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evolutionに関するdynamicsoarのブックマーク (161)

  • 都市で起きる進化(前編) | なぜ人は自然を守りたいのか? | 深野祐也 | WEBみすず

    都市は、人間社会や経済活動の円滑化を最大の目的として造り出された生態系です。そのため、人間である私たちにとっては、都市はそれなりに快適な環境です。雨が降っても歩きやすい歩道、清潔な居住空間、夜は明るくて安全ですし、長距離を結ぶ車道や線路が整備されています。でも、人間以外の多くの生物にとってはそうではありません。都市を特徴づけるさまざまな性質は、多くの野生生物にとっては激烈な環境変化です。たとえば、湿地生態系の植物にとっては都市の土壌は乾燥しすぎなため、ほとんどの湿地性生物は生きていけません。湿地や草地、森林を都市に改変することで、元の自然生態系にいた生物の多くは絶滅してしまいました。 しかし、一部の生物は都市という独特な環境でも生き延びることができ、都市の生物多様性の一部を形作っています。都市でどんな生物が生きているかは、「環境フィルタリング」という群集生態学の考え方を使うと理解しやすいで

    都市で起きる進化(前編) | なぜ人は自然を守りたいのか? | 深野祐也 | WEBみすず
    dynamicsoar
    dynamicsoar2025/08/05非公開
    翼長の話は専門に近いので知ってたが違いといっても最頻値で108 mm と 110 mmみたいな差なのよね。長さ以外の形質・性能も合わせて評価しないと、これだけで断定するには小さすぎる差のような気がする
    • 進化を説明する上で「利己的な遺伝子」という比喩は適切か?|河田 雅圭

      『『ダーウィンの進化論はどこまで正しいのか?進化の仕組みを基礎から学ぶ』(光文社新書)の「利己的な遺伝子」の内容について、意見をいただきました。 Shorebirdさんは、進化心理学関係のや進化のを洋書を含め、多くの書評をアップされている方です。Shorebirdさんは、書を取り上げていただき「関連するトピックについて最新の知見を紹介しつつ所々深掘りしていて,初心者用の単なる入門書に留まらず,興味深い啓蒙書に仕上がっている」と好意的な書評をして頂きました(以下のリンク参照)。ただ、第3章3-2「生物は利己的な遺伝子に操られている?」の内容について、ドーキンスの「利己的な遺伝子」の用法を否定的に紹介しているのは納得できない、という意見を頂きました。 その後、何回か Shorebirdさんとの間で意見を交換し、以下に「利己的な遺伝子」という比喩は適切かどうかという点についての、意見の相違

      進化を説明する上で「利己的な遺伝子」という比喩は適切か?|河田 雅圭
      • 物理学・生物学的に考えた時、地球外生命体はどのような機能を持っているのか──『まじめにエイリアンの姿を想像してみた』 - 基本読書

        まじめにエイリアンの姿を想像してみた 作者:アリク カーシェンバウム柏書房Amazonこの『まじめにエイリアンの姿を想像してみた』は、書名だけみると小学生ぐらいの夏休みの自由研究みたいだが、実際は動物学者の著者が、生物学、物理学など科学の知識を総動員して「地球外生命体の機能や生態はどのようなものでありえるのか? 逆に、どのようなものではありえないのか?」を考えていく一冊になる。 化学のや生物学ので、一章ぐらいこのテーマに割いているは少なくないが、まるまる一冊地球外生命の生態を考察しているは珍しい。そもそも、「地球外生命体って、誰も見たことがないんだから想像しようがなくない? ソラリスの海みたいなやつだっているかもでしょ」と疑問に思うかもしれないが、世界は物理法則に支配されているわけで、この宇宙の生き物である以上、制約から逃れることはできない。 地球には現状、空を飛ぶクジラのような、

        物理学・生物学的に考えた時、地球外生命体はどのような機能を持っているのか──『まじめにエイリアンの姿を想像してみた』 - 基本読書
        dynamicsoar
        dynamicsoar2024/04/18非公開
        生物飛翔研究者ですが昆虫・翼竜・鳥・コウモリのうち新参3グループは脊椎動物で翼は前腕で相同だけど昆虫の翅は相同でないのに形態的機能的に収斂しててより良い例かなと。さらにハチドリとスズメガのように文字数
          • Press Releases - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部

            宇野 友里花(地球惑星科学専攻博士課程) 平沢 達矢(地球惑星科学専攻 准教授) 発表のポイント 鳥類と爬虫類について、関節した状態で保存された化石骨格の前肢の関節角度を計測し、鳥類のように翼の前縁に「前翼膜」があると、肘関節の角度が低い範囲に収まって化石化することを明らかにしました。 鳥類の祖先系統である獣脚類恐竜について、関節した状態で保存された化石骨格の肘関節角度を計測すると、飛行生態が進化する以前(マニラプトル類)に、すでに前翼膜が進化していたことが分かりました。 これまで証拠が得られにくかった軟体部の進化過程についての成果であり、白亜紀末に絶滅した恐竜の生態や、鳥類の体の構造の成立過程についての理解に寄与することが期待されます。 飛行生態が進化する以前に恐竜系統で獲得された前翼膜 発表概要 東京大学大学院理学系研究科の宇野友里花大学院生と平沢達矢准教授は、世界各地の地層から産出

            Press Releases - 東京大学 大学院理学系研究科・理学部
            • 進化における「適応」という言葉をめぐって|河田 雅圭

              進化における「適応」という用語の使い方には、古くから議論があり、その使い方には注意が必要である。最近、G.C. Williamsの『適応と自然選択』の邦訳(1)が出版され、その訳者である辻和希氏の後書き(2)でも「適応」の間違った使い方が指摘された。しかし、適応という概念は、その使い方が難しく、生物学のなかでも、その用法は混乱しているところがある。ここでは、最近の自然選択の研究を踏まえながら、なぜ適応という概念の適用が困難かを解説する。 適応の意味とは 日常生活で、「新しい職場の環境に適応できない」というふうに、その場の状態や条件にうまく対応できることのような意味で「適応 (adaptation)」という言葉を用いることが多い。たとえば、温暖化に対する対応としてもちいられる「適応」は、気候変動による影響に対応して被害を軽減するためのアクションという意見で用いられている。一般的な生物学的意味

              進化における「適応」という言葉をめぐって|河田 雅圭
              • ちゃんとした「進化生物学ブックガイド」: かめふじハカセの本草学研究室

                リンク張るのもバカバカしいので敢えてここで明示はしないけれども、「進化生物学ブックガイド」なる単語がTLに流れてきたので見に行ったらそこにはかめふじ文庫トンデモコレクションにも収蔵されている有名なトンデモが複数含まれていた。 かめふじ文庫の闇、瘴気溢れるトンデモコレクション。 よりによってこんなもんを進化生物学として紹介してくれるなバカが。 自分が進化生物学者か?と問われるとそれはそれで烏滸がましい…と思ってしまう程度ではあるけれども、まぁ一応進化生物学関連の論文も出したことがないわけでもない。非常勤ではあるけれども大学で学生さんたち相手に進化の内容について講義もしている立場から、こんなトンデモブックガイドをのさばらせておくことなく、きちんとマトモな「進化生物学ブックガイド」を公開することは、微々たるものではあっても世間の自然科学理解の向上に貢献するものだろうと考えて、読みやすくて

                • 「種の保存のための進化」はどこが誤りなのか|河田 雅圭

                  進化学の入門としては以下を参照ください『はじめての進化論 [2025年注釈付]』 レミングの集団自殺? レミングとは、主にツンドラ地域に生息するネズミの仲間で、3年から4年周期で個体数が急激に増減することが知られている。特に、レミングイヤーと呼ばれる年には、その数は激増し、集団移動をすることがある。この集団移動の時に、多くの個体が海に飛び込み「集団自殺」をするという"迷信"が広まった。この迷信の原因の一つが、1958年に制作された「白い荒野」というディズニー映画である(ムービー1)。この映画では、レミングが崖から飛び込んで集団自殺する行動が写されている(以下映像のムービーの1分30秒あたりでレミングが海に身をなげる)。 ムービー1. ディズニー映画「White Wilderness(白い荒野)」のディズニー映画。 Wood(1) の記事によると、この映画はいわゆる「やらせ」で、レミン

                  「種の保存のための進化」はどこが誤りなのか|河田 雅圭
                  • 『進化思考』における間違った進化理解の解説: かめふじハカセの本草学研究室

                    屋で表紙を見かけたときにちょっと気になったものの、「たぶん進化生物学的に見るところはないだろう」と思いスルーしていた1冊に太刀川英輔(著)『進化思考』があった。その後、そんなが出版されたことはすっかり忘れていたのだが、TL上に「『進化思考』批判」という学会発表の動画が流れてきた(『進化思考』批判 日デザイン学会第69回春季研究発表大会)。なんだこりゃ、と思いその動画を見てみたのだが、どうやら思っていた通り進化生物学的にはまったく見るところのないトンデモであることが説明されていた。 このままスルーしてもよかったのだけど、著者の太刀川英輔という人物はデザインの世界では著名な人らしい。デザインの世界に進むであろう学生も多く在籍する某美大で『生態学』の講義を非常勤で請け負っている手前、このを無視してはいけないのではないかと思い、古で購入して読んでみた。その結果、思っていた以上にマズい

                        • dynamicsoar
                          dynamicsoar2021/02/03非公開
                          OneZoomhttp://www.onezoom.org/index.htm のソースのようだ。ではこれ自体の出典は…?(あるいは信頼性は?)
                          • dynamicsoar
                            dynamicsoar2021/02/03非公開
                            パッと見よさそうだが出典は…?FAQによると Open Tree of Lifehttps://opentreeoflife.github.io/
                              • ドラえもん のび太の新恐竜が自分にとってやっぱり度し難い理由。 - orangestarの雑記

                                ドラえもん のび太の新恐竜はいうなればたちの悪い『江戸しぐさ映画』だった。 いろいろと許せないところはあるけれども、一番大きな理由、始祖鳥先輩を無視していること。無視していることが問題なのではなく、そういうことをする姿勢が問題。感動させるためには、何をやってもいい、歴史になかったことをあったことに、あったことをなかったことにしてもいい、というスタンス。”感動することをやっているのだから歴史を捏造してもOK”という江戸しぐさしぐさ。これをよりによって、ドラえもんでやるということが、当に度し難い。 のび太の新恐竜のあらすじ あらすじを話さないと、どこがどう悪いのか、ということが言えないのであらすじを書きます。ネタバレが嫌な人はここで回れ右してください。 のび太が恐竜展に併設されている発掘体験コーナーでスネ夫とジャイアンに丸ごとの恐竜を見つける!見つけられなかったら目でピーナッツをかむ!と宣言

                                ドラえもん のび太の新恐竜が自分にとってやっぱり度し難い理由。 - orangestarの雑記
                                dynamicsoar
                                dynamicsoar2020/10/02非公開
                                専門ではないが(専門は羽ばたき飛行の方)『進化というのは1代で起こるものではなく、100万年という時間をかけて変わっていくもの』は古い考え。速いこともある。『生命の歴史は繰り返すのか?』オススメ。
                                • なぜ昆虫は大きくなれないか

                                  最初に言っておくけど、自分は昆虫の専門家でも何でもない。ただ子供の頃から昆虫が好きで、昆虫を捕ったり飼ったり図書館を読んだり考えたりしてわかったことを書きます。 ちなみに内容的には新規性は特になくて、ググれば似たような内容は見つけられると思う。(専門家の方、間違っていることがあれば訂正してください) 昆虫が大きくなれない理由は主に2つある。一つは循環器、もう一つは骨格。 昆虫を含む節足動物にも血液はある。心臓もある。ただ脊椎動物と違うのは、循環器が開放系だということだ。 脊椎動物の循環器は、体の中心に心臓があって、そこから体の末端まで張り巡らせた血管を通して体のすみずみまで血液を行き渡らせるしくみ(閉鎖系)になっている。 昆虫の場合、閉鎖した血管を持たない。スポイトとかスポンジとかをイメージしてほしいのだが、水を含ませて皿の上とかでギュッと押すと皿の上に水が広がる。離すとまた戻る。昆虫

                                  なぜ昆虫は大きくなれないか
                                  dynamicsoar
                                  dynamicsoar2020/06/13非公開
                                  サイズの話、自分はつい飛行から考えてしまう(専門なので)。翼竜・鳥・コウモリの最大サイズ差を考えると生理学と力学だけでは決まらないのだろうとは思うけども。いずれはMeganeuraの飛行なんかも研究してみたいな…
                                  • 『むしコラ』 オオヒラタシデムシにおける飛翔能力の退化過程

                                    2013年01月14日掲載 【オオヒラタシデムシにおける飛翔能力の退化過程】 飛翔能力の獲得は、昆虫の長い進化史の中でも特に重要なイベントの一つです。しかし、飛ぶには多くのエネルギーが必要なため、このような飛翔能力が退化して飛べなくなった種も多くいます。今回は、種内で飛翔能力に2型の見られる種、オオヒラタシデムシにおける飛翔能力の退化過程について調べた研究を紹介します。 はじめに 昆虫は非常に種数の多い分類群として知られています。約4億年前に起きたとされる飛翔能力の獲得は、この莫大な種数をもたらした要因の一つだと考えられています。飛翔能力というのは、長い距離を移動できるとともに、餌や交配相手を探すうえでも有利な能力です。しかし、飛ぶための器官を持つには多くのエネルギーが必要とされるため、様々な分類群において飛翔能力は退化してきました。そして、退化の途中段階にあると考えられる、飛翔能力に多型

                                    dynamicsoar
                                    dynamicsoar2019/08/23非公開
                                    「飛べない個体では筋肉がない分のエネルギーを何か別のことに使用していると考えられるのですが、まだそれが何なのかはわかっていません」
                                    • 恐竜の話題(論文紹介)

                                      中生代の恐竜(北米)と現在の哺乳類(アフリカ)の肉動物 (ヘスペロニクスとミーアキャットはともに家ネコ程度の大きさ; ただし、ヘスペロニクスのほうが体重は軽い)

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