追記あらぬ誤解が発生しつつあるので明記しておきますが、私は京大やレノバを含めた洋上風力業界とは一切関係のない一般人増田です…… ---- 2021年に端を発するためか、そもそも何が起こったのかを知らぬままSNSで騒がれている様子が散見されたので、読みづらくならない範囲でまとめたいと思う。 (三菱商事の社長会見ライブを見ていて、彼らの責任の重さが伝わってこなかったので、書くことを決めた) 1. 再エネ海域利用法に基づく洋上風力発電事業者の公募洋上風力発電の事業は、基本的に「海域を占有して発電を行う権利」を国が事業者に与える仕組みで進められている。 海は公共財であり、漁業者や航路利用者との調整が不可欠なため、「公募占用制度」と呼ばれる仕組みが導入され、国が事業者を選定する。 流れを単純化すると次のようになる。 国が「この海域を洋上風力に使ってよい」と指定事業者が「発電規模」、「価格(いくらで電

三菱重工業が新型の「新交通システム」を開発。従来方式と比べてインフラの大幅なスリム化も可能になりました。いったいどのような場所への導入が想定されているのでしょうか。 「架線」要りません! 駅で急速充電して走る“電車”三菱重工業は2025年5月19日、同社が開発し市場投入した次世代新交通システム「Crystal Moverファミリー」の新ブランド「Prismo」を三原製作所和田沖工場(広島県三原市)で報道関係者に公開しました。 拡大画像 Prismoの車両(深水千翔撮影) 「Prismo」の開発責任者である田代太郎氏(モビリティエンジニアリング部主席プロジェクト統括)は「1番ビジネスが難しい公共交通機関に投入するシステムとして、長く皆様のお役に立てるような製品を作っていきたい」と意気込みます。 新交通システムは鉄道の一種で、東京の「ゆりかもめ」や「日暮里・舎人ライナー」など、専用軌道上の“

三菱自はなぜ「経営統合」を見送るのか? 独自路線で生き残れる? 78万台vs300万台……見送りのリスクとASEAN市場の未来を考える 三菱自動車は、ASEAN市場で約3割のシェアを誇り、今後も成長を牽引する重要な地域として位置づけている。しかし、ホンダ・日産との経営統合を見送り、自社の独自路線を選択した背景には、競争激化やブランド価値の希薄化に対する懸念がある。自社の強みを生かしつつ、技術革新と市場適応力を維持するための戦略が問われる。 日本経済新聞が2024年12月18日に、ホンダと日産自動車が経営統合に向けた協議を開始したと報じてから、1か月以上が経過した。そして、2025年1月24日付の読売新聞朝刊では、三菱自動車(以下、三菱自)が経営統合への合流を見送る方針であることが伝えられた。 三菱自は株式上場を維持しつつ、ホンダや日産との協業関係を強化し、 ・車両の相互供給 ・技術提携 な

三菱自動車工業の燃費データ改竄問題で、不正が明らかになった軽自動車4車種以外にも、法令とは違う方法で燃費試験用データが測定されていたことが発覚した。 「過去10年間に販売された30車種のうち、不正は27車種、200万台強に上るとみられている。さらなる販売や生産の停止に追い込まれる可能性も高く、顧客への補償やエコカー減税の返還など、対策費は数千億円規模に膨らむ恐れがある」(大手自動車メーカー役員) 経営への打撃は深刻だ。「対策費は5000億円規模。倒産の二文字が見え隠れしてくる」(自動車担当アナリスト)といった厳しい指摘も出始めた。たとえ倒産は回避できても、軽自動車からの撤退、あるいは身売りは十分に考えられる。野村證券は軽の補償額を425~1040億円と試算しているが、販売停止の長期化に加え、三菱自の下請け企業への補償という新たな問題も発生しており、金額はさらに膨らむという見方も強い。 三菱

乗りものニュース ›› バス ›› 国産2階建てバス「エアロキング」まさかの復活!?JR高速バスとして“毎日走る” 引退相次ぐ車両をなぜ? 案外“奇跡の”復活? え、エアロキング!? 名古屋と山陰を結ぶ中国ジェイアールバスは2024年7月5日(金)、高速バス出雲・松江・米子-名古屋線「出雲・松江・米子ドリーム名古屋号」に、2階建てバスを導入すると発表しました。JR高速バスで使われていたエアロキング。この車両もすでにない(乗りものニュース編集部撮影)。 発表資料には、国産2階建てバス「エアロキング」と思しきイラストとともに「ダブルデッカー車両の復活!!」と書かれています。中国ジェイアールバスに話を聞いたところ、エアロキングで間違いないそうです。 エアロキングは2010年に生産が終了しており、近年、高速バスからの引退が相次いでいます。かつて同車はJRバスグループ各社が多く導入し、JRバス

担当も号泣……。 「エアロキング」さよなら ジェイアール東海バスは2024年1月30日、国産2階建てバス「エアロキング」が高速バスの運用から全車引退すると公式SNSにて発表しました。 ジェイアール東海バスのエアロキング(画像:ジェイアール東海バス)。 三菱ふそう「エアロキング」はJRバス各社で大量導入され、一時はJR高速バスの代名詞的な存在でしたが、世代交代が進んでいました。とりわけ、ジェイアール東海バスはエアロキングに愛着をもち、JRバスの中でも最後まで表立って運用してきました。 同社に残る3台のエアロキングは、2月29日(木)の「新東名スーパーライナー」や「ドリームなごや」での運行が最後。3月1日には東名ハイウェイバスのダイヤ改正が行われ、2階建てバスは全てスカニア(スウェーデン)の「J-InterCity DD」へと置き換えられるそうです。 エアロキングは2010(平成22)年に三菱

◆三菱自動車の代表車と言えば? 軽トールワゴンは自動車市場の激戦区。その中において個性を際立たせているのが、今春発売したデリカミニ。どんなクルマか、タレントの新 唯(あらた・ゆい)さんとチェックしてみましょう。 三菱自動車といえば本格クロスカントリーの「パジェロ」、ラリーを席巻した「ランサー・エボリューション」、そしてオールラウンドミニバン「デリカ」が頭に思い浮かぶかもしれません。あとは4WDセダンの「ギャラン」、最強4駆スポーツ「GTO」、国産初の空冷式インタークーラーを採用し、かのジャッキー・チェンも乗っていた「スタリオン」、石原プロの刑事ドラマや映画「ワイルドスピード」で活躍した「エクリプス」といった名も……。 その中で、現在も販売しているクルマはデリカのみ。強いて言うなら「エクリプスクロス」というクルマもありますが、スポーツカーからSUVへと形を大きく変えています。ともあれ、実に悲

三菱自動車が新たに発売した軽自動車「デリカミニ」に、メディア向け試乗会で乗ってきた。一言で言って、よくできている。スーパーハイトワゴンと呼ばれる背の高い箱型の軽自動車として完成度が高い。 「デリカミニはオフロードをガンガン走るクルマではありませんが、安心感を感じられるものにしました」 完成度の高い「デリカミニ」、では次の展開は? 開発担当者が説明するように「デリカミニ」は仕上がっていた。日常的な使い途でも、快適に使えるだろう。実際に好印象を得られたのは用意された土の未舗装路ではなくて、試乗会場を出てすぐのアスファルト舗装の一般道だった。舗装のつなぎ目や小さな段差などを乗り越えたり、交差点でハンドルを切ってもピョコピョコ動くようにも感じられず、ボディーは落ち着きながらタイヤだけが上下動している感じだ。165/60R15という大径サイズのタイヤと専用ショックアブソーバーの効能が働いているのだろ

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もう一昔前だけど、三菱系にお勤めの人と仕事したときに「三菱グループはグループ内の潰れそうな会社から三菱の名前を外す、ブランドイメージに傷をつけないため」と聞いたなあ。合掌

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