帝国の興亡2022.10.03 Updated by Ryo Shimizu on October 3,2022, 05:12 am JST イタリアの探検家、アメリゴ・ヴェスプッチは43歳にして初航海に出かけた。 彼の航海の記録は1503年に論文「新世界」として発表され、ドイツで出版された。以来、その大陸は彼の名にちなんでアメリカと呼ばれるようになった。 ヴェスプッチが探検したのは主に南米で、コロンブスが発見したのはカリブ海のプエルトリコで、厳密には北米大陸を発見したわけでもない。 それから一世紀後にイギリスのバージニア株式会社が国王ジェームズ一世から勅許を得て、メリーランド州、バージニア州、カロライナ州の開拓を開始した。アメリカ大陸への植民はビジネスであり、入植者は実質的にバージニア会社の社員と見做されていた。 しかし、先住民族との戦いや疫病といった障害から、最初期の200人の入


「『お腹を空かせた赤ちゃん』のイメージが、ずっとここにあるの。料理の仕事をして生きてきたわたしの、今生(こんじょう)の役割は『誰もお腹を空かせることのないようにする』ことなんじゃないかと思う。この仕事で食べてきたわたしの使命みたいなこと。 【フォトルポ】命をつなぐ「夜のパン屋さん」ができるまで 住むところがあって、食べるものに困らないから、あと引退してもいいかもしれない年齢のわたしが、今、やるべきことだなあ、って思うのよ」料理家の枝元なほみさんは、ひとことずつ、かみしめるようにそう話してくれた。食べ物の供給が、需要を大きく上回っているこの世界で「お腹を空かせている人」が何億人もいるという事実。外国だけでなくこの日本でも、毎日のごはんに不自由している人がたくさんいるという事実。「子ども食堂」や「炊き出し」を頼りにする人がいるという事実。わずかな年金で、ささやかな買い物をして生き繋いでいる


図書館にも女性専用席 ホームレス対策…「不公平」の声も 東京都内の図書館で、女性専用・優先席を設ける動きが広がっている。現在のところ、23区内220館のうち8館で実施。女性専用車両の痴漢対策というよりは、主な理由がホームレス対策だ。「安心して使える」「使いやすくなった」と歓迎する女性の声もあるが、男性からは「不公平だ」との声もある。(安岡一成) ■苦肉の策 台東区の中央図書館。今年4月からフロアの一角に設けられた「女性専用席」に女性が2人腰掛け、料理雑誌を読んでいた。周りの棚にはファッションや子育てなどの女性向け雑誌が並ぶ。いつも利用しているという主婦は(58)「ホームレスがいっぱいで利用しづらかったから、女性専用席は悲願だった。おかげで落ち着いて読めるようになった」と話す。 台東・荒川の両区には日雇い労働者やホームレスが多く滞在する通称・山谷(さんや)地区がまたがる。雨天や暑さ寒さが厳し

1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く