「偏愛音楽。」の28回目はアフロ・ブラジルの音源をセレクトしました。 ブラジルの黒人たちはもちろんもともとブラジルにいたわけではなく、アンゴラを中心とするアフリカ中央部や、西アフリカのコスタ・ダ・ミナなどから連れてこられた人々であり、サルヴァドール・ダ・バイーアやレシーフェ、リオ・デ・ジャネイロなどの港町に奴隷として陸揚げされました。彼らが持ち込んだリズムや音楽は、サンバを始めブラジルの音楽に強く反映されています。 しかしその中でも僕は基本的にサルヴァドール・ダ・バイーア中心とする、カンドンブレをベースとするアフロ・ブラジルのリズムが好きです。そしてアタバキを中心とするそのリズムの上に、ジャズやMPBなどの影響を受けた洗練された音が組み合わされている音楽にとても魅力を感じるのです。アフロブラジルの独特のちょっと抑制した様な、莫大なエネルギー秘めているのにあえてそれを爆発させない様な、そんな

レーベル BISCOITO FINO 国(Country) BRA フォーマット CD 規格番号 BF6122 通販番号 1007885195 発売日 2019年05月08日 EAN 7898539575129 商品詳細情報 大ベテランにして現在のブラジルでもっとも尊敬されている女性歌手のひとり、ナナ・カイミ。久しぶりの新作は昨年亡くなったチト・マヂ曲集。クリストーヴァォン・バストス&ドリ・カイミによるアレンジ、イタマール・アシエリ(ピアノ)、ジョルジ・エルデル(ベース)、ジュリム・モレイラ(ドラムス)らがバッキングを担当し、ベストマッチともいえる、チトのクラシカルで優雅な楽曲とナナのヴォーカルを静かに盛り立てる極上の内容。チトの代表曲でアルバムのラストを飾る"Baranco Zona Sul"でドリ・カイミのヴォーカルが聴けるのも嬉しい。父、ドリアヴァル・カイミ譲りの包容力あふれるヴォー

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