組織 | 研究情報 | 情報公開 | 会議報告 | 刊行物 | イベント | キッズ [戻る] [上へ] [進む] こちらのページは移動しました。 お手数ですが、ブックマークされている場合は変更をお願いいたします。 10秒後に自動的に移動します。 自動的に移動しない場合は、以下のURLをクリックしてください。 コラム:脂鰭(あぶらびれ)の役割 -ある研究論文の紹介- https://www.fra.go.jp/shigen/salmon/column.html 数年前、ある人から「サケ科の魚の脂鰭(あぶらびれ)って、何のためにあるの?」と質問を受けたことがあった。 脂鰭の役割なんて考えてみたこともなかった私は、答えに窮してしまった。 後日調べてみると、脂鰭の機能に関する研究が、学術論文として2004年に発表されていることを知った。 つい先日、別の人から脂鰭について同じような質問を受けた。
ホンソメワケベラ(Labroides dimidiatus)には、鏡で自分の姿を認知する能力があるかもしれない。だとすれば、動物の知能や自己認識について多くの疑問が湧いてくる。写真ではフグのえらを掃除中。(PHOTOGRAPH BY CHRIS NEWBERT, MINDEN PICTURES/NATIONAL GEOGRAPHICCREATIVE) 鏡に映った自分の顔に汚れがついていたら、ほとんど無意識のうちにぬぐい取ろうとするだろう。簡単なことのようだが、これができるのは人間以外にはオランウータンやイルカなど、ごく限られた賢い種だけだ。人間でさえ、幼児期にならないと鏡の中に見えるのは自分自身なのだと認知できない。 だが、大阪市立大学の幸田正典氏らが8月21日付けで論文投稿サイト「BioRxiv.org」に発表した研究で、小さな熱帯魚のホンソメワケベラ(Labroides dimidi
実験水槽を遊泳するマサバ1個体の3次元行動軌跡を,ステレオ画像記録から自動的に計測するために状態空間モデルであるパーティクルフィルタを適用した。画像処理でセグメント化したステレオ画像に映るマサバをパーティクルフィルタで自動追跡し,DLT法で3次元位置を計算した。計算した3次元遊泳軌跡をカルマンフィルタで平滑化し,尤もらしい遊泳軌跡を推定できた。海中での計測では波浪による動揺の影響があるためすぐには適用できないが,陸上水槽では問題なく使用できる。
カナダ、ニューファンドランドメモリアル大学の研究者2人が、めったに見られないニシオンデンザメの姿をカメラに収めることに成功した。撮影したのは、ブリン・ディバイン氏とローラ・ウィーランド氏。海中の生態系に関する定期調査のためカナダ北極圏に向かい、北極漁業連合と協力して外洋に水中カメラを仕掛けていた。この発見は1月後半に科学誌「ScientificReports」で発表された。(参考記事:「世界水中写真コンテスト、多彩な受賞作13点」) 海底のサメを餌でおびき寄せる 使用した深海用のドロップカメラは、デジタルカメラを球形の防水ケースに入れたものだ。この装置を金属製のフレームに取り付け、重りと餌をつけて沈めれば、海面下の世界の神秘的な出来事を、何時間も連続して撮影できる。 「基本的に、カメラを設置したら8~10時間くらい放っておきます」と、博士号取得予定のディバイン氏は説明する。「あとは、カメ

1年に1センチずつ、何百年もかけて巨体になる神秘のニシオンデンザメ juniel85/Instagram <生殖年齢に達するまで150年?──北の深海でスローモーに生きるニシオンデンザメの驚くべき生態> 地球上で最古の生きた脊椎動物が見つかった。北大西洋と北極の冷たい海にひっそりと暮らしてきたニシオンデンザメの一種で、いちばん古い個体は512歳になる可能性もあると、英サイエンス誌は伝えている。 デンマークの海洋生物学者ジュリアス・ニールセンが率いる科学者チームによれば、ニシオンデンザメはまるで冬眠中のようにのろのろと生きており、1年に約1センチしか成長しない。つまり、科学者たちが発見した約5.5メートルのメスの個体は、すでに数百年生きてきたことになる。

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