その @sono_nemu 昔知人が子供を寄席に連れて行った時、噺家さんが「本日はお若い方がいらっしゃいますので少し中身を変えてお届けします。お分かりの方は「ああそういう意味だな」とわかっていただければ」と前置きして始めた、と聞いたんだよね…。なんか文化を育てる素養とか、大人の責任とか考えたな…。 2025-06-30 09:06:47 その @sono_nemu 通の人は「そこを変えてきたか」とくすっとできる、初めての大人は「本当はどうなのか」想像できる、親は安心してまた寄席に子供を連れてこられる、噺家さんの技量がなければ成り立たないけどそれをやった事に舌を巻いた。 2025-06-30 09:09:30

私は単なる一般人だが、鶴瓶に2度会って話したことがある。どちらも偶然。どちらも鶴瓶さんが出演する落語会に行った時。 出待ちをしたわけでもなく、たまたま偶然会場の近くで鶴瓶を見かけた、その時に。 その先のホールで数時間後に落語をする噺家に遭遇する、というのは、実はそれほど珍しいことでもなかったりするのだが(寄席や落語会場の近くには割とカジュアルに落語家がいる)、私としては出番前の出演者にあまり軽々に声をかけても邪魔だろうと思うので声かけることはない。 鶴瓶さんは目が合うと、というか、こちらが(あれ…?つるべだよな…?)という顔をするかしないか…ぐらいのタイミングで、向こうから近づいてきて声をかけてくる。 例えて言えば、ものすごく人懐こい猫のような感じ。TVなどで見かける顔、姿そのままに、ニヤニヤしながら近づいて話しかけてくる。それでいてサラっとしている。鶴瓶さんが街を彷徨して人に声をかける番


「どうすれば20代30代に落語を聴いてもらえるんだろう」 談春 僕は落語家になって今年でちょうど40年。ということは、84年にスタートしたということで、その頃生まれた人はいま40歳。それより上の世代までは聴いてくれる人がいるんです、落語をね。でもそれよりも下の世代となるとまったく聴かれなくなっちゃう。 だから、「どうすれば20代30代に落語を聴いてもらえるんだろう」とよく考えるんです。「いいじゃねえか同世代だけ相手にしてりゃ逃げ切れるよ」「いや、だけどさ、俺の師匠は若い世代に落語をプレゼンできた人じゃない」「お前とは才能が違うよ」「わかってるけどさ。才能が違うからってうつむいて生きてんのも苦しくない? 名人ぶって」「だな」。なんて自問自答を繰り返して。 僕が談志の弟子になろうと決めたのは「芝浜」でした。夫婦の情愛を描いた人情噺。談志の定番といわれた落語です。 でもこれをいまの時代に聴いたな

「わたしの20代」は各界の第一線で活躍されている方に今日に至る人生の礎をかたち作った「20代」のことを伺う連載です。(ひととき2024年4月号より) 20歳で大学を辞め金原亭馬生きんげんていばしょうに弟子入りしたので、20代は師匠の7番目の弟子・金原亭駒七として始まったことになります。 実家はてんぷら屋と寿司屋を営んでいました。あたしが大学の商学部に入ったことを親父は「いい跡取りになる」と喜んでましたが、実のところ授業にはほとんど出ていない。学生運動のバリケードだらけでまともに授業はないし、出席の返事だけして教室の下の窓から抜け出し、雀荘じゃんそうや新宿末廣亭に直行です。それでも落語研究会だけはまじめにやってました。落研おちけんは体育会系で、夏は合宿、冬は旅巡業で老人ホームなどを回ります。そんな学生ですから、成績は「不可」が8つでとても3年には進級できない。とはいえ家業は継ぎたくない。それ


【読売新聞】 女性 ( じょせい ) の少ない落語界で、今、注目を集めているのが 桂二葉 ( かつらによう ) さん(37)です。2021年のNHK新人落語大賞では女性落語家で初めて 優勝 ( ゆうしょう ) 。ラジオ、テレビでも

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円朝は鉄舟に「おまえの話は活きてはおらん」と言われた。山岡鉄舟にそこまで言われれば、これは剣の切っ先を突き付けられたか、禅問答に巻きこまれたようなもので、かないっこない。実際にもいつも叱られたようだが、ついにある日、やっと「今日の桃太郎は活きていた」と言われた。これが円朝に無舌居士の号がついた顛末らしい。 この顛末は円朝を変えた。鉄舟から渋沢栄一・井上馨・山県有朋らを紹介されて、たちまち富国強兵・殖産興業のさなか、お歴々相手に噺家渡世を演じることになった。鉄舟の剣禅稽古に付き合ったおかげだったろう。 だいたい円朝は落語家というよりも総合的な芸人作家ともいうべき人物で、書は松花堂ふうで、俳諧も和歌もうまかったし、茶は裏千家を点てていたくらい、花も活けた。鉄舟の剣禅稽古にへこたれるような男ではなかったのである。それでも鉄舟にはなにがなんでも脱帽していたところも事実だったようで、だからというので

ITAN(講談社)にて連載された「昭和元禄落語心中」は、昭和の落語界を舞台に、刑務所あがりの主人公・与太郎が、「昭和最後の名人」と言われる八代目有楽亭八雲に弟子入りすることから始まる物語。単行本は全10巻が発売中で、第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞や、第38回講談社漫画賞一般部門を受賞しており、2016年、17年にはテレビアニメ化も果たしている。 ドラマでは八雲役を岡田将生、与太郎役を竜星涼、小夏役を成海璃子、みよ吉役を大政絢、助六役を山崎育三郎が演じる。また脚本は、映画「フラガール」や連続テレビ小説「マッサン」を手がけた羽原大介が務め、演出はタナダユキ、清弘誠、小林達夫が名を連ねた。さらに音楽は村松崇継、落語監修は柳家喬太郎が担当する。 岡田将生コメント

京都から江戸に行くことや物が出回ることを「下る」と言った。上方の上等な品は下るが、そうでない品は「下らない」。転じて「意味のない」「取るに足らない」物事を指すようになったとの説がある ▼今日は落語の日。くだらないと言われそうだが、6(ロク)と5(ゴ)の語呂合わせだ。東京の寄席では毎年6月の第1月曜を寄席の日とし、木戸銭の割引などを行っている ▼「瀬を早み」の百人一首を題材にした落語「崇徳院(すとくいん)」は町人の恋を描く。下の句の「われても末に会わんとぞ思ふ」をひねった「買わんとぞ思う」のサゲだけ聞くと、くだらないと思う向きもあろう ▼恋の病の滑稽さで聞く者を引き付ける。人助けに動きだす人の侠気(きょうき)に礼金への目算も絡んで物語が一気に動く。職人や奉公人らの生活の匂い、息遣いが伝わってくるようだ ▼沖縄では聞く機会が少ない中、宜野湾市は古典演目「厩(うまや)火事」をアレンジした行事を開

◆ 今や、落語が好きって「カミングアウト」できるようになった 東出 落語ブームって言われていますけど、落語そのものと人々との関係って歴史的に見ると面白いなって思うんです。いろんなところに寄席があって、みんな夏になると何夜連続で怪談噺を聴いて涼をとるみたいな、生活に落語が根差していた時代。文楽、志ん生、金馬が人気を博したラジオ寄席ブームの時代。爆笑落語ブームもあったし、今みたいにドラマや漫画で、より多くの世代に支持される時代もある。 喬太郎 そう考えると隔世の感がするんですよ、今のブームって。今年僕は55になるんですが、大学の落研に入ったときには先輩にビックリされましてね。当時の落研なんてかっこ悪いものの象徴でしたから。戦後一番チャラチャラしていた80年代に、落語好きなんて自殺行為(笑)。「女の子にモテたくないのか」ってことです。つまり、ダサかったわけですよね。「落語ってじじいがそば食ったり

喬太郎 何年か前、『an・an』でいっぺん、対談させていただいて以来ですね。 東出 最近も喬太郎師匠の高座を拝見しましたよ。ウルトラマンの格好をなさっていて(笑)。 喬太郎 ああ、ウルトラマンっぽい柄の着物の時だ。お忙しいのに、寄席に来てくださってるんですね。東出さんが(春風亭)一之輔君と共演された『落語ディーパー!』(Eテレ)、あれ面白いですね。番組を見ていると、東出さんの落語に対する愛がものすごい伝わってきますけど、落語を聴くようになったのはいつからなんでしたっけ? 東出 19歳の頃からです。父から「このCD、iPodに入れて」ってお願いされて渡されたのが落語のCDだったんです。その時は、十把一絡げに古典芸能って「なんか古臭いもの」って思っていたんですが、iPodに入れながら興味本位で聴いていると、「あれ、なんかこれ、面白いぞ」って。それでだんだん、長めの電車移動の時に聴くようになった

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