Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? (Linux)大規模基盤のLinux運用で得た知見まとめ (障害対応/テンプレ化/OS更改) はじめに 私はフリーランスインフラエンジニアとして 10年以上、大規模Linux基盤の構築・運用・保守 に携わってきました。 RHEL / CentOS(RedHat系ディストリビューション)を中心に、 OS更改(RHEL6→7→8) テンプレート化・標準化(KVM/VMware) 障害対応(切り分け〜再発防止) 運用改善・自動化 といった領域を一貫して担当してきました。 長く現場を経験する中で強く感じたのは: (あくまで個人的に感じたことです

du コマンドで --max-depth オプションを指定すると、ファイル容量を指定の階層数までにまとめて出力してくれます。 $ du -m /usr --max-depth=1 1 /usr/X11R6 145 /usr/bin 1 /usr/etc 1 /usr/games 86 /usr/include ... --max-depth 指定がない場合には全ディレクトリ毎に容量を表示します。 $ du -m /usr ... 1 /usr/lib/locale/aa_DJ.utf8/LC_MESSAGES 2 /usr/lib/locale/aa_DJ.utf8 1 /usr/lib/locale/aa_DJ/LC_MESSAGES 1 /usr/lib/locale/aa_DJ ...

第7回の今回は、Bashの仕組みを解説し、履歴管理やプロンプトをカスタマイズしてCLI環境を向上する方法を解説します。 はじめに どのようなアプリにも、個人用の設定というものが存在します。例えば、Webブラウザはフォントやカラーテーマ、タブの細かい挙動などを個人の好みに応じてカスタマイズできます。Linuxで使われる様々なツールもこうした例に漏れず、非常に柔軟なカスタマイズや機能拡張が可能です。有名なテキストエディタであるVimやEmacsなどがその代表格で、そのカスタマイズの柔軟さと奥の深さは、想像を絶するものがあります*1。 *1:Emacsは一見テキストエディタのように見えますが、その実体はEmacs Lisp言語の実行環境です。Emacs Lisp言語で実装可能なあらゆる機能をエディタ上で実行できるため、無限の拡張性を持っています。そしてLinuxを使いはじめたばかりのユーザーは

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Jeffry Alvarado @jalva_devLinuxの開発者であるリーナス・トーバルズ氏が、ふとしたきっかけで数行のコードを調整したところ、Linuxのパフォーマンスが2.6%向上しました。数百万台のサーバーで稼働するLinuxにとって、この2.6%の向上は非常に大きな成果です。参考までに、Metaのような企業では、サーバパフォーマンスが2.6%向上するだけでエネルギーコストが数百万ドルも節約できると言われています。 2024-11-12 19:00:43 Jeffry Alvarado @jalva_dev このパフォーマンス向上は、次のLinux 6.12パッチで反映される予定です。詳細はPhoronixの記事で確認できます。 phoronix.com/news/Linus-2.6… また、これだけの改善がどれほど少ない変更で実現されたか興味がある方は、GitHubのコミッ

関連キーワードLinux | Red Hat(レッドハット) | OS 「CentOSLinux」のバージョン7(CentOSLinux 7)は、2024年6月30日にEOL(サポート終了)を迎えた。EOLは、ベンダーがセキュリティ更新や新機能の提供をやめ、それ以上開発をしなくなることだ。まだCentOSLinuxを利用している企業は、システムの迅速な更新を迫られている。CentOSLinuxの提供元であるRed Hatはなぜこの決断に至ったのか。CentOSLinuxを使っている企業は、今すぐCentOSLinuxの使用を中止しなければいけないのか。 企業はなぜ「CentOSLinux」終了の試練を迎えることになったのか 併せて読みたいお薦め記事 CentOSLinuxのEOL CentOS後継争い「RockyLinux」対「AlmaLinux」の勝負は“あれ”で決ま

Linuxはサンバ(Samba)で踊る――WindowsとLinuxのファイル共有のいま:その知識、ホントに正しい?Windowsにまつわる都市伝説(25)(1/2 ページ) 前回は、ネットワーク上を流れるパケットをキャプチャすることで、同じまたは異なるバージョンのWindows間のSMBネゴシエーションの様子を明らかにしました。今回は、同じ方法でWindowsとLinux間のSMBファイル共有の様子をのぞいてみましょう。 連載目次LinuxにおけるMS-SMB2(SMB2/SMB3)への対応は着々と 前回(ファイル共有プロトコル、SMBとCIFSの違いを正しく理解できていますか?)までの話で「Server MessageBlock(SMB)」と「Common Internet File System(CIFS)」の関係については、理解していただけたと思います。 おさらいしておくと、

ファイル共有プロトコル、SMBとCIFSの違いを正しく理解できていますか?(前編):その知識、ホントに正しい?Windowsにまつわる都市伝説(23)Windowsのファイル共有サービスの主要プロトコルである「SMB」と「CIFS」の二つの用語は、さまざまな使われ方をされてきました。CIFSという用語が使われ始めた1990年代後半と、SMB 2.x/3.xがある現在では、これらの用語の解釈が変わっていることにご注意ください。 連載目次 最新のWindowsはSMB 1.0/CIFSのサポートを削除できる 「SMB(Server MessageBlock)」は、Windowsネットワークにおける標準のファイル共有プロトコルです。SMBの歴史は長く、Windowsにネットワーク機能が標準搭載される前から存在し、さまざまなバージョンがあります。Windows XPおよびWindows S

本記事の要点 「Linux Lite 7.0」は公式サイトから無料でダウンロードしてインストールできる。 この軽量「Linux」ディストリビューションは、必要なものがすべてそろっており、パフォーマンスは極めて良好だ。 デフォルトのデスクトップは少し味気ないが、かなり簡単にカスタマイズすることができる。 先頃、筆者の友人が古いノートブックをもう一度使えるようにしたいと思っていた。その旧式のIntelベース「MacBook」はAppleのサポートが終了していたため、どこかの埋め立て地に送って処分するのではなく、一度も使ったことがない「Linux」をインストールしようと友人は決断した。 最初に試したのは「Linux Mint」だった。出発点としては間違いなく良いものだが、残念ながら友人はインストールに失敗した(主な原因はマシンの執拗なまでの遅さ)。そこで筆者に助けを求めてきたわけだ。 この経験の

コンテナイメージなのにブート可能な新技術による「Image mode for Red Hat EnterpriseLinux」、Red Hatが発表。レジストリなどのコンテナ関連ツールがそのまま利用可能Dockerコンテナで使われるコンテナイメージは、そもそもOSのカーネルなどが含まれていないためそれ単体で実行することはできず、コンテナに対応したOSの上にデプロイすることで実行されます。 このコンテナイメージのフォーマットは業界標準の「OCIコンテナ」(Open Container Initiativeコンテナ)として標準化されていますが、このOCIコンテナのフォーマットを守りつつ、ベアメタルサーバ上でブート可能な「ブータブルコンテナイメージ」の開発が進められています。 ブータブルコンテナイメージとは? ブータブルコンテナイメージは、カーネルやデーモンなどの単独で実行可能なOSとしての

Linuxで動くシステムで何か問題が発生した際の原因分析に役立つツールの一覧をNetflixやIntelでクラウドコンピューティングのパフォーマンス改善に取り組んできたエンジニアのブレンダン・グレッグ氏がブログにまとめています。Linux Crisis Tools https://www.brendangregg.com/blog/2024-03-24/linux-crisis-tools.html ◆procps このパッケージには「ps」「vmstat」「uptime」「top」という基本的なステータス表示に役立つツールが含まれています。 ◆util-linux このパッケージには「dmesg」「lsblk」「lscpu」というシステムのログを取得したりデバイスの情報を出力するツールが含まれています。 ◆sysstat このパッケージには「iostat」「mpstat」「pidsta

抜粋 : Release cadence -AmazonLinux2023 メジャーリリースとマイナーリリースの内容は以下AWS公式ドキュメントに記載されています。メジャーリリース時には互換性があるか十分に検証した上でアップデートしましょう。 Major version release— Includes new features and improvements insecurity and performance across the stack. The improvements might include major changes to the kernel, toolchain, Glib C, OpenSSL, and any other system libraries and utilities. Major releases ofAmazonLinux ar

1. はじめに 仮想マシンなどCompute作成時にユーザーデータ(User Data)を指定したことがあるだろうか。ユーザーデータを使うと、簡単にLinux OSを設定できる。便利なわりに使われていない気がするので、ユーザーデータ/cloud-initについて説明する。 1-1. TL;DR cloud-initを使うと、簡単にLinux OSの初期設定ができる cloud-initの仕組みは各所で解説されているが、利用者にとってコンパクトで実践的なものは少ない 実践的なサンプルや、自力で書くときの参考情報を提供することで、活用のきっかけになりたい 1-2. 前提条件 cloud-initが利用可能な環境(パブリック・クラウドに限らず、一部のプライベート・クラウドでも利用可能)Linux OSイメージ 2. なぜ、cloud-init ? IaaSにおいて、本格的なOS設定の自動化やI

やりたいこと rsyslogサーバを設定し、外部のサーバからのログを受け付けるようにする 前提条件 検証のため、Vagrantで起動したUbuntu Server 22.04 LTSを使用する 初期状態でsystemd経由でrsyslogサーバが起動していたので、構築自体は行わない プロセスを確認 $ ps aux | grep syslog message+ 606 0.0 0.4 8868 4724 ? Ss 04:27 0:00 @dbus-daemon --system --address=systemd: --nofork --nopidfile --systemd-activation --syslog-only syslog 617 0.0 0.4 222400 4936 ? Ssl 04:27 0:00 /usr/sbin/rsyslogd -n -iNONE vagran

# !/bin/bashamazon-linux-extras install epel -y yum installnginx -y systemctl startnginx systemctl enablenginx yum install unzip -ycurl "https://awscli.amazonaws.com/awscli-exe-linux-x86_64.zip" -o "awscliv2.zip" unzipawscliv2.zip ./aws/install yum installmysql -y 注意点①:#!/bin/bashを付け加える 通常スクリプトを書く際と同じように、#!/bin/bashをユーザーデータ上に記載しておく必要があります。 ユーザーデータシェルスクリプトは、#! 文字と、スクリプトの読み取り先であるインタープリタのパス (通

はじめに2023/03/15 にAmazonLinux2023 (AL2023) が一般提供された 。 これに伴い、AmazonLinux 2 (AL2) の EOL が 2025/06 と発表されたこともあり、新しいプロジェクトで AL2023 を使い始めたが、AmazonLinux 2 のつもりで利用するとかなり初期設定や使い勝手が違い、混乱する場所が多々あった。 それらの情報はすでに別のウェブサイトで多くまとめられているが、本記事では、自身が躓いた状況、および、それらの記事を参考にしつつどのように解決したのかを記載する。 セットアップ時に遭遇した問題 ローンチしたインスタンスにログインできない AL2023 のインスタンスをローンチすると、いきなりログインできない問題に遭遇した。 原因は ssh-rsa の接続が無効化されていることであり、解決方法は以下の通り rsa-s

AmazonLinux2023とAmazonLinux2のデフォルトで起動しているサービスやインストールされているパッケージに違いがあるか気になるな こんにちは、のんピ(@non____97)です。AmazonLinux2023がGAされましたね。 こちらの記事でも紹介した通り、AmazonLinux2023とAmazonLinux 2とを比較して、リポジトリに追加・削除されたパッケージが相当数あります。 どのパッケージが追加・削除されたかはAWS公式ドキュメントから判断つきますが、どのサービスがデフォルトで起動していて、どのパッケージがインストールされているかの情報はありません。 気になったのでAmazonLinux2023とAmazonLinux2のデフォルトで起動しているサービスやインストールされているパッケージを比較してみます。 検証で使用するAMIは以下の

SSDを簡単に消去するコマンドを作ってみた 更新情報 2024-02-16 「ドライブのfrozen」と「本当に消去できているのか」を追加 ストレージの消去コマンド 最近になってSSDやHDDのストレージには、セキュアイレース(Secure Erase)という書き込まれているデータを消去する制御コマンドがあることを知りました。FreeBSDやLinuxにはこの制御コマンドを発行するコマンド(FreeBSDではcamcontrol,Linuxではhdparm)が用意されています。書き込み済データを完全に消去できるのであれば、廃棄時に機密情報の漏洩を心配をする必要が無くなります。 消去そのものは制御コマンドを送るだけなのですが、そのためには事前に指定した手順でストレージ側を消せる状態にする必要がありOSのコマンドをそのまま使うだけでは微妙に手間です。そこでこれらの手順をまとめて、データ消去を

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