富山県南砺市にある赤祖父ため池の円筒分水この記事の写真をすべて見る 富山県魚津市にある東山円筒分水槽 岩手県奥州市にある徳水園の円筒分水工(写真提供:胆沢平野土地改良区) 富山県南砺市内の田園地帯の一角にUFO出現か? はたまたローマ時代風の噴水なのか? 円形の物体から表面張力で盛り上がった水が、四方八方に絶え間なく、あふれている。この不思議な光景は一体何なのか? 付近で農作業をする男性に聞くと、「円筒分水(槽)」というらしい。地域によっては、「円形分水」とも呼ばれる。農業用水などを正確に分配するための利水施設で、細部の形や大きさはさまざま。全国各地の田んぼのあぜ道や草むらにあるそうだ。 日本では古来より、農業用水を巡る争いが絶えなかった。地域住民は話し合いの末、水を引く時間割を設けたが、時間に応じて水量が増減するため、不満が噴出した。また、流れに並行して水路を仕切ると、場所によって水量が

2009年06月25日03:35 カテゴリ熱中時間 6月27日(土)必見。熱中時間に円筒分水Tweet ぼくも出演させていただいている、ご存じ熱中時間ですが、今週末6月27日(土)の回は必見。というか、毎回必見だけどな。 この回には、以前萩原さんのダムイベントに出演させていただいた際にご一緒した、ozavskiこと金山さんが出演するのだ。もちろん話題は円筒分水。DPZで萩原さんが記事を書いた記憶も生々しいが、その親玉たる金山さんの登場だ。 どんな感じかは熱中時間のブログを読んで予習してほしい→【熱中倶楽部ブログ:実物の美しさを伝えたい!「『円筒分水』熱中人」】 そう、ぼくがレポートしているのだよ。この熱中時間のブログでは毎回の収録の様子をぼくがレポートしているので、みなさんぜひご覧いただきたい。週一で書いてます。ていうか、見ろ。出てくる人たちすごいから、ほんとに。 収録で金山さんがしゃべっ
今回レポートする「円筒分水熱中人」の放送は BS2 6月27日(土) 18:00~18:44 BS hi 6月28日(日) 21:00~21:44 BS hi(再) 6月29日(月) 12:00~12:44 です! 今回の熱中人は「円筒分水」熱中人。この収録は何日も前から非常に楽しみでした。なぜなら、この金山さんは知人なのです。 「団地熱中人」であるわたくし大山、その生き様ゆえ周りには熱中人が多く、友人が熱中時間に出演することもめずらしくありません。そして、なんかとってもうれしいんですよ!知り合いが熱中時間に出ると。甥っ子がテレビに出るおばちゃんの気分。ほうぼうに自慢したい。自分の手柄じゃないのに。 ということで、番組内では出演者のだれも知らなかった「円筒分水」ですが、すでに金山さんに教えてもらっていたので、ぼくはもちろん知っていたわけです。むしろ「えっ!知らないの!?円筒分水を!」って思
こんにちは…最近とんとご無沙汰ですみません…実はスピリッチャルアイランド・屋久島に行ったり九州をブラブラしていました。屋久島→鹿児島→阿蘇とまわって大分の実家にたどりついたのですが、大分でもいろいろ行っておきたいところがあり、父の目につくところにさりげなく『九州遺産』の本を置いておくなどして車を出させることに成功しました。機関車庫の廃墟や謎の巨大ブランコをめぐった夏の大分ドライブにつづき、今回は「荒城の月」の舞台・竹田を中心に大分の用水路系文化遺産を見まくるドライブです。 音無井路十二号分水(円形分水) まず向かったのは、ひっそりと棚田が広がる竹田市宮砥(みやど)地区。農道脇にある円形の妙な施設が円形分水です。 田んぼの刈り取りはほとんど終っています。ほんとは青々とした田んぼに囲まれているほうがフォトジェニックなのに…でも水が出ているだけよしとしたい。 円形分水(円筒分水)は文字通り、田に

1年ほど前に出会って一目惚れして以来、ずっと円筒分水のことが頭から離れませんでした(参考記事:「気になる堰、そして円筒分水へ」)。 調べてみると、円筒分水は全国に点在し、関東地方だけでもほかにいくつか存在するとのこと。 そう言われるとどうしても見てみたくなってしまうのが、ドボク好きの悲しい性。 手始めに、群馬県にある円筒分水を3基、まわってきました。 (萩原 雅紀) 円筒分水のおさらい 円筒分水とは水を公平に分配するための施設で、大正末期から昭和初期にかけて、日本で誕生しました。 1本の水路から単なる枝分かれで水を分配すると、流量の多いときと少ないときで分配する割合に差が出てしまいます。また、より上流で取水した方が多くの水を確保できるのは言うまでもないことで、そのため地域同士の激しい水争いが各地で起こりました。 そこで考案されたのが円筒分水。下から水を吹き上げる円形の池を造り、その外周へあ
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