『鉄道「裏歴史」読本 誰も書けなかった「あの車両」「あの路線」の謎』(イースト・プレス/小川裕夫) 通勤のために使う電車や旅行目的で乗る電車などなど、電車は私たちの生活に欠かせない存在ですよね。日本全国を走るJRや私鉄、都営線にはその路線や駅の数だけ物語があり、なかには闇に葬られた「裏歴史」も数多く存在しているとか。 『鉄道「裏歴史」読本 誰も書けなかった「あの車両」「あの路線」の謎』(イースト・プレス/小川裕夫)は、その名にある通り、さまざまな「裏歴史」が綴られています。そんな「裏歴史」のなかから、今年35周年を迎えたあのテーマパークに関わるエピソードをピックアップしました。 ■舞浜駅があの駅名にならなかったワケ テーマパークや遊園地の最寄り駅は、そのテーマパークの名前がそのまま使われることが多いですよね。「富士急ハイランド」最寄りの「富士急ハイランド駅」や、長崎県佐世保市にある「ハウス

『恋するディズニー 別れるディズニー(新潮文庫)』(堀井憲一郎/新潮社) 我ら千葉県民が誇れるものといえば“世界一有名な夢の国”がある。春休みシーズンになれば全国の学生が集まり、修学旅行の行き先にもなっている夢の国は日本を代表する観光地だ。 そんなディズニーランドに不穏な都市伝説があるのをご存じだろうか。関東圏に住む若者であれば一度は耳にしたことがある「ディズニーランドでデートしたカップルは別れる」というもの。この噂を初めて聞いたのは中学生のころだったか、「絶対にデートでは行かない」と心に固く誓ったことを思い出す。 ところで、なぜこのような話が生まれたのか、気になるのは私だけだろうか? 個人的な見解としては、アトラクションの待ち時間で話すことがなくなってしまい気まずくなったことで喧嘩に、というものだと思っていたが、果たして…。 そんな「カップルが別れる」という風説を調べるため、長期間にわた

『いつもツムツムと。』(漫画:シロ太、監修:ウォルト・ディズニー・ジャパン、装幀・デザイン:大塚幸司(BBD)/KADOKAWA) (C)2017 DISNEY (C)2017 DISNEY.Based on the “Winnie the Pooh” Works by A.A. Milne and E.H. Shepard 「LINE:ディズニー ツムツム」初の公式コミック本『いつもツムツムと。』が2017年4月26日(水)に発売された。 同書は世界で累計6,500万ダウンロードされ、大人気を博している「LINE:ディズニー ツムツム」に登場するツムたちの初の公式コミック本。 コロッとデフォルメされたミッキー、ミニー、ドナルドたちツムツムキャラクターが、「滝壺に落ちたり…」「宝探しをしたり…」「すごろくをしたり…」「雪遊びをしたり…」と様々な場所で大冒険を繰り広げる全編オリジナルストーリ

『思わず話したくなる究極のディズニー』(ベストセラーズ) 「夢と魔法の王国」と「冒険とイマジネーションの海へ」をテーマにした、東京ディズニーリゾート。さまざまなショーが楽しめ、スリルのあるアトラクションが満載の2つのパークは、何度行っても飽きることはないだろう。 だが「こうした『表』に出ているパークの魅力だけでなく、ゲストを楽しませてくれる物語や細やかなこだわりは無数に広がっています」というのは『思わず話したくなる究極のディズニー』(ベストセラーズ)の著者・みっこさん。 実は、見逃してしまいそうなパークの情報や、誰も知らないような雑学が大好物だという。年間パスポートでコツコツとパークに通い詰め、約4500のブログ記事をアップし続けている。その中から、特にディズニーらしい深いこだわりを集めたものが本書だ。 例えば「夢と魔法の王国」である、東京ディズニーランド。入り口そばにあるワールドバザール

知れば知るほどおもしろくなる、東京ディズニーランド&東京ディズニーシーに隠されたこだわりが紹介された『思わず話したくなる究極のディズニー』が2017年3月18日(土)に発売された。 著者は人気ディズニーブロガー・みっこ。十数年にわたってディズニーランド&ディズニーシーに通うなかで見つけた、思わず誰かに話したくなるおもしろいこだわりを、同書はたっぷりと紹介している。 「エリアごとにゴミ箱のデザインが違うこと」に感動したことがきっかけで通い始めたという著者は、気にしなければ通り過ぎてしまうような風景やプロップス(小物)のなかに隠れたストーリーや設定を読み解いていく。 アトラクションに乗ったり、パレードやショーを観たり、ショッピングをしたり。そんな王道の楽しみ方もいいけど、パークのなにげない風景を眺めるだけでも楽しくなる、そんな新しい楽しみ方を提案。ディズニーが苦手な人でも興味がわき、そしてディ

『暗黒ディズニー入門』(コアマガジン) 『アナと雪の女王』『ズートピア』など毎年のように大ヒット作を送り続けているディズニー。今年もまた、『モアナと伝説の海』がここ日本でも大ヒットを飛ばしている最中だ。ディズニーランドやディズニーシーの人気は衰えることなく、「明るく健全なエンターテインメント」として、広く認知されているといっていい。 しかし、そんなディズニーのイメージを覆すディズニー評論が『暗黒ディズニー入門』(コアマガジン)である。ブランドイメージからはかけ離れたディズニーのダークな真実に、驚愕させられること間違いなしの一冊だ。ディズニー作品を「子供だまし」として食わず嫌いだった人にこそ、このエッジの効いた評論を読んでほしい。 著者の高橋ヨシキ氏は映画秘宝誌や映画ポスターで知られるデザイナーであり、数多くの映画評論も残している。しかし、彼の仕事の多くがバイオレンス色の強い作品を対象として

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