先日のデブサミ2010でも話した(デブサミ2010の資料"クラウドサービスAmazon EC2を活用した「SKIPaaS」構築事例"を公開します+α)のですが、Amazon EC2のサーバからメールを送信すると、一部分の宛先(メールサーバ)では、迷惑メール(SPAM)扱いされ、突き返されちゃう事があります。 それをどう解決したかという話。Twitterを見ていて、まだきちんとした情報がまとまっていない気がしたので、経験談をまとめてみます。 課題Amazon EC2のサーバがスパムメール送信に利用されるケースが増えているようで、Amazon EC2で利用されているIPアドレスのレンジ(ネットワーク)が、スパムメールのブラックリストにまるっと載ってしまっているため、メールサーバによっては、門前払いによる受信拒否となるケースがあります。 参考:Amazon EC2を悪用したセキュリティ攻撃

昨日は技術評論社主催のセミナーでAWSの営業かと言われるほど、ecoideasnetの事例紹介でAmazon Web Services の良さを押しまくりましたが、安心してもっと多くの人に使ってもらえるような取り組みができないかということでアイレットと共同でAmazon EC2 の導入から運用までを引き受けるAWS+ というサービスを開始することになりました。 ひとまずは小規模な企業や団体への提供を意図していますが、もともと次のような悩みを解決するためにAWS+を作りました。 ・導入したいがクラウド環境が初めてで導入方法はわからない ・利用開始しても運用できる人がいない ・完全従量課金だと毎月費用の上限が見えず心配 ・請求書が発行できず支払い方法がクレジットカードだけだと契約が難しい さらにこれらに加えてAWSを利用していることで得られるメリット(スケールアップ可能、バックアップが容
Cloud CrowdはRuby製のオープンソース・ソフトウェア。大量のデータを処理しようと思った時にはMapReduceのような仕組みに注目が集まる。テキストのみならず、大量のOCR処理が必要になったり画像をサムネイル化したいといった時にはどのようなシステムを構築するのだが良いだろうか。Rubyを使って分散処理 一時的に無数のシステムを立ち上げ平行で処理を走らせる時に注目したいのがAmazon EC2だ。以前、ニューヨークタイムズでは1,100万枚を越える画像をPDFに変換するという処理をAmazon EC2のインスタンスを100立ち上げて行ったという事例がある。どうようのシステムを構築するのがCloud Crowdだ。 Cloud Crowdも利用するのはAmazon EC2だ。アクションはRubyで定義するようになっており、テキスト処理のみならず画像変換などの柔軟なシステム処理が可
Datacenter Knowledgeの記事「Amazon EC2 Adding 50,000 Instances A Day « Data Center Knowledge」では、Amazon EC2の新規インスタンス数は1日に5万ずつ増加している、という分析を紹介しています。 その分析はGuyRosenのブログJack of all Cloudsの記事「Anatomy of anAmazon EC2 Resource ID」に掲載されています。 1日に5万インスタンス、1万3000EBSボリュームの増加Rosen氏は1時間ごとにAmazon EC2のインスタンスやストレージを起動してそのIDを記録する、ということを繰り返し、24時間のあいだにIDがどのように増加していくかを調査しました。その結果、以下の結論にたどり着いたとしています。 50,242 instances requ

Cloud Serversは、メモリ256MB/ディスク10GBのインスタンスから用意されていて、 このミニマムのインスタンスが$0.015/時間で借りることができます。1ヶ月利用で$10.8。 256MB以上のインスタンス、例えばメモリ1GB/ディスク40GBのインスタンスでも$0.06/時間。 ディスク容量がネックになる用途以外では魅力的なラインナップではないでしょうか。 特にテスト機や実験機として一時的に利用したいようなケースでは、ロースペック・ローコストはとても助かります。 自動バックアップサービスが無料 バックアップと言ってもデータ自体のバックアップではなく、LVMのスナップショットベースのバックアップになります。 ファイルを個別に取り出すことはできませんが、データを復元する上では全く問題ありません。 このスナップショットがインスタンスごとに3つまでストックできるようになっていて

2009年07月23日 7/14に開催しましたAmazon EC2/S3実践セミナーの動画、資料を公開します。 セミナーは、学びing、シェイクソウル、ハートビーツの3社共同で開催しました。 これまでのセミナーと比べても、人気がとても高く、セミナー開催の告知後、ほんの数日ですぐに定員になり、当日は欠席者も大変少なく、Amazon EC2/S3へのニーズの高さを伺えるものでした。 そのセミナーの内容を全部公開します! ※動画が見づらいところがありますが、動画を再生して音声を聞きながら資料を見ることをお勧めします。 ============================ 1部 学びing「けんてーごっこでの実利用」 クラウドコンピューティングってなんだろう クラウドコンピューティングの分瑠璃 クラウドコンピューティングのメリットAmazon EC2/S3の実例Amazon EC2/S3の
今回は、「Amazon EC2」のインスタンスを停止してもデータが失われないストレージオプションである「Amazon ElasticBlock Store(EBS)」の使い方や活用方法を紹介し、「Amazon EC2」を取り巻くデータバックアップ方法を紹介していきます。 はじめに 前回は、「Amazon EC2」をより実践的に扱うためのオプションや、GUIで簡単に操作できるツールの利用手順を紹介しました。 今回は、「Amazon EC2」のインスタンスを停止してもデータが失われないストレージオプションである「Amazon ElasticBlock Store(EBS)」の使い方や活用方法を紹介し、「Amazon EC2」を取り巻くデータバックアップ方法を紹介していきます。 前提条件 今回も前回同様「Amazon EC2 Command-Line Tools」を利用した方法を紹介していき

嫁にPorterの鞄を薦めたら軽くあしらわれた、でおなじみのカタヤマソです。 id:cero-tにシャレコメントしたら、 そんなコンテキストの中では、 id:c9katayama 「ENdo Snipe Cloud Edition」が出せますよ。しかも若干高値で。 というのも、自然な論理展開です。 とマジレスされてしまったので、このままでは失礼と思い立ち、サービス立ち上げのためにクラウドの母EC2とここ数ヶ月お付き合いしたので、真面目に感想を述べてみます。 ところでなぜEC2 1つ目は、やはり「コスト」です。コストにはイニシャルコストとランニングコストがあると思いますが、自社でやるにしてもホスティングを利用するにしても、やはりイニシャルコストの高さが問題です。 サーバ・ラック・電源・ネットワーク設備だけでもかなりコストがかかりますよね。いきなりお金が入ってくる目算があればいいですが、そうで
Amazon CloudWatch を使ってみた 2009-05-19 (Tue) 5:01Amazon EC2Amazon EC2で、Amazon CloudWatch(インスタンス監視サービス)、Amazon Elastic Loadbalancer(ロードバランサー),Amazon AutoScaling(自動スケールアウト機構)がリリースされました。 New Features forAmazon EC2: Elastic Load Balancing, Auto Scaling, andAmazon CloudWatch by Jeff Barr Automating the management ofAmazon EC2 usingAmazon CloudWatch, Auto Scaling and Elastic Load Balancing by Werner
Amazon EC2/S3および、その他Amazon Web Servicesについて、具体的な使い方を中心に、これまでこのブログ内で色々とエントリを書いてきたので、このエントリに目次代わりとしてまとめておきます。 今後も関連エントリを書いた際に、以下に追記していきますが、場合によっては記載されている情報が古い場合もありますので、その点はご了承ください。(できるだけ気づいた時点で修正しています。) # 尚、ここで紹介しているエントリは、全て私(id:rx7)自身が書き記したものです。 基本の流れを知るAmazon EC2/S3を使ってみた - 1.AWSへの登録〜S3を使うAmazon EC2/S3を使ってみた - 2.EC2が起こすイノベーションAmazon EC2/S3を使ってみた - 3.EC2起動後〜AMI作成Amazon EC2/S3を使ってみた - 4.EC2で固定IP

少し前からあったようで今更ですが「Right Scale」の存在を知りました。 実際にアマゾンが使っているのと同じ仮想サーバを無料で試せる「Right Scale」を使ってみた -GIGAZINE http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080427_rightscale/Amazon EC2は、便利なサービスですが、いざ使おうとするとコマンドラインでアレコレしないといけない面もあり、少し敷居が高いかと思います。GIGAZINEさんページでは、実際に使ってみるまでの手順が記されており、それによると「Right Scale」を使うと完全にGUIでEC2が操作できる模様です。 この「Right Scale」、10時間無料でAmazon EC2をお試しで利用できます。グラフィカルにAmazon EC2を管理できるだけでなく、負荷分散やオ

オンラインショッピングサイトで有名なあのAmazonのサーバ環境をほぼそのまんま貸してくれるのが「Amazon EC2」という仮想サーバサービス(いわゆるクラウドコンピューティングに近い)。専用サーバに近い仮想サーバ環境を使った分だけ支払う従量制サービスとなっており、試しに小さなネットサービスをリリースしてみて、気がついたら大人気になったよ!みたいなケースでも負荷を気にすることなく規模に応じてお金を払えばいいので、小さく初めて大きく育てるといったことが、かなり低コストで可能となります。何よりハードウェアの拡張などを考えず、ソフトウェア部分だけに注力できるのは大きいメリットです。 ところが実際にやろうと思うとかなり面倒でわかりにくい。そこで使えるのがこの「Right Scale」、10時間無料でAmazon EC2をお試しで利用できます。グラフィカルにAmazon EC2を管理できるだけでな

Amazon EC2の申し込みAmazon EC2の接続準備Amazon EC2のインスタンスの起動でよく使うオプションAmazon EC2のマニュアルAmazon EC2 CommandLine ToolのセットアップAmazon EC2のインスタンスの起動と停止Amazon EC2のPublic AMIsを選ぶAmazon EC2とyumAmazon EC2にmecabAmazon EC2のインスタンスと独自ドメインと紐付けるAmazon S3 OrganizerでAmazon S3を使ってみるAmazon EC2インスタンスの保存Amazon EC2の料金計算 週末プログラマに朗報 Amazon ElasticBlock Store(EBS)Amazon ElasticBlock Store (EBS)を使ってみたAmazon ElasticBlo

Posted by nene2001 at 15:56 / Tag(Edit):amazon ec2 rightscale / 3 Comments: Post / View / 0 TrackBack /GoogleMaps ETech07 -AmazonEC2を無料で試せる RightScale -たたみラボ- 相変わらずいい情報をありがとうございます。 早速試してみましたが、RightScaleすごくいいです。 何がいいって、やっぱりWebからサーバイメージを生成して、イメージの作成日時等まで含めてS3への登録まで、Webからボタンポチでできてしまうのがすごくいいです。 今まではいちいちSSHで接続して、ややこしいコマンドラインコマンドを打たなければ(シェル化はしてましたが、それも自分でやんなきゃだし)イメージの作成ができず、またイメージのS3登録まであわせ
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