今の20歳が40歳の半分しかいないって本当にいい話だと思う。戦争でもあったのかな?— 🦀カニカニカーニバル🦀 (@yu1096) 2018年11月7日 たぶん、このツイートはブラックジョークのつもりで書かれたものだろうが、私には冗談にみえなかった。 「今の20歳は40歳の半分しかいない。戦争でもあったのかな?」というツイート、ジョークのつもりかもだけど、これ、実際戦争に匹敵するようなカタストロフィがあったのに気付いている人があまりいない、ってグロい状況を反映しているなぁ、と思った。— p_shirokuma(熊代亨) (@twit_shirokuma) 2018年11月8日 乳児死亡率の低下によって起こる第一の少子化は、それほどカタストロフではないし、アメリカやヨーロッパのベビーブームが証明しているように劇的少子化とも限らない。しかし、東アジア諸国などで今起こっているような第二の少子化


小林よしのりは、ガンディーに関してこんなことを書いた[1]。デタラメなのは調べればすぐ分かることだが、『戦争論』を読んでのぼせ上がるようなちょろい読者がそんなことをするはずはないと分かっていたからだろう。 日本が白人を追い散らした時 インドのガンジーも チャンドラ・ボースも インドネシアのスカルノも ビルマのアウン・サンも みんな大喜びしたのだ アジア人が白人と戦って勝てるのだと! ガンディーが日本軍を歓迎などしていなかったことはこちらの記事でも説明したが、念のためガンディー自身の書いたものから追加で紹介する。 まず、ガンディーが「非常に親日的な決議草案文書」を書いたと小林が主張する1942年4月に『ハリジャン』紙に掲載された論評「非暴力の抵抗」[2]: 日本軍がわれわれの戸口にまで迫って来ている。非暴力の手段をもって、われわれは何をなすべきだろうか?(略)非暴力の抵抗者は、彼らにどんな援



憎悪の連鎖 ミャンマー中部マンダレーの僧院前に立つ「イスラム教徒の蛮行」の写真を並べた掲示版 Thierry Falise-LIGHTROCKET/GETTY IMAGES アピチャート・プンナジャント(30)は、タイの首都バンコクの有名な「大理石寺院」の首席説教師。この童顔の僧侶は書類を次々に取り出し、テーブルの上に広げて見せる。 アピチャートは指先で書類をたたきながら、これは07年以降にマレーシア国境に近いタイのディープサウス(深南部)で殺された僧侶20人と負傷した24人のリストだと言う。マレー系イスラム教徒が多数を占める同地域では、04年から反政府勢力の破壊活動が続いており、6500人以上の死者が出ている。 犠牲者の大半はイスラム教徒の一般市民だが、アピチャートはお構いなしだ。1人の僧の殺害は仏教全体への攻撃と見なすべきだと主張する。「僧侶が殺されたり傷つけられることに対し、以前は苦

英国の映画製作・配給会社「サードウィンドウフィルムズ」代表、アダム・トレル氏(33)と先日話す機会があった。アダム氏は日本をはじめアジア映画を海外に紹介しており、現在公開中の日本映画「下衆(げす)の愛」(内田英治監督)のプロデューサーも務めている。 「日本映画のレベルは本当に低い。最近すごく嫌いになってきたよ!」 アダム氏は憤っていた。断っておくが、アダム氏は日本映画をこよなく愛している。だからこその“苦言”なのだろう。 「アジア映画の中で韓国や中国とかが頑張っている。それに比べて日本はレベルがどんどん下がっている。以前はアジアの中で日本の評価が一番高かったけど、今では韓国、中国、台湾やタイなどにお株を奪われている。ちょっとやばいよ」 「下衆の愛」を手がけたのも「好きな日本映画があまりなくて海外配給が大変になってきた。それじゃ自分がプロデューサーになろうと思った」という動機からだ。


ラオスは ASEAN のメンバーではあるものの、いまだアジアで最も貧しい国のひとつです。 このため日本や中国、そして国際機関から NPO まで様々な人や組織が支援を行っています。 今日はそれらのうち、「商品企画&デザインの支援」と「観光客にもできる教育支援」のふたつについて書いておきます。 <メコン河を望むレストランにて> ラオスの名産品のひとつが、少数民族を含むラオスの人達が昔から手作りしてきた伝統的な織物です。 シルクが多いですがコットンもあります。民族により織機で複雑な模様を作る場合と、刺繍して作る場合があります。 もともと自分達の祭りや風習、日常生活のために作っていた布なので、昔はそれらが商品として、広く販売されたりはしていませんでした。 しかしある時点で先進国の人達がそのすばらしさに気づき、ラオスで買ってきた布を自国で売り始めます。 しかし、そこにはふたつの問題がありました。 ひ


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