季節は食欲の秋。デパ地下などの店頭には、秋の食材を使ったスイーツが並びだしていますが、今年はそんなスイーツの中でも“ギルトフリー”スイーツに注目が集まっています。“ギルトフリー”スイーツとは直訳すると「罪悪感がない」おやつ。つまり添加物やアレルギーが起こりうるようなものは使わず、自然素材などを使い、カロリー控えめながら美味しいスイーツのことです。そんなギルトフリースイーツレシピ本のはしりとして、以前紹介したことがある『白崎茶会のあたらしいおやつ』(白崎裕子/マガジンハウス)が、実は今年度の料理レシピ本大賞の2017年度「お菓子部門」で大賞を受賞しました。そこで今回は、子どもと一緒に作れる簡単スイーツを実際に作ってみました。 ■材料を混ぜて焼くだけの「ビターチョコクッキー」(P.72) ボウルにてんさい糖、水切りした豆乳ヨーグルト、塩を入れて混ぜ合わせ、そこに溶かしたココナッツオイルを加え乳

『プラマイごはん 1』(森小太郎:著、とい天津:企画・原案/白泉社) 世の中が健康食品で溢れかえるのも、「結果にコミットする」ジムが重宝されるのも、すべては人々の健康志向の高まりがあってこそである。そして人が最も気にするのは、やはり「肥満」であろう。原因はさまざまにあるが、よく知られるのは「カロリーの高い食事を摂取しすぎ」というもの。ゆえに食事制限などでダイエットを試みる向きも多かろうが、無理をしすぎると体調を崩したり、一時的に体重を減らしてもすぐ元に戻る「リバウンド」で苦しんだりするケースもよく聞く。 一番よいのは日頃から節制することだろうが、美味しいものはつい食べてしまうのが人の弱み。しかしながら『プラマイごはん 1』(森小太郎:著、とい天津:企画・原案/白泉社)では、美味しいものを食べるのが大好きな女子高生が、ちょっと変わった考えかたで自らのスタイルを維持している姿が描かれる。 主人

マクロビオテック×和菓子で人気の和菓子店「和のかし 巡(めぐり)」初のレシピ本、『あたらしくて おいしい 和のおかし』が2017年5月13日(土)に発売された。 「和のかし 巡」は、白砂糖・小麦粉を使わない新感覚の和菓子として、健康・美容に敏感な人、アレルギーや食養生中で甘いものを食べたくても食べられない人から絶大な支持を得ている。同書では、同店の店長を務める著者の熱い想いから、自宅でも挑戦できるよう人気のレシピが1冊にまとめられている。 白砂糖・小麦粉・卵・乳製品・添加物を一切使用せず、使用するのは血糖値を上げにくいとされる低GI値のアガベシロップのみ。アレルゲン食品も使用していないので、生活習慣病が気になる人や食制限がある人でも、甘いものを安心して楽しむことが出来る。 砂糖も塩も使わないのに上品な甘さの“なめらか餡”をベースに、栄養価の高い黒キヌアを使用した“雑穀桜餅”、皮の生地にひよ

『ボウルでかんたん 心ときめくドームケーキ: 特別な日にいっしょに食べたい、贈りたい』(福田淳子/誠文堂新光社) オシャレなケーキを作る、というのは、調理の技術とは別に器用さやセンスが求められる。しかも時間をかけるとクリームがだれてしまったり、「思ってたのと違う……」という出来にがっかりする結果となったりすることもしばしば。 そんな、デコレーションに自信がない人にもチャレンジしてほしいのが、『ボウルでかんたん 心ときめくドームケーキ: 特別な日にいっしょに食べたい、贈りたい』(福田淳子/誠文堂新光社)。本書は、ボウルの形を利用して半球状のドームケーキを作ろう、という本。まるでお店で売られているような見た目のケーキは、見ているだけで幸せな気持ちになる。また、「春と夏」「秋と冬」と季節で分かれているので、旬のフルーツを使ったレシピを探しやすいのも魅力。 早速、筆者も挑戦してみた。今回は「春と夏

ジュースに粉ゼラチンと生クリームを混ぜて、グラスに移して冷やし固めると、自然と2層になるゼリーが完成! ネットで人気の不思議なゼリーが、さらにパワーアップして1冊のレシピ集となった。その名も『魔法のゼリー』。暖かくなってきたこの季節にぴったりの一品だ。

『お菓子の由来物語』(猫井登/幻冬舎) ここぞという時に食べるものって、ありませんか? “勝負飯”なんて言葉もありますが、頭で考える作業が続く時には、糖分の補給を第一目的として、“勝負スイーツ”という選択をされる方もいらっしゃることでしょう。近年は悪者扱いされることも多い糖質ですが、甘いお菓子を頬張った時の多幸感は、やはり代えがたいもの。今回はそんなお菓子にまつわる、魅力的な本のご紹介です。 『お菓子の由来物語』(猫井登/幻冬舎)はその名の通り、現代日本で楽しむことのできる洋菓子の概要とルーツを、豊富なカラー写真を交えて紹介した書籍です。掲載されているのは、ショートケーキやクッキーといった日本でも親しみ深いものから、「ウィークエンド」や「ルリジューズ」など、スイーツマニアやお菓子の専門家でなければ姿が思い浮かばないものまで、およそ140種類。パティスリーの協力によって撮り下ろされた実物写真

見た目も派手でかわいくて、食べたらおいしいデコレーションケーキを紹介した『萌子のDECOスイーツ』が2017年3月21日(火)に発売される。 デコレーションケーキというと、見た目は派手だけど食べたら甘すぎる…。そんなイメージ、ありませんか? そんな見た目の予想を覆すべく、研究に研究を重ねたのが萌子流デコレーションケーキ。 スポンジケーキのレシピはひとつだけ、材料は近所で買えるもの、厳密に計量しなくても誰もが失敗なくおいしく焼けるレシピなのもポイント。スポンジケーキさえ焼ければ、あとはかわいくデコレーションして楽しむだけ。洋服のコーディネートをあれこれ試して楽しむように、ケーキだって好きなものをいろいろコーディネートして楽しんじゃおう。 同書では、カラフルだけどおしゃれな色合いのクリームや、おいしくてリッチなのにボウルひとつと電子レンジだけで作れるカスタードクリーム、市販のお菓子を使ったデコ

短時間で完成する、簡単で夜にぴったりなおやつのレシピを紹介した『ないしょの夜おやつ 今日も一日、おつかれさまでした。』が2017年3月2日(木)に発売された。 今日1日、うれしかったこと、悲しかったこと、つらかったこと、いろいろなことがあったはず。1日がもう少しで終わる夜のひととき、がんばった自分への小さなごほうびに「夜おやつ」を試してみてはどうだろう? 紹介するレシピは、15分前後で完成する簡単なものばかり。どれも夜にぴったりな、素朴で体にもやさしいおやつだ。おつまみになるものや、飲み物のレシピも紹介されているので、今日1日のできごとをふり返りながら、作る時間もふくめて楽しんでほしい。 また同書では、すべてのレシピの前に短い小説を掲載。日常生活のささいなできごとや、恋愛や仕事などをテーマに、ちいさな幸せを感じられるエピソードとなっている。毎日頑張っている自分に、「お疲れ様」の言葉を添えて

フランスで大流行している新感覚ケーキの、日本初※となるレシピ本『ガトー・インビジブル』が2017年2月17日(金)に発売された。 ※オレンジページ調べ(2017年2月15日現在) 「ガトー・インビジブル」とはフランス語で「見えないケーキ」という意味で、たっぷりの果物や野菜のスライスと、ほんの少しの生地を重ねて焼く、美しい断層のケーキのこと。焼いている間に、生地が果物や野菜と一体化し「見えなくなる」ことから「インビジブル」との呼び名がついた。 同書の刊行に先駆け、2017年2月2日(木)に発売された雑誌『オレンジページ』2/17号では、りんごのガトー・インビジブルを紹介。すると昨今の「#萌え断(萌える断層)」ブームの流れにも沿ったその美しい断面がたちまちSNSで話題になり「これは気になる」「おいしそう」「早速作ってみました!」「もっとレシピを知りたい!」などの反響が続出。

貝殻のシルエットが可愛いらしく馴染み深い「マドレーヌ」も、抹茶やチョコレートなどの風味をつけたり、くだものやナッツを加えたり、味や食感はさまざま。 そんな「マドレーヌ」に、今注目があつまっています。というのも、昨年11月には、着色料や保存料などを一切使わない自由が丘にある日本初のマドレーヌ専門店「MADELEINE LAPIN(マドレーヌラパン)」がルミネ新宿 にオープンし、松屋銀座に、2月14日までの「バレンタイン期間限定ショップ」を出店。あの「ピエール・エルメ」もマドレーヌとフィナンシェを看板メニューにするなど、その人気は広がりつつあるのです。 そこで、今回紹介するのは、1月27日に発売された『クリーム入りのマドレーヌ、ケーキみたいなフィナンシェ』(菖本幸子/主婦と生活社)。ふわふわとした食感の1つの基本の生地から広がる絶品レシピを52も紹介! 定番からフレーバー違い、サレ(塩味)まで

本命でも義理チョコでも友チョコでも、普段作り慣れていない人も手作りにチャレンジしたりするバレンタイン。でも、「レシピ本の内容が分からない」「作ってみたら難しくて挫折した」「レシピ通りに作ったのに失敗した」という話もよく聞く。そこで、普段料理をしない人でも気負わずに作れる、それでいてちゃんと見栄えのするお菓子のレシピ本を厳選し、5冊紹介する。 ■『ブラウニーとガトーショコラ』(石橋かおり/文化出版局) タイトル通り、ブラウニーとガトーショコラだけを集めたレシピ本。バレンタインチョコとして定番の2つだが、やっぱり人気も高い。だからこそ、他とは少し差をつけたい!という人にオススメ。板チョコを使って簡単に作れるので、初心者でも安心して挑戦できる。本書さえあれば、この2点のバリエーションは完璧! ■『大人のほろ酔いチョコレート 板チョコでつくるお酒によく合う』(高橋里枝/誠文堂新光社)

米粉の“グルテンフリー”レシピ集『フライパンでできる 米粉のパンとおやつ』が2017年1月25日(水)に発売された。 同書は、予約の取れない米粉のパンとおやつの教室「あれこれキッチン」を主宰する人気の料理研究家・多森サクミの最新レシピ集。イングリッシュマフィンからクリームパンにカレーパン、パンケーキ、トルティーヤ、ドーナツ、ビスケットなどオーブンを使わずにフライパンで手軽に作れる、グルテンフリーなパンとおやつを約50点を紹介している。 小麦粉・卵・乳製品を一切使わないから、アレルギーをもつ子のママ、ゆるマクロビおやつに興味のある人、米粉パンが好きな人まで幅広い人たちに喜ばれるレシピが満載。一度食べればもっちり&ふわんふわんな食感とやさしい美味しさを味わえる。 多森サクミ(たもり・さくみ) 1972年生まれ。川崎市の古民家にて、米粉のパンとお菓子の教室「あれこれキッチン」を主宰する。全国から


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