新刊の続きとして 市民社会論の再生: ポスト戦後日本の労働・教育研究 作者:稲葉 振一郎 春秋社Amazon =================== 1990年代の劈頭を飾った東京大学社会科学研究所の全体研究は『現代日本社会』(報告書は東京大学出版会刊)であり、第一巻の序論に明示されるように、その主導アイディアは当時の現代日本を「会社主義」というキーワードで形容するものであった。このキーコンセプトとしての「会社主義」は基本的に宇野派のマルクス経済学者馬場宏二と、民主科学者協会法律部会の憲法学者渡辺治の合作である。 馬場宏二の「会社主義」概念は、彼と盟友であった財政学者加藤榮一が、師たる大内力の国家独占資本主義論を踏まえてともどもに形成しつつあった現代資本主義論を、主として労働経済学者小池和男の日本的労使関係論と、弟子の橋本寿朗の日本重化学工業論を念頭に置きつつ適用したものである。それは2


回答 (8件中の1件目) 私は、誰でも知ってる米国半導体メーカーのマーケティングに在籍していました。日米半導体摩擦や浮動小数点演算回路のバグ騒ぎでの無償交換騒ぎも経験しました。ですので、ある程度の定見はあると自負しており(愚痴が主体ですが)思う所を書かせていただきます。NECが8080AFを出した頃には、不思議な事をするなぁ…程度にしか考えていませんでしたが、その頃から業界標準を先行他社に握られた追従側は、標準となったデザインを越える事は容易ではなく、業界標準の側は賛同者を囲い込んでエコシステムを構築しますからユーザーは標準以外の流れに手を出すのに大きなコストがかかり既に主流のデザイ...


育児休業(育休)取得後に、正社員から契約社員への雇用形態の変更を迫られ、その1年後に雇止めされたのは不当だとして、語学スクール運営会社で働いていた女性(30代)が、会社に地位確認などを求めた訴訟の控訴審判決が11月28日、東京高裁であった。 会社側の主張が大幅に取り入れられ、一審とは異なり、雇止めが有効とされた。 ●いったいどんな判決だった? 裁判の争点は大きく、(1)女性は正社員の地位にあるか、(2)雇止めは有効か、(3)会社の対応は正当と言えるか、(4)女性が一審の提訴時(2015年10月)に開いた記者会見が会社への名誉毀損に当たるかーーの4つだった。 一審は、女性に正社員の地位は認めなかったが、雇止めは無効とし、会社の不誠実な対応などは不法行為にあたるとした。また、記者会見は名誉毀損にあたらないとした。 一方、双方が控訴して始まった高裁(阿部潤裁判長)は、一審同様に女性に正社員の地位

遅刻が止まらない! 「遅刻をするのは、自分にだらしない証拠だ。もっと責任感をもってきちんと自己管理すべきだよ」 今月に入って半分以上遅刻が続いてしまった事務職のK子さんは、ついに上司からも注意を受けてしまいました。さすがにここまで遅刻が続くと、上司だって黙って見過ごすわけにいかないのは当然です。K子さん自身も、どうにか直さなきゃと思ってはいても、自分でもどうにもならない泥沼状態にはまってしまった感じで、途方に暮れていたところでした。 「明日こそ、絶対に遅れないようにしよう!」 K子さんは、そんなふうに毎晩寝る前に強く思うのですが、翌朝になるとぼんやりした意識の中で目覚まし時計を知らぬ間に止めてしまって、そのまま意識を失い、気がついた時にはもうどんなに頑張っても間に合わない時間になってしまっているのです。 K子さんは決して元々時間にルーズな方ではなかったし、いわゆる遅刻魔などでもありませんで



世代間ギャップについてネットを検索していたら、面白い記事を見つけた。シティリビングの特集「働く女性の“年の差事件簿”」である。 シティリビングというのは、オフィスに配付されているOL向けの無料新聞だというが、筆者(20代女性)がこれまで勤めた職場では見かけなかった。そもそも「職場の華」のような女性一般事務職が減って、いわゆるOLという言葉にぴったりする人が少なくなったと思う。 IT業界は20代の若い男女がざわざわ働いていて、入れ替わりも激しいので、あまり世代を意識することもなかったし、人間関係に煩わしさを感じることも多くなかった。その分、この特集がちょっと新鮮に読めた。 団塊ジュニアの氷河期前期。後期は元コギャル 「バブル」や「ゆとり」という言葉は聞いたことがあるが、OL世代論の視点から見ると、そんな単純なものではないらしい。バブルとゆとりの間には「就職氷河期」世代があり、それも前期と後期



「正規雇用」と「非正規雇用」の話題が盛り上がってるみたいです。wattoさんがこういう形で言及するのは珍しいのでちょっとびっくりしました。 正社員のらくからちゃさん。非正規雇用のwattoさんと並んだところで、ほぼニートである僕も乗っかってみますね! 現在は就活シーズンでして、僕も一応それに当てはまります。2ヶ月ほど前まで、僕は自分が正社員になることを疑っていませんでした。しかし今は正社員をすでに諦めていて、だからこの話題は個人的にそこそこホットなのです! 僕は、立場としてはwattoさんに近いです。というより、らくからちゃさんは問題そのものを認識できていないように思いました。 もちろん僕が間違っている可能性も高いので、そこらへんは記事を読んで判断していただきたいです。 「正規雇用」「非正規雇用」というのは、実態をよく表している言葉だと個人的には思っています。 ちなみに、「非正規雇用」にあ



テレビ東京系の「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」をご存知だろうか? 太川陽介、蛭子能収、そして女性ゲスト(“マドンナ”と呼ばれる)の3人が、路線バスだけを乗り継いで4日間で目的地を目指すというもの。バス路線のつながりに翻弄され、ぽっかり空いた待ち時間に喫茶店でぐったりするあたりに人情味とゲーム性があって人気のシリーズだ。 あの番組でよくあるのが、乗るつもりだった路線が数年前に廃止されたとバス会社の係員から聞かされて、「えっ、なくなっちゃったの?」と、蛭子能収が困ったような笑顔を浮かべ、リーダーの太川陽介が表情を険しくする場面だ。 過疎化と高齢化が進むなか、全国津々浦々に毛細血管のように伸びていたバス路線網が末端部分から消滅しつつある。その裏には利用者減がある。2000年度と比較して乗合バスの輸送人員は、三大都市圏では微減にとどまっているのに対し、地方では2割も減少。そしてバス路線も、06年か


火曜日のエントリでは朝日の報道に「脱力感」を呈しましたが、実を言うと、その対象の産業競争力会議のペーパーも、私としてはたいへんな脱力ものでした。 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/skkkaigi/goudou/dai4/siryou2.pdf いや、このペーパーのあちらこちらに、「ジョブ型」「メンバーシップ型」をはじめ、私の文章かと見まがうような用語がこれでもかこれでもかと詰め込まれてはいるのですよ。でも、肝心の政策の中身が、私の言ってることとはどんどん逆の方向に向かっているように見えるのです。 いや、新聞報道が目の敵にする残業代については、繰り返し述べているように高給労働者にまで過剰な規制をする必要はないし、そもそも賃金をどうするかは(最低基準を除けば)労使の交渉にゆだねられるべきことという考え方に変わりはありません。 しかし、


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