日本ブランド戦略研究所は12月7日、日本の有力企業137社のサポートサイトの有用度(お役立ち度)について調査した結果を発表した。同発表によると、役に立つサポートサイトの第1位は「キヤノン(デジタルカメラ)」となった。 キヤノンの一眼デジタルカメラのサポートサイト 同調査は、各企業のサポートサイトにアクセス経験がある5,630人を対象にインターネットを用いて行ったもの。 トップとなったキヤノンのデジタルカメラのサポートサイトについては、アクセスした人のうち91.0%が役に立ったと回答した。また、第2位はニコン(デジタルカメラ)で89.2%、3位はソニー(デジ タルカメラ)で89.1%で、デジタルカメラのサイトが上位3位を占める結果となった。 順位 企業・サイト名 製品・サービス 有用度 1 キヤノン デジタルカメラ 91.0 2 ニコン デジタルカメラ 89.2 3 ソニー デジタルカメラ
● こんなところが便利! ソフトウェアやWeb画面上の操作を連続キャプチャし、ボタンや吹き出し、テキストボックスを加えて、“動く”チュートリアルが簡単に作成できる。作成後のファイルは、Flashや実行形式のファイルに書き出せるほか、画像を1つずつ並べたHTMLやPDF、PostScript形式でも書き出すことができる。 ● 説明資料制作の強い味方に ソフトやWeb画面の操作方法を伝えたいとき、最も手っ取り早いのは実際に操作してみせることだ。そこで最近ではFlashを用いた操作ガイドをあらかじめ用意しているサービスも見られる。カーソルの動きを確認しながらポイントを読むこともでき、学習する人が自分のペースで次の説明に進むことができる。 このようなチュートリアルやラーニングコンテンツが、手軽に作成できる無料ツールが「Wink」だ。 「Wink」は、画面を連続的にキャプチャしてFlashアニメーシ
NTTデータは28日、Webアクセシビリティチェックサイト「HAREL」を無償一般公開した。 HARELは、NTTデータがWebページのアクセシビリティをチェックする観点を具体化し、NTTのサイバーソリューション研究所の技術によりツール化して自社内において活用してきたものを一般公開したもの。Webページが高齢者や障碍者でも利用できるかどうかソースコードを約130の観点からチェックして、アクセシビリティへの適合度を点数で表示するサービスだ。チェックを行うPCにソフトウェアのインストールは必要なく、インターネット接続さえあれば誰でも利用可能なのが特徴。 同社では、適合度を数値で示すことにより、Webページ作成者のアクセシビリティ改善に向けた明確な目標設定が可能となるとしている。また、適合していない箇所を画面でマーカー表示したり、ソースコードをハイライト表示したりするなど、改善すべき内容を詳しく
この記事のトピック アクセシビリティ規格JIS X 8341-3:2009はWCAG2.0とほぼ同じに。 こんにちは。“時代の3歩先をねらうWeb屋さん”ミキ・オキタです。 このブログ「WebClip ウェブデザインのニュース」では、Webデザイン・Webマーケティングの話題をお届けしています。 2008年7月18日(金)、NPO法人ハーモニー・アイ主催のWebアクセシビリティのセミナーに参加した。そのなかで、アクセシビリティ規格JIS X 8341-3:2009の動向について情報があったので、お伝えしたい。 アクセシビリティ規格JIS X 8341-3:2009はWCAG2.0とほぼ同じに。 アクセシビリティ規格 JIS X 8341-3:2009(以下 2009年版)は、WCAG2.0とほぼ同じ内容になる予定だという。 日本には、Webアクセシビリティ規格として、JIS X 8341-

日経コンピュータ2008年8月1日号で「ダメシステムでも使わせたら勝ち」という特集を書いた。ダメシステムという言葉は,仕様面や品質面に何らかの欠陥があるシステムという意味で使った。こういう言葉をタイトルに据えるのは,がんばってシステム構築されている方々に失礼ではないかとも考え,一度は取り下げようと思ったが,結局採用した。誤解を恐れずに言えば,今作られている情報システムはおしなべてダメシステムと言える,と思ったからだ。 考えてみてほしい。仕様面で完ぺきを目指すのはどんどん難しくなってきている。システムに会計処理しかさせていなかった大昔ならいざ知らず,今は事業の最前線でシステムを使うのが当たり前。受注が確定する前の見積もりや引き合いなども管理する。そんな領域は非定型業務だらけでシステム化しにくく,どうがんばって作っても,ユーザーから「使いにくい」と言われてしまう。 品質面でいえば,バグがないシ


コンピュータに対して、ユーザーがあるアクションを与えた場合、目の前でどのようなことが起こるかは、ユーザー体験にとってとても重要な要素だ。OSはもちろん、アプリケーションや、小さなユーティリティでも、考えに考えて振るまいが決められていなければならない。 ●フォルダの統合と置き換え たとえば、デジカメで撮影した写真を、コンピュータの適当なフォルダにコピーしたいとする。通常、デジカメは、メモリカードのルートにDCIMというフォルダを作り、さらに、その中に自機名を称するフォルダを作り、そこに連番を持った画像ファイルを生成する。このDCIMフォルダをメモリカードのウィンドウから、コンピュータのHDD内の適当なフォルダウィンドウにドラッグ&ドロップするとしよう。 Vistaでこのアクションを与えると、異なるドライブ間のドラッグなので、コピーをしたいのだと見なされる。コピー先にDCIMフォルダがなければ
気象庁は5月8日未明に茨城県沖で発生した最大震度5弱の地震で、揺れの情報を先回りして通知する緊急地震速報を出した。ただ、テレビや携帯電話など一般向けの警報は、大きな揺れのS波の到達に間に合わなかった(写真)。今回の警報は昨年10月の開始以来2度めとなる。 警報がS波の到達後になってしまったのは、当初の推定が警報を配信する基準である「震度5以上」に至らなかったため。地震計で検知し9.3秒後に第1報の「震度3以上」を推定。その49秒後の第9報でようやく「震度4から5弱程度」を割り出した。この時点で午前1時46分32.2秒。既に同45分ころ発生した地震のS波は首都圏各地に到達していた。テレビや携帯電話などを通じた一般向け警報の基準は「震度5以上」だが、特別に契約した企業や団体には震度2や3などすべての情報を配信する。緊急地震速報を防災などに利用する団体はこうした特性を考慮する必要がある。 緊急

横浜市がホームページのリニューアルに当たり、架空の顧客像「ペルソナ」を活用しながらデザインを改善することで、市民から好評を得ることに成功した。 同市は2008年1月、ホームページをリニューアルした。見直したのは60ページほどで、13万ページある同市のサイトのごく一部だが、トップページなど重要なページを中心に取り組んだ。市民の反応は上々で、2008年3月に市民モニター800人に感想をアンケートしたところ、「とても良くなった」と「良くなった」という回答が全体の7割を占めた。 このリニューアルの成功を陰で支えたのが、3人の"市民ペルソナ"だった。ペルソナとは架空の顧客像のこと。通常、企業が自社のサービスや商品を開発、改善する際に使うマーケティング手法だ。ユーザーがどんな期待を抱いているのかなどを綿密に定量的・定性的に調べて、架空の人物像であるペルソナを作り写真や文章で表現する。今回の場合、消費者

パリの交差点にある信号機の支柱にベージュ色の箱がついている。数十年間一度もその箱に気がつかなかったほど平凡だ。ある日パリ市庁舎近くで〈ここはリボリ、タンプル〉と言う声が聞こえてきた。振り返っても人影はなく、まさにミステリー。 だがある日、杖をもった人間のピクトグラムがついた箱に気が付いた。底に触ればスイッチ。そっと上に押せば横断歩道をゆっくり渡り切る時間より少し長時間、青信号の間だけ、二本の道路の名前がくり返し聞こえてきた。 つまり、視覚障害のある人々に現在位置を交差する道路の交点で指示し、なお横断の安全を助ける音の箱だったのだ。 健常者が知る必然はない。だからピクトグラムつきの箱は少ないようだが、外出先で障害者の安心と安全を約束するデザインとしては秀逸だ。道路のほとんどに名前がない我が国では真似できないが、電子機器を持たなくても現在位置がわかる音のデザイン開発のヒントになるだろう。

政府が多大な税金を投入して構築した「住民基本台帳カード(住基カード)」も「e-Tax」も、実情はお蔵入りというかIT不良資産化しているようだ。 4年目となる目玉のe-Taxは納税申告者の3%にしか利用されていないという。政府も状況を見過ごせず、昨年も今年も“ニンジン”をぶら下げた。5000円の税額控除と添付書類が不要となる特典だ。e-Taxで申告するには住基カードが必須で、二兎を追う狙いが込められている。 そこで昨年は見送ったものの、今年は挑戦してみようという勇敢なIT業界の人々が、筆者の周りから何人か出てきた。そうした人々の奮戦記を、今回は再現してみよう。まずはA氏の場合である。 A氏は最初、e-Taxのマニュアルをダウンロード。全体プロセスの理解から始めようとした。しかしマニュアルを読んでいくと、「XX参照」が何度も出てくる。これでは普通の人は嫌になるだろう。1冊のマニュアルで一気通貫

山に落ちている葉っぱを集めて高級料亭に卸す――今や全国的な知名度を誇る徳島県上勝町の「彩(いろどり)事業」。高齢者がパソコンを使いこなしている点でも注目度は高い。上勝町の笠松和市町長は、2008年1月15日に開催された「NEC C&C財団シンポジウム 情報アクセシビリティ-国・地域・コミュニティの役割」において、その“秘密”の一端を披露した。 上勝町の“葉っぱビジネス”で取り扱っている、葉っぱは320種類あります。なぜこんなものが売れるかというと、都市部には季節感がないからです。節分ならひいらぎ、桃の節句には桃の花、といったようにイベントに合わせて出荷します。南天、もみじの葉、柿の葉は365日売れます。食事をしながらこういった季節感を楽しんでいただくのです。 ですから、“葉っぱビジネス”では、必要なものを必要な時間帯までに、着実に届けられないと、ビジネスとして成り立たちません。多品種少量在

2004年4月に開始されたデジタル放送における「コピーワンス」が見直され、新ルール「ダビング10(コピー9回+ムーブ1回)」が、6月より運用開始される見込みとなった。 2月7日にはDpaにより、送信/受信機器の技術仕様をまとめた運用規定改正案の決定が明らかにされ、機器メーカーや送出側での技術的な要件の整備が完了。さらに20日には、Dpaより放送開始予定日時が6月2日午前4時と発表された。 3月に予定されている受信機録画機の接続テスト、4月に予定されている衛星折り返しテストなどの結果次第では変更の可能性があるとはいえ、あと100日程度でコピー制限が緩和される。機器側の対応が必要とはいえ、多くの消費者にとって朗報と言えるだろう。 日本のデジタル放送録画において、大きな変換点となる「ダビング10」により、何が変わるのだろうか? そして運用開始にあたっての問題点とは何だろうか? 社団法人電子情報技
米Microsoftは2月21日(米国時間),他社製品との相互運用性を向上させる取り組みを強化し,従来は秘密保持契約を結んだパートナーにのみ提供していたプロトコルやAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)に関する技術情報を,無償で公開する方針を発表した。同日,同社のWebサイトで3万ページに及ぶ技術情報を公開した。 同社によれば今回開示した技術情報は,Windows Vistaや.NET Framework,Windows Server 2008,SQL Server 2008,Office 2007,Exchange Server 2007,Office SharePoint Server 2007の通信プロトコルやAPIに関するもの。今後も同社の主要製品に関しては,同様の方針で情報を公開するとしている。オープンソース・コミュニティを含む他の開発者が技術情報を基に機能


アライド・ブレインズ(本社・東京)は2008年2月19日、同社が実施中の「官公庁・独立行政法人ウェブサイト全ページクオリティ実態調査」のうち、中央省庁の37Webサイトについての集計結果を発表した。同社の解析プログラムを用いて今年1月から2月にかけてに調査を実施。画像に対する代替テキストの付与状況(ALT属性)と、見出しや箇条書きなど文書構造に関するHTMLの記述状況(構造化)をチェックした。調査対象ページは、サイトのトップページと同一ドメイン内のリンクが有効な全ファイル。チェックした結果をA~Eまで5段階のレベルに分類した。 調査の結果、「A」レベルだったのは、国税庁と裁判官訴追委員会のみ。半数以上が「D」レベル(基本対応が不十分である/発展対応の着手が遅れている)、Eレベル(基本対応が不十分なページが極めて多い)だった。地方公共団体のWebアクセシビリティ向上も含め情報バリアフリー環境

IT(情報技術)を活用してビジネスモデルを変えたり、効果的に経営改革に生かす極意とは――こんな質問をされたら、あなたなら何と答えますか。日経情報ストラテジー3月号(1月29日発売)特集1「有力企業357社CIO調査 企業戦略を変えるリーダーが明かす IT活用の極意は「3つの力」にあり」の取材班は、(1)課題創造力、(2)戦略実行力、(3)巻き込み力――との結論に達した。 具体的な事例は本誌で解説しているが、簡単に説明すると(1)の課題創造力とは自社の変えるべき部分を冷徹に見極める力である。的確に自社の問題点を認識できれば、効果的なITの生かし方も見えてくる。(2)の戦略実行力とは、経営トップの戦略を深く理解して将来像を共有しながら、必要なIT基盤を先回りして設計する能力だ。(3)の巻き込み力とは、ITを導入して変革を遂行するために必要な協力を、現場から得る力のこと。優れたIT基盤を導入して

Web業界にそれなりにいると,「デザイン」の価値についていろいろと考えさせられます。以前,「デザインとは問題解決である」と書きましたが,まだまだ単なる「お化粧直し」と認識されているのは事実でしょう。今回は,その辺りについて。 「とりあえず」で数パターンの制作か? ページデザインを発注される方から,「じゃあ,とりあえずデザイン,2~3本持ってきてください」という言葉を聞いたことは,数回レベルではありません。担当者がそうでなくても,重役会議の場で明確にこう言われたりすることもあります。 こうした言葉に触れるたびに,内心浮かんでくることがあります。「じゃあ」で作られるものを,「お客さま」に出すのだろうか,と。もちろん,どんなビール愛好家であろうと,「とりあえず,ビール」という慣用句を用いることは知っています。けれど,それとは何か根本的に異なる違和感があるのも事実です。デザインそのものを卑下してい


『Office SP3』の古いフォーマット排除問題、MSが謝罪 2008年1月 8日IT コメント: トラックバック (0) Scott Gilbertson 『Microsoft Office Service Pack 3 (SP3)』によって、Microsoft社が「安全性が低い」と判断した古いファイルフォーマットが開かなくなる(日本語版記事)という問題について先ごろ取り上げたが、その後、Microsoft Officeチームのメンバーが、ソフトウェア自体の欠陥をファイルフォーマットのせいであると誤って述べたことについて謝罪し、Office 2003 SP3ユーザーが多くのファイルタイプのブロックを解除できる新しいツールをいくつか公開している。Microsoft Officeチームの上級ソフトウェア開発エンジニアであるDavid LeBlanc氏は、自分のブログに、Microsof
Dean Edwards氏は7日(米国時間)、IEの動作をW3C標準仕様へ準拠させるためのライブラリIE7.jsの最新版を公開した。IE7.jsはJavaScriptで開発されたMS Internet ExplorerのHTML/CSS表示を調整するライブラリ。IE7.jsを使うことでMSIEのHTML/CSSまわりの表示処理をよりW3C標準規約に準拠したものにする。IE5やIE6で透過PNGを表示できるようにもなる。 IE7.jsは基本的にMSIE5/6向けに用意されていたライブラリをIE7に対応させたもの。これまでのモジュール構造は廃止され、IE7.jsやIE8.jsといったように個別のファイルに分離されている。ホスティング先もGoogle Codeへ変更された。IE7.jsはサイズも縮小され、圧縮した状態で11KBほど。またbase2.DOMのセレクタエンジンを使うことでより高速に動
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