.modとは Fortranプログラムでmoduleが含まれるファイルをコンパイルする場合(モジュール名).modというファイルができる。 .modファイルはuse文を使うことで他のファイルからでも参照可能である。 moduleを使った例(mod.f90) module mod integer ,parameter :: ten=10 end module mod useを使った例(use.f90) program use use mod write (*,*) ten end program use 上記二つのファイルをコンパイルして実行ファイルを作る場合、以下の操作が考えられる gfortran -c mod.f90 gfortran use.o -J(mod.modがあるディレクトリ) 依存関係 上記操作で最終的に生成されるa.outの依存関係を考えると以下の通りになる a.out→
makeでちょっと複雑なことをやろうとすると結構しんどくなってきたので、SConsを試してみることにした。 まだ全然使いこなせてないが、とりあえずmakeでできることをSConsではどのようにやるのかのメモ。 単純な例 次のようなMakefileを考えてみる。 all: piyo.txt hoge.txt: echo "This is $@" > $@ fuga.txt: echo "This is $@" > $@ piyo.txt: hoge.txt fuga.txt cat $+ > $@ SConsではSConstructというファイルが、makeにおけるMakefileに相当する。SConstructはPythonのスクリプトである。 上記のMakefileと同様の動きをするSConstructは以下のように書ける。 Command("hoge.txt", None, 'echo

※この記事は続き記事になっています 第1回:この記事 第2回:Makefileの書き方に関する備忘録 その2 - minus9d's diary 第3回:Makefileの書き方に関する備忘録 その3 - minus9d's diary 第4回:Makefileの書き方に関する備忘録 その4 - minus9d's diary makeの使い方を復習しました。今更makeかよと思われそうですが、曖昧に覚えているところも多く、よい勉強になりました。参照したテキストは、オライリーがオープンブックとして公開しているManaging Projects with GNU Make, Third Edition(GNU Make 第三版)。今回の記事はほぼ全部これが出典です。 最初の一歩 makefileに以下の内容を書いて保存。コマンドラインでmakeと単に打つと、このmakefileが実行対象とな
LinuxやMacを使っていて,C++やTexのコンパイルをするときにいちいち直接g++やplatexコマンドでコンパイルするのは効率が良いとはいけません.C++はリンクするライブラリを長ったらしく記述しなくてはいけないし,Texは2回コンパイルしなくては図表番号の索引が出来ないなどの煩わしい作業が伴うからです. そこで,コンパイルの手順を記したMakefileを書こうという話になります.しかし,Makefileの記述方法は一歩間違うと,あまり作業が楽にはなりません.ファイル間の依存関係をいちいち直接記述しなくてはいけないからです.私の研究室の友達,後輩もこのMakefileの記述方法に四苦八苦しています. この問題を解決する私なりのMakefileの一例を以下に示してみます. ポイントは,g++の-MM -MGオプションと,Makefileの中でlsを呼ぶことで,ディレクトリ内の関連ファ
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