こんにちは、精神科医しょうです。 人は手に入れる喜びよりも、失う悲しさを感じる方が強いと言われています。 どうしても悪い方に目が行きがちになることもしばしば…。 しかし、四六時中、悪いことばかりを考えていると思考の転換が難しくなり、心身を病んでしまう原因につながります。 特にHSPさんは真面目で深く考えてしまう方も多いため、どうしても物事を悲観的にとらえてしまうことが多くなりがちです。 「不安神経症」を患う人の中には、「何もかもが不安でたまらない」と訴える方が多くいます。 このような方は、ある特定の不安があるわけではなく、頭の中に次から次へと不安が沸き起こる状態に陥っており、常に不安を探している状態だと言えます。 不安が行動や態度といった身体症状として表れる人もいれば、やる気が起こらない、うつ状態などの精神症状として表れる人もいます。 今回はHSPさんの特性からうかがえる「不安神経症」につ
このチャンネルのメンバーになって、コンテンツ制作にご協力ください オンライン自助会、家族会もやっています https://www.youtube.com/channel/UC7C5oRm6cGgbjJdPPEVeNMA/join トラブルがあったとき https://crimson-panda-f74.notion.site/9d65f57d9e4c4882baa8203482d70d19 よくわからないこと、聞きたいことがあれば、こちらにお問合せください。 運営スタッフより、返信いたします onlineselfhelpsociety@gmail.com ◆iPhone(ブラウザ)からのメンバーシップ入会方法 Safari https://youtu.be/_49prDk9fQwGoogleChrome https://youtu.be/38zE3uwcPgg 【プレミア放送時の


こんにちは、精神科医しょうです。 不安神経症とは、恐怖や不安の感情が常時つきまとい、日常生活を送る上で支障をきたしてしまう病です。 症状がひどくなると、うつ病などの深刻な病につながる恐れもあるため、早期の治療が大切です。 また、何に対して不安を感じるかは人それぞれで、たとえば「人間関係」によるものや「仕事」「お金」「将来」に関するものまで、多岐に渡ります。 不条理なことや起こる可能性の低いことが頭から離れず、その心配が持続することで心身に影響を与えてしまいます。 そこで今回は、不安神経症とはどんな病なのか?普段から不安をコントロールするにはどうすれば良いのか?について考えてみたいと思います。 不安神経症はどんな病?健常者であれば緊張や不安は長くは続かず、自分で不安を対処することができるのですが、不安神経症を患うと、日常生活を送る上で、さまざまなことが気になり、極度に不安や心配を抱いてしまい

こんにちは、精神科医しょうです。 「メンタルが強い人」と言うと、「心が強い人」と思いがちです。 確かにそうかもしれませんが、大切なことは「真の心の強さ」がどういうものかを理解しておくことではないでしょうか。 では真の心の強さを持っている人とは、一体どのような人で、どのような言動を取る傾向があるのでしょうか? 今回はメンタルが強い人が持つ「本当の心の強さ」について考えてみたいと思います。 「不安」と心の強さとは?メンタルが強い人は不安を感じる場面でも、冷静に対処し実力を発揮できる傾向が見受けられます。 特に緊張する場面では、失敗を恐れ怖気づいてしまう人が多いかと思いますが、メンタルが強い人はそのような時に、どのように対処しているのでしょうか? いくつかあげてみたいと思います。 ・緊張しないことを目的にしない どんな強靭な人でも緊張はするものです。 緊張しないように対処するのではなく、「緊張す

こんにちは、精神科医しょうです。 不安障害にはパニック障害や社交不安障害、全般性不安障害などいろいろな種類がありますが、その多くに共通しているのは「不安」という症状です。 不安は自分にとって馴染みの少ない環境下で、けがや危険を避けるために、本能的に感じるごく当たり前の反応です。 しかし、この不安が大きくなり過ぎたり、繰り返しあらわれたりして、日常生活に支障をきたすようになると、病的な不安ということになり治療が必要になることがあります。HSPさんの場合は、気質や性格から生活の中で不安を抱きやすい傾向があるため、何らかの不安障害を発症するリスクは高いと言えるでしょう。 そこで今回は、不安障害を患うとどのような不安を感じるのか?また、不安にばかり注意が向いてしまった時にはどう対処したら良いのか?について、HSPさんの視点で考えてみたいと思います。 不安障害の「不安」のあらわれ方とは?不安障害は
こんにちは、精神科医しょうです。 不安神経症とは、日常生活の中でさまざまな根拠のない不安や心配を持ち続け、生活に支障が及んでしまいます。 全般性不安障害とも呼ばれ、 「焦りや不安を感じて落ち着きがなくなる」 「いつも心配を抱えてイライラしてしまう」 「起こってもいないことを心配して焦燥感を感じる」 など、仕事や健康、金銭面、家族のことなどに不安を感じて心身に支障をきたしてしまいます。 また、あまりに不安や心配への傾向が強いと、不安神経症以外の不安障害やうつ病などの病を併発する確率も高くなるため注意が必要です。 今回は「不安神経症」について一緒に考えてみましょう。 単なる不安?それとも不安神経症?人は不安を感じると、どのような反応が体に表れるのでしょうか? まずは、自分が不安を感じた時の状況を思い浮かべてみましょう。 ・胸がドキドキする ・尿意が近くなる ・汗をかく ・のどが渇く ・少しイラ
こんにちは、精神科医しょうです。 自律神経失調症は、その人の生活の仕方と感受性、感じるストレスの強弱などが関係し発症すると言われています。 特に心理面、身体面においてストレスが重く、長く続くと自律神経失調症を患う可能性が高まります。 ストレスは軽い内なら比較的、ラクに対処することができますが、特に対処もせず長引かせてしまうと、精神的にも肉体的にも疲労困憊した状態に陥り、自律神経のバランスは乱れ、体調リズムの異常として症状が表れてきます。HSPさんはストレスの対処が苦手な傾向があるため、気が付いた時には自律神経失調症に陥っていたということもあるようです。 そこで今回は、HSPさんに自律神経が働きやすい体を目指していだくためのちょっとした心がけについて、紹介したいと思います! 自律神経は乱れた生活を嫌う私たちの生活は大きく分けると「食事」「睡眠」「労働・学習」「休養」「運動・遊び」の5つの要

こんにちは、精神科医しょうです。 私は普段、精神科での外来診療に加え、インスタにてHSP気質に関する発信を行なっています。HSP気質について知りたい方はこちらの記事を読んでみてね! 突然ですが、こんな悩みを持ったことはありませんか? 「一緒にいて疲れる人との接し方が分からない」 「苦手な人でも無理に仲良くしてしまう」HSPは人の感情に左右されやすく、疲れてしまうことがよくあります。 「苦手だな」と思っても、なかなか離れることができずに心をすり減らしてしまうこともあるのです。 そんなあなたのために、HSPと相性が良い人の特徴をまとめました。 また、合わない人との付き合い方なども解説しています。 今後の人間関係の参考にしてみてくださいね。HSPと相性がいい人はこんなヒト精神的に安定している人他人と自分の区別が付いている人ポジティブな人押し付けない言葉でアドバイスをしてくれる人柔軟な考え方
人間には傷つきやすい人とそうでない人がいます。 以下の7つの質問について考えてみてください。これらは、変化に対する過敏性や不安の強さをみるためのもので、自分自身が傷つきやすい人間かどうか知るのに役立ちます。 嫌なことがあると、過剰反応しやすいささいなことにも心配や不安を感じる環境が変わると、慣れるのにかなり時間がかかる人前や初対面の人に対して緊張する音や匂いに敏感枕が変わるとなかなか眠れない急に予定外のことが生じると、あわててしまう以上の7つの質問に対して、4つ以上当てはまった人は、過敏な傾向が強く、不安をいだきやすいといえます。 人間が持つ過敏な傾向や不安の強さは、物事の捉え方、つまり認知に直接関係します。自分を取り巻く周囲の世界が安全なところだと思えるかどうかは、その人に備わっている安心感に左右されます。 不安を感じやすい遺伝的体質遺伝子のレベルで研究がされるようになって様々なことがわ
不安型の愛着スタイルを持つ人は、受けた養育のスタイルが両極端だったことが多いです。両極端な育てられ方とは、過保護に甘やかされた部分と、何かの理由で強く拒否されるというものです。 愛情を求めても拒否されたとき、「お母さんは何かのことで機嫌が悪かったのかな、ストレスがたまっていたのかな、今は都合が悪いみたいだから、また今度にしよう」…そんなふうに考えれるようになるのは大人になってからです。 幼い子どもにとって、あるときは愛情を受け、あるときは拒否される…このような育てられ方をするとどうなるでしょうか。 愛情は無条件で受けられるものではなく、状況が変わればいつ見捨てられるかもしれないという不安をもつようになります。 肯定感と否定感の両方を持つ両極端な育てられ方を経験した不安型スタイルの人は、親や恋人に対して肯定感と否定感の両方の感情を併せ持っています。 なぜでしょうか。幼いころ、親が甘えることを
漢方製薬会社ツムラ制作の小冊子「漢方と診療」Vol.5 No.1(2014年4月発行)に漢方薬を診療に導入している精神科医の座談会の記事を見つけました。 参考になった部分を抜粋してみます(あくまでも一般論としてお読みいただき、実際の処方は診察が必要なことをご理解ください); <座談会:精神科領域で漢方をどう使っていくか> 三村 將 先生(慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室)<司会> 田上 真次 先生(大阪大学大学院医学研究科精神医学教室) 川茂 聖哉 先生(大阪医科大学神経精神医学教室) □ 精神科領域で漢方が適応となる場合 ・症状が比較的軽く、緊急性がない。 ・同じ症状やいわゆる不定愁訴が長期間続く。 ・患者が西洋薬を飲みたがらない。 ・向精神薬の副作用(口渇・便秘・ふらつき・高プロラクチン血症など)が強く、継続が難しい。 ・西洋薬を減量したい。 □ 麻黄含有製剤の応用統合失調症の

西洋医学の薬よりも効き目がマイルドですから、長く愛用しやすいことも利点です。他の方剤が使われる場合においても、早漏の原因を取り除くための生薬が配合されます。 同じ作用を持った生薬を2種類以上も使うことで、効果を高めて副作用も抑えられるのが漢方薬の利点です。早漏の原因は様々ですから、中医学の世界では人体を全体的にとらえて治療をしていきます。 気や血の流れを良くするために生薬を配合した漢方薬を処方しますが、患者の証に合ったものを選ぶことが欠かせません。生薬の配合比率は長年の経験によって生み出され、日本の漢方医学の知恵も加わっています。 桂枝加竜骨牡蛎湯に含まれる牡蛎には鎮静の作用があり、一緒に配合されている芍薬にも同様な作用があります。桂枝加竜骨牡蛎湯という漢方薬が早漏治療のために用いられることがあるのは、興奮しすぎた精神を和らげるためです。

気温が低下して空気が乾燥してくると、風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。のどの痛みやイガイガも、その症状のひとつ。でも、加湿器やマスク、風邪薬やのど飴、のどスプレーなどでケアしても、なんとなくスッキリせず、いつまでも消えないのどの違和感はありませんか? そんな時は、最近、忙しくなかったか、イライラしたり、気分がふさいだり、ストレスを感じたりすることがなかったかどうか、振り返ってみましょう。実は、いつまでも消えない「のどのつかえ感」や「のどの違和感」「のどがつまる感じ」といった症状は、仕事や日々の生活のストレスや、季節による気分のふさぎこみが原因で起きることがあるのです。 「教えて!goo」に投稿された質問を見ると、原因不明ののどの違和感で悩んでいる方がいらっしゃるようです。 例えば、「喉の異物感&つまり感」という質問。 この質問者は、以前は原因不明ののどの痛みで悩んでいたのが、痛み

<不安の原因は意外にも...。ガスが溜まりやすくなる食べ物について> あがり症、不安などはあなたのせいではなく、脳の誤動作かも? 食事、運動、「テンセンテンス法」、「5つのチャンネルテクニック」など、脳に「良い手本」を見せるだけで、パニック発作はおさまる。 ベルリン有名クリニック臨床心理士による脳科学に基づく画期的な方法とは?ドイツ大ベストセラー『敏感すぎるあなたへ 緊張、不安、パニックは自分で断ち切れる』(CEメディアハウス)の第1章「不安やパニック──その真の原因は?」より一部編集・抜粋。 ほとんどの人が一生の間にはパニック発作のようなものを一度か二度は経験することをご存じでしたか? その理由はいろいろあります。たとえば抗生物質に対するアレルギー、一時的なビタミンB12の欠乏、食べ物が原因の短期間の甲状腺の機能低下、消化不良などもそうです。 けれどもビタミンや他の栄養素が不足しても、
2017年10月03日16:50 カテゴリ防衛機制心理学・自己啓発・瞑想・ヒーリング全般 防衛機制としての外化(externalization) 防衛機制(defense mechanisms)とはフロイトが創始した精神分析学の概念で、不安を避けるために私たちが用いる心理的メカニズムのことです。 たとえば、否認(本当のことを認めない)、合理化(納得いく説明を捏造する)、反動形成(感じていることと真逆を装う)などいろいろあります。 防衛機制はその場での不安を避けるのに有益なこともありますが、無自覚のまま用い続けると、自分の本当の気持ちや相手の本当の気持ちから疎外され、心理的に病んでしまう原因にもなりかねません。 多くの心理的問題には、本人が気づかないまま用い続けている防衛機制が関わっているため、セラピーでは、本人に防衛機制を自覚して乗り越えてもらうことを重視します。 今日お話しする「外化」も
こんにちは、精神科医しょうです。 突然ですが「不安症」という言葉を聞いて、どのようなイメージが湧きますか? 「些細なことが気にかかって、なかなか寝付けない」 「人ごみの中を歩くと、心臓がドキドキしてしまって、長い時間外出することができない」 「緊張すると顔が赤くなったり、どもったりしてしまう」 など、いくつか思い浮かべるのではないでしょうか。 不安症にはいろいろな種類がありますが、それら全てに共通しているのが「不安」という症状です。 不安というのは、自分にとって馴染みの少ない環境で、ケガや危険を避けようとする時に働く自己防衛のための本能であり、誰もが抱く当たり前の反応です。 しかし、この不安が大きくなり過ぎたり、繰り返し現れたりすると、日常生活を送る上で支障が出てしまうこともあります。 そこで今回は、不安を感じる背景と「不安症」についての知見を深めたいと思います。 「不安症」の2つの不安の

「家族と仲が悪く毎日イライラしている」「職場の上司と性格が合わなくてつらい」「恋愛がうまくいかず苦しい」。 私たちの人生には、このような乗り越えるべき「壁」がたくさんあります。その中でも最も大きな障害は「自分自身」かもしれません。なぜなら、悩みや苦しみは、「他人」が生み出しているのではなく、紛れもなく「自分」から生まれているものだから。 YouTube登録者数約70万人を誇る大人気僧侶・大愚和尚こと大愚元勝氏による累計5万部突破のベストセラー『自分という壁 自分の心に振り回されない29の方法』から一部を抜粋・編集し、自分を知り、受け入れ、変えていくためのヒントを紹介します。 「自分の壁」を超えられれば、すべての悩みを手放せる 私たちはいったい、いつから悩み、苦しんでいるのか。 「大人になるにつれて社会の理不尽さを感じるようになったから?」 いいえ、もっと早い段階から苦しみに向き合っているは

リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く