こんにちは、精神科医しょうです。 進学、独立、結婚など重大な生活上の変化に適応できず、勉強や仕事などが続けられなくなる病の一つに「適応障害」があります。 適応障害は環境が変わるような出来事の後で発症することが多く、気分の落ち込みや不安感、焦りなどの強い苦しみが伴います。 発症していても表面上は変わらないこともあるため、周囲からは分からないこともあり、患っている本人は非常に苦しい状態が続きます。 そのまま放置していると、うつ病などを併発してしまう恐れもあるため、心身の不調に気づいたらすぐに医療機関を受診することが大切です。 そこで今回は「適応障害」について、セルフマネジメントの方法と「転機」のとらえ方について考えたいと思います。 適応障害はどんな人が患いやすい?適応障害はどの年齢であっても発症する可能性があり、男女差は特にないと言われています。 ストレスに弱く傷つきやすい人はなりやすいとされ

こんにちは、えらせんです。 今回は「しんどい時こそ覚えておくべき一言」というテーマで話していきます。人生には上り坂も下り坂もありますが、つらい時期を乗り越えるヒントになるような言葉を集めてみました。 1. 生きていれば勝ちしんどい時は、生きているだけでも十分に価値があります。「今日も生きていられた」と自分を褒めてあげましょう。生きてさえいれば、明日はきっと、今日より楽しいことがあるはずです。 2. 笑顔は最強の「薬」辛い時こそ、笑顔の力を借りましょう。無理に作るのはしんどくても、ちょっとだけ口角を上げてみる。それだけで、気持ちが軽くなったりします。笑顔は自分だけでなく、周りの人も元気にしてくれる特効薬です。 3. 死ぬまで己を磨く人生は学びの連続です。しんどい経験も、自分を磨くチャンスだと捉えましょう。「この経験を通して、自分はどう成長できるだろう」と考えてみると、もうひと踏ん張りできるは

こんにちは、えらせんです。 今回は「離れてはいけない人生に必要な人」というテーマで話していきます。人生の中で、何気なく出会う人は数えきれません。でも、本当に大切な人は、実はそう多くないんです。こういう人の存在は、きっとあなたの人生の宝物になるはずです。 1.全力で守ってくれた人あなたが気付かないところで、いつもあなたのことを考えて、そっと支えてくれる人。その存在の大きさに気付くのは、少し時間が経ってからかもしれません。でも、その無条件の愛こそが、あなたの人生の土台になっているんです。 2.本気で叱ってくれた人耳の痛い言葉も、真剣に向き合って伝えてくれる人。それは、あなたの成長を心から願っているからに他なりません。その厳しい言葉の裏には、深い愛情が隠れているんです。 3.辛い時にふと思い出す人どん底の時、不思議と顔が浮かぶ人っていませんか?その存在を思い出すだけで、少し頑張れる気がする人。あ

こんにちは、えらせんです。 今回は「大切な人を失う自業自得な行動」というテーマでお話しします。大切な人との関係を失いたいと思う人はいないはず。でも、無意識のうちにしてしまう行動が、その絆を壊してしまうことがあります。今日は、その原因と改善のヒントを一緒に考えていきましょう。 1.自分を変えようとしない「私はこういう性格だから」「昔からこうだから」と変化を拒む姿勢は、相手に「歩み寄る気がない」と感じさせます。大切な人との関係を守るには、自分を見つめ直し、少しずつでも成長しようとする努力が必要です。その努力こそが、信頼を深める大切なステップになります。 2.仕事ファーストにしすぎる「今は忙しいから」「仕事が落ち着いたら」と言い訳を繰り返し、大切な人との時間を後回しにしていませんか?仕事も大切なのは分かりますが、関係は一度壊れると取り戻すのが難しいもの。後悔する前に、たった5分でも大切な人のため
こんにちは、えらせんです。 今回は「縁が切れるサイン」というテーマでお話しします。人間関係って、はっきり別れの言葉がなくても、少しずつ距離ができていくことってありますよね。それは喧嘩でも裏切りでもなく、ほんの小さな違和感の積み重ね。今日は、「そろそろご縁が終わるかも」というサインについて、一緒に見ていきましょう。 1.一緒にいることに違和感を感じる以前は自然体でいられたのに、最近はなぜか疲れる。「楽しいはずなのに、どこか無理してる気がする」と感じたときは、心が「距離をとりたい」と訴えているのかもしれません。 2.自分の考え方や価値観が変わってきた人は日々変わっていくもの。昔は同じことで笑っていたのに、今は話が合わなくなってきた。それは、成長の証かもしれません。相手が悪いわけじゃなくて、お互いのステージが変わっただけのこともあります。 3.タイミングが合わなくなってくる予定が合わない、連絡が

時として別れは不可避で、それに伴う苦痛はなおさらだ。だが傷ついた心を癒そうとするとき、多くの人は収拾を図るために元恋人とよりを戻すことを考える。相手は自分にふさわしい人ではない、あるいは自分は相手にとって適切な人ではないかもしれないとわかっていても、何らかの理由で身動きが取れなくなってしまう。 別れの理由はさまざまだ。求めるものの変化や相性の悪さ、あるいは不倫のように深く傷つけられたことが原因だったりする。破局を迎えると悲しむことが多く、おそらく落ち込んだり動揺したり、また自尊心が低くなったり怒りや戸惑いが強まったりする。 別れてから一直線に回復することはまれで、本当に前進するのに8年かかることすらある。元恋人と連絡を取り続けることは痛みを悪化させ、立ち直るのに要する時間が長くなるだけだが、多くの人がそうであるように元恋人に連絡せずにはいられないと感じるかもしれない。 元恋人との復縁を切望

1年前43歳で離婚し、その後惹かれあった女性と付き合うことになった。 自分にはもったいないくらいの女性で 次の相手は絶対に幸せにしたい、悲しませないという思いで 双方久しぶりの恋愛ということもあって夢中になっていた。 「いい年して…」と言われても関係ないくらい夢中だった。離婚後は子どもにも会えない状況もあり、今思えば夢中になってる自分は相手に依存もしている状況だった。 相手は年齢の割には大きな子を持つシングルマザーで家庭のこと仕事のことに精一杯頑張っていながらも 自分のために時間を作ってくれたが、徐々に疲れているのかなと思うこともあった。 その分彼女の負担をなくしたい、やれることはやろうと行動していた。 その後の自分の対応は恋愛教科書の悪い例通りだったのだろう。 付き合って半年が過ぎて、彼女が仕事面、金銭面で逼迫した時期があった。 目の前で泣いて困っている彼女を見て、今すぐなんとかしてあ

女性は、女性ホルモンの変動(エストロゲンの減少)やライフイベントの影響も受け、うつ病になりやすいとされています。特に、月経前や出産後、更年期に影響を受けやすく、月経前不快気分障害(PMDD)や産後うつ、更年期うつなど、女性には特有のうつ病が存在します。女性自身がうつ病のリスクを認識するとともに、つらいと感じたときに早めに精神科・心療内科に相談することが重要です。 女性ホルモンの基礎知識 女性の体内で大きな役割を果たすホルモンには、主にエストロゲンとプロゲステロンの2種類があります。 エストロゲン(卵胞ホルモン)は、主に卵胞期~排卵期にかけて分泌量が増え、女性らしい体の形成や肌や骨の健康維持に大きく関与。 一方、プロゲステロン(黄体ホルモン)は、排卵後の黄体期に多く分泌され、子宮内膜を妊娠に適した状態に保つなどの役割を担います。 生理周期の各フェーズで両者の分泌量が変化するため、このバランス
恋人と別れ、完全に吹っ切れるのにどれくらいの時間が必要だと思うかを10人に尋ねると、おそらく10通りの答えが返ってくるだろう。数カ月と言う人もいれば、数年と答える人もおり、中には数日と言う人もいるかもしれない。また、世の中には関係が続いた期間の半分くらいの時間がかかるという俗説があるが、それを強く信じている人も少なくない。 だが、専門誌『ソーシャル・サイコロジカル・アンド・パーソナリティ・サイエンス』に2025年3月に掲載された研究で明確な答えが示された。 研究者のジア・Y・チョンとR・クリス・フレイリーは300人以上を対象に、元恋人への気持ちが完全に冷めるまでに実際にどれくらいの時間がかかるのかを調べた。その最終結果は、驚くべきものだった。 研究によると、元恋人への想いは4.18年が経過してなお半分しか消えていないという。言い換えれば、元恋人への想いが完全に吹っ切れるには平均約8年もかか

私たちの大半にとって、破局の経験による心の傷は、いわゆる「コンフォート・フード(甘いものや、子どものころを思い出す懐かしい食べものなど)」を求める気持ちに直結する。 不安や悲しみに襲われたときに食べたくなるコンフォート・フードは、大容量のアイスクリーム、ケーキそしてピザなど、大半が砂糖を多く含むものや、加工食品だ。 脳と腸の複雑な関係について、食べ物がいかに私たちの幸福感に影響を及ぼすか、そして腸内細菌叢(マイクロバイオーム)とストレス反応の相互関連性について明らかにしたスコット・C・アンダーソンの『The Psychobiotic Revolution(サイコバイオティック・レボリューション)』や、これまでの複数の研究結果から、明らかになっているいくつかのことを紹介する。 メンタルヘルスの改善と特に関連性が強く、破局後の傷心も癒してくれると「科学的に」考えられるのは、以下のような食品だ。

価値観が違う異性と付き合う時、「そういう考え方もできるんだな」とプラスに考えることができます。しかし、あまりにも価値観があわなすぎたり理解するのが難しいような独特の価値観を持っていたりする場合には、別です。 価値観が合わず、付き合うには相性が悪いと感じることがあります。特に、お金の使い方や考え方が違うカップルは相性が悪いと感じる傾向があるようです。 働く時間や休日によっては、会える日が少ないことから相性の悪さを感じる場合があります。一緒に住んでいたとしても、生活する時間が異なると一緒に食事をしたり会話をしたりする時間が充分にとれませんよね。生活スタイルのズレも、相性が悪いと感じる原因の1つです。 また、早寝早起きの人と夜行性の人でもこういった生活スタイルのズレが生じます。性格や体の相性が良くても、生活スタイルのズレから相性が悪いと感じるケースは少なくないようです。 恋人と付き合う時に、共通
時々、パートナーをうっとうしいと思うことがあるかもしれない。だが、かつては認め、受け入れていたあらゆる違いについて急にこだわるようになり始めたら、それは根本的な問題があることを示している可能性がある。それまで考えたこともなかった、関係は終わりかもしれないという思いにかられる。あなたはパートナーの前で、いつもと違う行動をとり始めたりするかもしれない。 こうした状況に身に覚えがあるなら、それはパートナーへの愛が冷めてきているサインである可能性がある。どんなに努力しようが、喜んで努力をしているようには見えない。以前は簡単にできたことが、今では疲労困憊してしまう。かつては風変わりだと思っていた相手の特徴が、今では大きな欠点のように思える。 一晩で愛が冷めるとは限らない。現状に満足したり、あまりに馴染んだりするのとは違う。そうした場合でも、パートナーとの充実した時間を望むことはできる。他の人よりもパ

いつも楽しみにしています。 1年前に夫が倒れ話もできないままお別れをしました。葬儀から役所の手続きなど半年すぎて落ち着いてきたので、旦那の物を片付けたり仕事が休みの日はジムに行くようになったり美術館に行ったりしてます。 ただ、最近は春先だからなのか気持ちが上がったり下がったり不安定になってしまいます。家には社会人の息子もいて安心して生活はできてるはずなんですが、立ち止まると家から出られなくなりそうです。まわりには重い話をする人もいないので、こんな不安定で気持ちが沈む時はどうすればいいと思いますか?アドバイスお願いします。 季節の変わり目で体調お気をつけ下さい。 乗り越える、立ち直る、回復する 様々な表現があるのですが、それ等が『元の状態に戻す』という意味ならば 残念ながらその願いは叶わないと思ってください ショック期から喪失期へ 喪失期から閉じこもり期へ そして閉じこもり期から再生期を迎え

愛する人と何年もかけて人生を築き上げてきたのに、それが不意に崩れ去ってしまったら、世界から残酷な仕打ちを受けたような気持ちになるかもしれない。こうした別れに直面した人には、さまざまな反応が混ざり合って生じる──無気力になったり、理性を失ったり、ときには強い怒りを感じたりするのだ。 こうした反応は、どれも非常に個人的なものだが、同時に、元をたどれば人類の進化に端を発している。具体的には、生殖本能や防衛本能、生存本能といった原始的ニーズのことだ。 2025年1月に『Evolutionary Psychology』で発表された研究は、胸を締め付けるどうしようもない悲しみから、新しい自分に生まれ変わりたいという衝動まで、別れの後の反応を理解するための新たな視点を私たちに与えてくれる。 同研究によると、愛する人と別れたときの反応は、大まかに3つのカテゴリーに分類され、各カテゴリーにはサブタイプとして

あおいさん 元カレに浮気を理由に振られました。浮気をしてしまうような自分では幸せにできない、 俺はお前が思っているよな人間じゃなかったんだ、 これをできてしまって言ってしまって、 もう女に対する愛情で一緒にいるのか情で一緒にいるのかわからない と言われました。浮気を自分から告白して私に冷めていると告げる心理はなんですか? この話だけを知人にすると、そんなクズ別れて正解だよと言われるのですが 私はいろんな一面を知っているのでそこまでクズとは思えませんでした。 私は盲目の恋をしていたのでしょうか。 側から見たら浮気する男なんてみんなクズだと思いますが どうしても割り切れない自分もいるのです。浮気を自分から口にすることは、 楽になりたいとか、嫌って欲しいとか、そういうことなのでしょうか? 別れの理由なんてひとつの大きな問題点ではなく 様々な小さな理由の蓄積が引き金になったものですからね そ


はじめまして。 いつも身が締まる思いで拝見しています。 誰かに相談する気が起きず、、心が潰れそうなのでメールさせていただきました。 長くなりますが読んでいただけると嬉しいです。 彼35歳と私34歳は踊りの社会人チームで知り合い、付き合い始めました。同棲が決まり、結婚も意識してると私の親に挨拶をしにきた彼。 しかし、彼と同棲を始めて、すぐに浮気がわかりました。 物件探しの時も実は怪しい影があり、いつも使ってる残り数個の避妊具も減ってる?? 気のせいかなとその時は流してしまいました。 住んでみて、、ふと気になり、彼のiPadを見てしまいました。 すると家庭のあるアラフィフの方とのやり取り。 「火遊び」という言葉で互いに言い合いながら長年関係があったようでした。 しまいにはその方の娘さん達とも小さい頃から知り合いでその家庭と彼との集合写真まで。。 そんなことを平然とできる彼にショック。 そして

リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く