命観」に生物学的根拠はあるのか – 問われる日本の科学リテラシー|河田 雅圭
      ebmgsd1235
      ebmgsd12352025/09/17非公開
      "福岡氏の「動的平衡生命観」を感覚的に受け入いれてしまうような態度は問題が大きく、最低限の科学リテラシーが必要である"手厳しい。利他を人間の自由とすれば遺伝子の力との整合性はゲーム理論で説明できるかも
      • キツくなっていく近代人の条件と、その近代人から落伍しそうな私自身 - シロクマの屑籠

        blog.tinect.jp リンク先では、近代という時代、近代という体制の前提条件が崩れ始めている2020年代について、中世という時代とその前提条件を例に挙げながら書いた。20世紀後半にはポストモダン、ポスト近代という言葉も登場したけれども、実際にはごく最近まで欧米列強が主導する近代社会と近代の体制は世界じゅうに浸透しつづけ、支配階級→中間階級→庶民階級へとトリクルダウンした。と同時に、近代社会の内実も、たとえば普通選挙制度、女性参政権、ポストコロニアリズム、マイノリティの権利擁護といったかたちで洗練・進化し続けてきた。啓蒙思想と科学的思考の産物であるテクノロジーの進歩はAIをも実用化させている。 だから、ポストモダンやポスト近代より、後期近代とかハイモダニティって言葉のほうが似あうよね、ということも文中では触れた。 だけど、そのあたりがとうとうほころび始めていない?……と問いたいわけだ

        キツくなっていく近代人の条件と、その近代人から落伍しそうな私自身 - シロクマの屑籠
        ebmgsd1235
        ebmgsd12352025/06/13非公開
        漱石の近代的個人、自我についての問題意識は世界万人に今なお共通で皆が上滑りし続けている。脱神話化から物語依存、再呪術化。近代人らしい振る舞い、文明人仕草とは自制とdecency、中世や古代でも美徳だったはず。
        • ジョセフ・ヒース「『平等と公平の違い』というミームイラストを哲学者が嫌う理由」(2025年4月15日)

          このなんてことないイラストは、過去半世紀にわたって平等や社会正義を巡る哲学の議論が達成しようとしてきたことの、ほとんど全てが台無しになってしまったことを示している あなたのお気に入りの哲学者を困らせたいなら、最近だと一番良い方法は、箱の上に乗った子どもたちのイラスト(「平等と公平」ミーム)を見せることだ。これを哲学者の苦しみの種というのは言い過ぎかもしれないが、哲学者の仕事を楽にしてくれないのは確かである。 哲学者のほとんどはこのイラストを見たことがあるが、それ以上に重要なのは、学生はみなこのイラストを見たことがあるということだ。それだけでなく、学生たちはこのイラストを持ち出せば議論を完全に打ち切れると考えている。学生らに言わせると、このイラストは「公平性(equity)」の正確かつ議論の余地ない定義を示しており、「平等(equality)」という道徳的理念を決定的に打ち負かしているのだと

          ジョセフ・ヒース「『平等と公平の違い』というミームイラストを哲学者が嫌う理由」(2025年4月15日)
          ebmgsd1235
          ebmgsd12352025/06/01非公開
          "ロールズの考えでは、正義とは協力の便益と負担の分配に関わるものであり、幸福は協力の直接の産物ではない""不平等が問題となるのは、それが個人にコントロールできない「状況」の帰結として生じた場合だけだ"現実
          • <論壇時評>イーロン・マスクと権威主義的リバタリアン 民主主義を敵視、利益拡大へ暴走 中島岳志:北海道新聞デジタル

            アメリカトランプ政権は「政府効率化省(DOGE)」を設置し、政府関係機関に勤める職員の大幅削減を進めている。彼らは「小さな政府」を志向しているが、これは「小さな権力」を意味していない。 イラク戦争のことを思い出したい。この戦争で問題になったのが、「戦争の民営化」だった。アメリカ政府はこれまで国家が担っていた戦争業務の多くを民間軍事会社に委託し、戦争を遂行した。その結果、アメリカ政府は戦争を始める権限を行使しながら、捕虜の虐待などの戦争犯罪についての責任を負う必要がなくなった。重要な決定権は保持しながら、具体的な事業や責任をアウトソーシング(外注)する政府は、「小さな政府」であっても「小さな権力」ではない。むしろ、戦争に踏み切ることのハードルは下がっており、権威主義的な権力が肥大化していると言える。

            <論壇時評>イーロン・マスクと権威主義的リバタリアン 民主主義を敵視、利益拡大へ暴走 中島岳志:北海道新聞デジタル
            ebmgsd1235
            ebmgsd12352025/03/31非公開
            中国の権威主義体制においては、人権意識やポリティカル・コレクトネスを乗り越えて科学的イノベーションが推進、この「中華未来主義」は、シリコンバレーエリートたちにとって「脱政治化されたテクノ・ユートピア」
            • ポピュリスト右派とウォーク左派の共謀【寄稿】

              パリ市民たちが7日、フランス・パリのレピュブリック広場で、この日行われた早期総選挙の決選投票で極右・国民連合の第1党への登板が阻止されたことを祝っている/AP・聯合ニュース 極右ポピュリズムがふたたび力を増している。ポピュリスト右派は、自分たちが左派の課す抑圧的な強要に対抗して「穏健な正常性」を擁護しているというレトリックを繰り返し用いる。たとえば、これらの人たちは、ウォーク(woke:覚醒した、目覚めた)左派の「キャンセル・カルチャー」によって、個人が異性愛者であるとか伝統的な見解を持っているという理由だけで罪悪感を抱き、ある話や行動が突然禁止される可能性があるという恐れを感じ、息が詰まる雰囲気がつくられていると非難する。 一例としては、最近、ファシズムを擁護するマイケル・ミラーマンという右派知識人が「なぜ正常なすべてのことがファシストと呼ばれるのか」(Why is everything

              ポピュリスト右派とウォーク左派の共謀【寄稿】
              ebmgsd1235
              ebmgsd12352024/07/17非公開
              新ポピュリスト右派やウォーク左派はグローバル資本主義に刻み込まれた根本的な敵対にこそ焦点を当てねばならないのに過度にでなく不十分なままあるいは抑圧的な超自我の体系に無批判で互いに向き合うことができない
              • 【対談】山田五郎と村上隆が、近現代の日本の美術史から読み解く「なぜ村上隆は嫌われるのか?」

                美術の近現代史の歪みが生んだ、村上隆の「嫌われる理由」村上:今日はありがとうございます。山田さんのYouTube番組は、ずっと拝見していました。 山田:「村上隆 もののけ 京都」は、お世辞抜きで期待以上に良かったですよ。《お花の親子》(2020)が東山を借景にした日庭園の池にじつによくフィットしていましたし、《風神図》《雷神図》(ともに2023〜24)にしても、《洛中洛外図 岩佐又兵衛 rip》(2023〜24)にしても、力作ですよ。 京都で開催する必然性のある展覧会になっているところがすばらしいと思いました。 村上:今日は山田さんに、クリティカルに忌憚(きたん)のない解説をいただけるという期待をしています。じつは、2020年オリンピックの東京開催が決定した2013年9月7日(日時間8日)の、その5分後に、「村上隆だけにはキャラクターを作らせたくない」という言葉がTwitter(現

                【対談】山田五郎と村上隆が、近現代の日本の美術史から読み解く「なぜ村上隆は嫌われるのか?」
                ebmgsd1235
                ebmgsd12352024/06/23非公開
                村上さん、こんな出立ちだったかしら。山田さんのコンパクトな美術史も読ませるし日本画の出立におけるねじれとか「古典美術をちゃんと消化吸収しないうちに、それを否定する価値観も同時に取り入れてしまった」のね
                • エリートの、エリートによる、エリートのための“反民主主義”――とその解毒薬 » p2ptk[.]org

                  エリートの、エリートによる、エリートのための“反民主主義”――とその解毒薬投稿者: heatwave_p2p 投稿日: 2024/5/202024/5/20 Pluralistic 「現実主義者」が「クズ野郎」の代名詞になっているのをご存知だろうか。たとえば「私は人種差別主義者ではなく、ただの『人種リアリスト』だ」という具合に。同じ「現実主義」は、民主主義そのものを否定するためにも使われている。自称「リバタリアン・エリート主義者」たちの間でだ。彼らは、社会科学によって民主主義が機能せず、そして機能しえないことが証明されていると言う。 あなたも、このイデオロギーの亜種に触れたことはあるだろう。我々の認知バイアスが熟議を不可能にしているだとか、「推論は真理を追求するようにデザインされたのではない。推論は議論に勝つように進化によってデザインされたものだ」とか。 あるいは、有権者は「合理的無知」で

                  エリートの、エリートによる、エリートのための“反民主主義”――とその解毒薬 » p2ptk[.]org
                  ebmgsd1235
                  ebmgsd12352024/05/21非公開
                  エントリーありがとうございます。人種差別主義者ではなく人種リアリスト、民主主義を市場にシフトか。「それは常にそのテクノロジーの特定の経済的取り決めに対する社会的拒否でしかなかった」今もこれからもね。
                  • 反出生主義の精緻化と〈生まれてこない方がよかった〉という嘆きのケアを考える

                    論文は、反出生主義の精緻化を目指し、その上で切り捨てられることになる感情、特に〈生まれてこない方がよかった〉に注目し、そのケアも同時に目指したものである。反出生主義を「人間、場合によってはすべての有感生物から苦痛を取り除く思想」とし、現代反出生主義が感情の範疇である可能性と理性と論理だけで組み上げた反出生主義の冷酷さ示す。そして理性によって退けられる感情である〈生まれてこない方がよかった〉を3つの視点からケアする道を探っていく。その3つの視点とは「基的自尊感情」、「いるからいる」、「死にたい」へのケア方法の応用である。

                    • 「マナー、道徳、常識、暗黙の了解」で人を叩く行為が気に入らない。

                      功利主義に向き合う いきなりだが、どうもおれは功利主義者らしい。反出生主義などの持論を述べていたら、そう指摘された。 なるほど、反出生主義論者のベネターの考え方は功利主義的かもしれない。 とはいえ、おれは功利主義をよく知らない。「最大多数の最大幸福?」くらいのものだ。なので、おれはを読んでみることにした。 たとえば、有名なJ.S.ミルなどはなんといっているのだろう。『功利主義』の冒頭はこんな文章で始まる。 正と不正の判断基準をめぐる論争は、解決に向けた進展が少しも見られない。人間の知識の現状を作り上げている環境要因のうちで、これほど期待はずれなものはほとんどない。 最も重要なテーマに関する思索でありながら、長いあいだ立ち後れたままであり、期待はずれという点でここまで際立っている環境要因はほとんどない。 哲学が誕生して以来、最高善に関する話題、あるいは同じことになるが、道徳の基礎になる問題

                      「マナー、道徳、常識、暗黙の了解」で人を叩く行為が気に入らない。
                      ebmgsd1235
                      ebmgsd12352024/04/12非公開
                      道徳器官か、哲学でなく生物学的にはありそうだけど原罪から負い目へと道徳の系譜を紡ぐのが人間なんで功利と直観でさ迷いエビデンスもアンビエントに絡まれる。それを言っちゃあお終いよでは済まされないのが現実。
                      • カリブ海の記憶と逃走/闘争する奴隷たち──ポスト西洋的な「自由」概念としてのマルーン化|中村達

                        2015年8月、日が戦後70年を迎えた月に、私はイギリスによる植民地支配からの独立後53年目となったカリブ海の島国、ジャマイカにいた。それまで東京の大学で英文学を学んでいた私は、飛び出すように大学院を退学し、ジャマイカの首都キングストンにキャンパスをもつ、西インド諸島大学の博士課程へ留学したのだ。 西インド諸島大学モナキャンパスの英文学科は、英語では“The Department of Literatures in English”と複数形をもちいて表記される。もともと西インド諸島大学は、ジャマイカがイギリスの植民地だった時代に、ロンドン大学の分校として設立された過去をもつ。そのカリキュラムはイギリス国と同一であり、シェイクスピアやワーズワースといったイギリス人作家だけが教えられた。その後、アメリカ人作家の作品もカリキュラムに加えられる。しかしカリブ海の作家たちが授業に取り上げられるこ

                        カリブ海の記憶と逃走/闘争する奴隷たち──ポスト西洋的な「自由」概念としてのマルーン化|中村達
                        ebmgsd1235
                        ebmgsd12352024/03/28非公開
                        『20世紀ヨーロッパの全体主義に比べれば、奴隷制は奴隷たちに社会での居場所を与え、まだ「人間性の範疇」で扱っていたというこの見解は、アーレントの思想の限界もしくは西洋中心的な側面を露呈しているだろう』
                        • ドイツ現代史研究の取り返しのつかない過ち――パレスチナ問題軽視の背景 京都大学人文科学研究所准教授・藤原辰史 | 長周新聞

                          京都大学で13日におこなわれた公開セミナー「人文学の死――ガザのジェノサイドと近代500年のヨーロッパの植民地主義」【既報】より、藤原辰史・京都大学人文科学研究所准教授の基調講演「ドイツ現代史研究の取り返しのつかない過ち――パレスチナ問題軽視の背景」の要旨を紹介する。 □      □ 今日の問題提起は、ドイツ現代史研究者の一員である自分にも矛先を向けたものでもある。ドイツ現代史研究者は、パレスチナ難民やイスラエルの暴力をまったく無視しているかといえばそうではない。批判も多々してきているが、当事者意識が欠落している。たとえば、パレスチナ問題を「生成」した問題として扱い、きわめて「他人事」として起きている「かわいそうなこと」という倫理的問題として捉えがちである。その「上から目線」がパレスチナ問題を見る目を曇らせているように思う。 そして、パレスチナとともに中東欧や南欧へも関心が低すぎる。ド

                          ドイツ現代史研究の取り返しのつかない過ち――パレスチナ問題軽視の背景 京都大学人文科学研究所准教授・藤原辰史 | 長周新聞
                          ebmgsd1235
                          ebmgsd12352024/02/24非公開
                          YouTubeで講演を聴いたけどこの人の語り口がいい。食と農の歴史の専門家で環境問題にも発言している。ドイツの『記憶文化』を絶対化することで植民地主義やロマの人々を枠外に。カテキズムに屈服するのは人文学の死。
                          • ラヴジョイ『存在の大いなる連鎖』の最終講:存在の連鎖は破綻した無意味な思想 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

                            ラヴジョイ『存在の大いなる連鎖』の翻訳を始めた話はした。 cruel.hatenablog.com 素直に第2講を初めて、半分くらいはおわっているんだけれど、そもそもこの話がどこへ行くのか知りたくて (はい、推理小説もまず最後を読むタイプです)、最後の第11講をあげてしまいました。 ラヴジョイ『存在の大いなる連鎖』第11講 (最終回) もちろん、このpdfを読むとそれなりにウダウダしい。だが、そこで言われていることは、第1講と同じでとてもシンプルではある。それはつまり、以下の通り: 「存在の連鎖」という観念は最終的に、二千年かけて詰めていったらボロボロでまったく整合性がないことが明らかになった。 だから破綻して、すると一気に忘れられてしまった。 思想そのものの現代的な価値はまったくない。 ただこういう変なものにハマる精神の働き (すでに蒸し返すバカも出てる) の記録という意味はあるかも。

                            ラヴジョイ『存在の大いなる連鎖』の最終講:存在の連鎖は破綻した無意味な思想 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
                            ebmgsd1235
                            ebmgsd12352024/01/22非公開
                            Lovejoyってそのままなんかい、20世紀初頭、アメリカの哲学者なのね。「2000年の西洋思想の相当部分が、単なる幻影を追いかけるだけの活動で、つまり西洋思想そのものが結局は破綻したんです、と述べているに等しい」
                            • ラヴジョイは「冷笑系」:非ビリーバーの優位性 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

                              ラヴジョイ『存在の大いなる連鎖』を勝手に翻訳している話をした。 cruel.hatenablog.com で、引き続きやっていて、第2講もいまのところ、なかなかおもしろい。まだ前半だけだけれど、言われていることはやはり単純だ。 頻出する観念として「異世界性」と「この世性」みたいなのがある。 異世界性は、来世の天国で処女が17人!とか、この世が気にわんから異世界転生するなろう小説みたいなもの欲しげな話とはちがう。そういう異世界転生って、この世の価値観のまま自分の都合のいい世界になるってことで、「この世性」の権化。当の異世界性というのは、この現実は現実ではなく、永遠不変の絶対的な善の世界があるのよ〜みたいな話。 この手の論者はみんなインチキ。なんだけれど、西洋思想では圧倒的にこの異世界性が大きな影響を持つ。宗教なんてみんな神さまだのといったありもしないものを押しつけるという理屈で、この異

                              ラヴジョイは「冷笑系」:非ビリーバーの優位性 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
                              ebmgsd1235
                              ebmgsd12352024/01/16非公開
                              「世界プロセスは、それを全体として把握しようとすると、想像力に対して一貫性のない面倒なドラマを提示するだけで、喧噪には満ちていても何も意味しないせいでもある」「異世界派の道徳家や宗教教師たちのページ」
                              • よくある「哲学」への誤解を分かりやすく解説してみる(永井均氏がトランスヘイト言われている件を材料に) - ふろむだ@分裂勘違い君劇場

                                「哲学をやる気はないけど、哲学ってこういうもんだろ」と思ってる方によく見られる誤解を、哲学者を巻き込んだネット上のとある騒動を事例に、解説してみたいと思います。 では、さっそく、題に入ります。 「永井均がトランスヘイトを行おうとしている」という趣旨のツイートを槇野沙央理氏がしています。 私はこのように、「影響力のある哲学者が、元教え子を焚きつけて、トランスヘイトを行おうとしている」ことに危機感を抱き、先日のポストを行いました。 — 槇野 沙央理/Saori Makino (@saoriqing)2023年12月29日 これに対して、永井均氏は以下のようにレスしています。 これは妄想でしょう。なぜ私が誰かを「焚きつけて」トランスヘイトなどを行う必要がありましょうか。そういう種類の関心は全くありません。ツイッターを読まれるだけでもわかると思いますが、私の関心事はジェンダーに関して「も」成り

                                よくある「哲学」への誤解を分かりやすく解説してみる(永井均氏がトランスヘイト言われている件を材料に) - ふろむだ@分裂勘違い君劇場
                                ebmgsd1235
                                ebmgsd12352024/01/01非公開
                                哲学者たちが独自に行った定義においてジェンダーに関して「も」成り立つ自認と同一性の関係の問題について哲学的に価値のある議論をしうる余地がある、社会的な価値はなくても、社会的に有害でも、哲学的には価値が
                                • 『なぜヴィーガンか?』 シンプルな論理とそれが人びとに与えた影響 - HONZ

                                  読むたびに思う。ピーター・シンガーの論理はシンプルで、それゆえに強力だ。シンガーの論理に異を唱えようとすると、その反論のほうが小手先の屁理屈のように聞こえてしまう場合も少なくない。そして、シンガーの論理は強力であると同時に、そこから帰結する内容が厳しくもある。シンガーの論理を反駁できないならば、またそれを頭で理解したならば、わたしたちは自らの生き方を変えなければならないはずである。書は、哲学者ピーター・シンガーの肉に関する論考を集めたものである。シンガーは、「動物解放論」の代表的論者であり、1970年頃から菜主義を実践している。そして、後で紹介するように、その論理によって多くの人たちの生き方を実際に変えてきた人物でもある。 そのタイトルどおり、書はなぜ肉を控えるべきかを説いている。シンガーによれば、そのおもな理由は3つある。すなわち、(1) 動物への配慮、(2) 気候変動の問題

                                  『なぜヴィーガンか?』 シンプルな論理とそれが人びとに与えた影響 - HONZ
                                  ebmgsd1235
                                  ebmgsd12352023/08/04非公開
                                  理性のエスカレーター、効果的な利他主義か。アニマルウェルネスに配慮した肉食って近代化以前の多くの民族が実践してた。殺生禁止、再神話化?植物や昆虫については「たくましい理性」に期待。passionとmission大事。
                                  • マイケル・サンデル「左派が恐れる“愛国心”を右派はきわめて有効に政治利用してきた」 | 「国境」と「移民」に代わるアイデンティティが必要だ

                                    30年ほど前、ハーバード大学教授のマイケル・サンデルは1990年代の“黄金の仮面”に隠されたものを暴いた。 冷戦終結後に訪れた繁栄と陶酔の仮面をはぐと、そこには不安があふれていた。サンデルの耳に届いたのは、エリート層が推進するグローバル化に反対する人たちの声だった。 彼らの意見を集めて1996年に出版されたサンデルの著書『民主政の不満 公共哲学を求めるアメリカ』(勁草書房)は、古典として読み継がれている。いまこのを再読すると、すでに現在の状況を予感させる記述がいくつも見られる。 また、サンデルは2020年に出版した著書『実力も運のうち 能力主義は正義か?』(早川書房)のなかで、能力主義を解体し、生まれや環境の平等が欠如していることが真の能力主義の普及を妨害している、と指摘する。 能力主義が生んだ格差によって大きな被害を受けた労働者階級が、怒りを覚えるのは当然だ。サンデルは『民主政の不満』

                                    マイケル・サンデル「左派が恐れる“愛国心”を右派はきわめて有効に政治利用してきた」 | 「国境」と「移民」に代わるアイデンティティが必要だ
                                    ebmgsd1235
                                    ebmgsd12352023/07/02非公開
                                    恐れるでなく「右派ポピュリスト政治家が提示する狭量で頑迷な排外主義的ハイパーナショナリズムとは異なる独自の肯定的な愛国心、国民皆保険や公平な税制といった概念に共同体的な感情を付与した新しい愛国主義」を
                                    • ロシア・ウクライナ戦争とナショナリズム | 東京大学

                                      ロシアのプーチン政権をロシアウクライナ戦争へ駆り立てたナショナリズムの思想はどのようなものなのでしょうか。長引くロシアウクライナ戦争の思想的背景について、近代ロシア文学・思想を専門とする、総合文化研究科の乗松亨平教授に聞きました。 イリヤ・レーピン〈トルコのスルタンに手紙を書くザポリッジャ・コサック〉(1880-91) ©Ilya Repin プーチン政権の帝国的ナショナリズムとロシア民族主義 ―― 今回の戦争をどのようにご覧になっていますか? 従来、プーチン大統領は現実判断に基づいてプラグマティックな行動をとる冷静な政治家であると一般的に評価されていましたが、2014年のウクライナ危機以降、今回の戦争に至るまでを見ると、その評価を変えざるをえません。プーチンのこうした変化の一因として、ロシア・ナショナリズムの思想が注目されています。 プーチンは、9月30日にウクライナ4州の併合を宣言

                                      ロシア・ウクライナ戦争とナショナリズム | 東京大学
                                      ebmgsd1235
                                      ebmgsd12352023/02/02非公開
                                      100以上の民族が暮らす多民族国家、植民地化していない帝国、多様性における一体性、ロシア人は独自性がない空の容器、ゆえにさまざまな他の民族を包摂、歴史によって形成、ユーラシア言語連合、矛盾解消としての戦争
                                      • 『「社会正義」はいつも正しい』についての、いくつかの雑感 - 道徳的動物日記

                                        「社会正義」はいつも正しい 人種、ジェンダー、アイデンティティにまつわる捏造のすべて 作者:ヘレン プラックローズ,ジェームズ リンゼイ 早川書房Amazon 早川書房から翻訳が出版された作家のヘレン・プラックローズと数学者のジェームズ・リンゼイの共著『「社会正義」はいつも正しい』に関して、出版とほぼ同じタイミングで山形浩生による「訳者解説」が公開された。 しかし、公開当初から訳者解説が差別的であるとしてTwitterなどで炎上。そして、公開から数週間が経過した先日に、公開停止が早川書房からアナウンスされた。 11月15日に弊社noteに掲載した記事「差別をなくすために差別を温存している? 『「社会正義」はいつも正しい』の読みどころを訳者・山形浩生が解説!」につきまして、読者の皆様から様々なご意見を頂いております。出版社がなんらかの差別に加担するようなことがあってはならず、ご指摘を重く受

                                        『「社会正義」はいつも正しい』についての、いくつかの雑感 - 道徳的動物日記
                                        ebmgsd1235
                                        ebmgsd12352022/12/07非公開
                                        「役者解説」は読んでないのでアレですけど早川書房の罪は一斉に引き下げることで建設的な議論の土俵を用意せずSNA上での不毛な言葉の垂れ流し罵倒の応酬へと誘導まさに炎上商法なんだけど祭りの空間は非生産的でしょ
                                        • 美しさを見てとるために訓練が必要であるとはどういうことか|obakeweb

                                          美的性質や美的知覚について、最近出版されたマドレーヌ・ランサム[Madeleine Ransom]の論文がとてもよかったのでまとめておく。 1 前提:美的知覚美的性質[aesthetic properties]とは、「美しい」「優美だ」「けばけばしい」「退屈だ」「バランスが取れている」など、われわれが芸術作品や自然の風景について語るときによく言及する性質のことだ。こういう性質を見てとったり聞いてとることを美的知覚[aesthetic perception]と呼び、「このモネの絵はバランスが取れていて美しい」みたいなことを言ったり書いたりすることを美的判断[aesthetic judgement]と呼ぶ。 フランク・シブリー[Frank Sibley]の影響下において、分析美学では美的性質に関してふつうふたつのことを前提する。 第一に、対象が美的性質を持つのは、一連の非美的性質を持つおかげで

                                          美しさを見てとるために訓練が必要であるとはどういうことか|obakeweb
                                          ebmgsd1235
                                          ebmgsd12352022/09/11非公開
                                          「縛りプレイみ」っていい表現。知識、訓練、勉強もすべてが美的快楽のため。マウントやひけらかしもあるけど入り組んだ文脈を絡めるのも肥大化した自己を断ち切って他者を発見するのも自分自身。知覚の扉を清める。

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