こんにちは、運用部 アプリ運用グループの清水です。モンスト仲間募集中です。 以前、Fedora 8からFedora 17への移行のお話を書きました。Fedora 17ではsystemdがデフォルトで使われています。そのsystemdを本番環境で運用して1年以上が経ち、様々な経験をしてきました。systemdの環境で知っておくと役に立つと思われることについていくつか紹介したいと思います。 まずは、systemdの概要について簡単に紹介します。systemdの概要と歴史systemdは、従来のSysVinit/Upstartに代わるもので、Linuxサーバの起動時に初期設定やサービス起動をおこなうことにとどまらず、プロセスやリソースなど様々な管理をおこなうデーモンです。 Fedora 14の頃(2010年11月リリース)にTechnology Previewとして提供され、Fedora 1
LPI-Japan、「Linuxセキュリティ標準教科書」を無償公開:iptablesやACL、OpenSSHなどを解説 LPI-Japanは2013年10月1日、Linuxサーバのセキュリティを強化し、安全に運用していくために必要な知識をまとめた「Linuxセキュリティ標準教科書」を公開した。 エルピーアイジャパン(LPI-Japan)は2013年10月1日、Linuxサーバのセキュリティを強化し、安全に運用していくために必要な知識をまとめた「Linuxセキュリティ標準教科書」を公開した。PDF版とEPUB版が無償でダウンロードできる。 LPI-Japanは、オープンソースソフトウェア(OSS)/Linuxの技術者育成と認定試験の普及に取り組んでいる特定非営利活動法人だ。過去には、Linuxについて基礎から学ぶことのできる学習教材「Linux標準教科書」や「Linuxサーバー構築標準教科書

Microsoftは5月20日(米国時間)、Linux向けSkypeの最新版となる「Skype forLinux 4.2」を公開した。いくつものバグ修正が取り込まれているほか、新機能の追加や既存の機能の改善などが実施されている。特に安定性が向上している点が注目される。 「Skype forLinux 4.2」で提供されているパッケージは次のLinuxディストリビューション向けのもの。 Ubuntu 10.04 (32ビット) Ubuntu 12.04 (マルチアーキテクチャ対応) Debian 7.0 (マルチアーキテクチャ対応) Fedora 16 (32ビット) OpenSUSE 12.1 (32ビット) 動作要件としては次の項目があげられている。CPU: 1GHz以上 MEM: 256MB以上 HDD: 100MB以上の空き容量 Xvをサポートしたビデオカード Qt 4.7 D

vsftpd でアカウント毎に設定を行えるようにする FTP サーバー vsftpd では、ログインするアカウントごとに設定を調整できるようにする機能があります。 例えば、特定のアカウントには書き込み権限を与えないようにするといったことができるようになりますが、これを利用するためには、設定ファイル /etc/vsftpd/vsftpd.conf を調整する必要がありました。 まず、/etc/vsftpd/vsftpd.conf を編集します。 user_config_dir=/etc/vsftpd/userconf 続いて、上記で設定したユーザー毎の設定ファイルを格納するためのディレクトリを作成します。 mkdir /etc/vsftpd/userconf これで準備は完了です。いったん vsftpd を再起動して、設定内容を反映させます。 service vsftpd restart 後
■ はじめに・・・ FTPプロトコルでのファイル転送ツールはFFFTPなどが有名です。 このツールはとても優秀で使い勝手もよく私も使わせてもらっています。 しかし、自宅サーバへのファイル転送には一切使用しておりません。 FFFTP自体には全く問題はありませんが、FTPプロトコル自身に多少の問題があります。 vsFTPDの設定ファイルを編集 # vi /etc/vsftpd/vsftpd.conf # Allowanonymous FTP? (Beware - allowed by default if you comment this out). 匿名ユーザはログインさせないanonymous_enable=NO # You may change the default value for timing out an idlesession.アイドル時のタイムアウトを設定(300秒
シェルスクリプトはエレガントでなければならない スマートな紳士のためのシェルスクリプト(1) 気軽に使えるシェルスクリプト。しかし、気軽に使っていてはダメだ。OSの仕組みまで理解すると、ひと味違うスクリプトが書ける
データベースのチューニングという言葉からどのようなことを想像しますか。表の設計の見直しやSQL記述を探ること、バッファプールの調整などと主にデータベース自体の調整であったりするかと思います。 しかしこうしたチューニング作業を行ったにもかかわらず、パフォーマンスがあまり変化しなかった、明確に問題が解決されなかったなどといったといった経験はないでしょうか。またより詳細な調査の結果、実はOSの設定やデバイスドライバのバージョンに原因があった、あるいはハードウェアの選択に問題点があったということも聞いたことがあるかと思います。 もちろんデータベース自体のチューニングは欠かせないものですが、なんらかの問題が起こっている場合、システム全体を考慮しなければならない状況に陥ることがあります。 一口にパフォーマンスをチューニングするといっても、ハードウェアを含めたシステム全体を考えると、考慮すべき項目は多い
影響を受けるバージョンであったとしても無条件で対象となる訳ではなく、以下の両方を満たしている場合のみ影響を受けます。該当する例も合わせて記載します。 攻撃を受けるインターフェイスにてマルチキャストを有効にしているip route add 224.0.0.0/4 dev eth0ローカルネットワーク(224.0.0.1)以外のマルチキャストグループに参加しているNTPでマルチキャストクライアントを使用 (multicastclient 224.0.1.1) 攻撃を受けるとカーネルパニックを起こし、以下の様なバックトレースが出力されます。 divideerror: 0000 [#1]CPU: 0 EIP: 0060:[<c06033a2>] Not tainted VLI EFLAGS: 00010246 (2.6.18-274.el5 #1) EIP is at igmp_start_t

Adobe Systemsは「iOS」と「Android」を優先すべきという決定を下し、Linux向け「AIR」プログラミング基盤の同社バージョンのリリースを停止した。AIRは「Flash」とウェブブラウザを組み合わせ、プログラマーがソフトウェア実行基盤のAIR「ランタイム」を備えたあらゆるシステム上で動作するスタンドアロンソフトウェアを開発できるようにする。AIRはクロスプラットフォームテクノロジで、例えば人気の高いAIRアプリケーション「TweetDeck」を「Mac OS」と「Windows」向けに別々にプログラムし直す必要がない。 しかし今週リリースされる「AIR 2.7」以降、AdobeはAIRのLinuxバージョンの開発を停止するため、同テクノロジのクロスプラットフォーム性は若干薄くなる。その代わりに、同社はパートナーがLinux向けAIRを独自に開発することを期待している。

Sigilは、電子書籍の国際フォーマット「EPUB」(ePub)に準拠した電子書籍のオーサリングソフトだ。EPUB形式のデータはHTMLやCSSで構成されているが、それらの知識が無くても“WYSIWYG”(ウィジウィグ)環境で自由に電子書籍を作成できる。 わずか数百グラムの携帯情報機器に何十冊、何百冊もの書籍を保存し、いつどこにいても好きなものを読める。読みたいものが手元になければ、無線ネットワーク経由ですぐにダウンロードすればよい――。 こうした利便性が利用者に評価され、電子書籍を閲覧するための携帯情報機器が米国を中心にヒットしている。米Amazon社の「Kindle」や米Apple社の「iPad」などである。既に日本でも、KindleやiPadで電子書籍を読んでいる人もいるだろう。 書店に行かなくても本を手に入れて読めるのは電子書籍の利点だが、それだけではない。オリジナルの電子書籍を作

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