海外ではメジャーな抗うつ剤として発売されているエフェクサーが、日本でも2015年12月8日に発売となりました。日本では、イフェクサーSRカプセルと名前を変えて発売されています。 イフェクサー(一般名:ベンラファキシン)はSNRIと呼ばれているお薬で、セロトニンだけでなくノルアドレナリンを増加させる抗うつ剤です。同じタイプの抗うつ剤としては、すでにサインバルタやトレドミンが発売されています。 これまでSNRIは選択肢が少なく、しっかりとした効果が期待できるイフェクサーが加わったことで治療の選択肢が広がります。 ここでは、イフェクサーSRカプセルの効果や特徴についてお伝えしていきたいと思います。他の抗うつ剤と比較しながら、どのような方に向いているのか考えていきましょう。 1.新薬イフェクサー(ベンラファキシン)とは? 日本で3番目に発売されるSNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害

抗うつ剤とアルコール(お酒)は大丈夫? 抗うつ剤を服用したらお酒が飲めなくなる? 「薬を飲んでいるとお酒は飲めない」と、何となくイメージされる方は少なくないかと思います。 抗うつ剤の処方を提案させていただいたときに、よく患者さんから「お酒は飲めなくなりませんか?」と質問をいただきます。 「大好きなお酒はやめられない」「付き合いで飲まないといけない」など、いろいろな事情があるかと思います。 ここでは、お酒が抗うつ剤に及ぼす影響をみていきながら、何が問題なのかをお伝えしていきたいと思います。 その中で、現実的なお酒との付き合い方を考えていきましょう。 ※抗うつ剤について概要を知りたい方は、『抗うつ剤(抗うつ薬)とは?』をお読みください。 お薬の説明書(添付文章)では? 市販薬を購入すると、お薬の説明書がついてくるかと思います。 抗うつ剤にも説明書(添付文章)がちゃんとあります。要点を簡潔にまと
なので某バーガーショップの店員ぽい服装です。アニメで有名なワ○ドナルド… ではなく、ワイスとファイザーの提携ショップ、ワイファイバーガーですw パツ金は75mgPTPから。1号カプセルなので、まあ、色々でかい。 手に持ってるのはセロトニバーガーとノルアドポテト。バーガーを頼んだら 「ご一緒にノルアドはいかがですか?」とセット品を次々にW字スマイルで勧められ、 気の弱いデプレくん達はいつも225mgセット(¥798)を買わされるのである。 やたらと癖になるバーガーで、変なモノが入ってるのではという疑惑が尽きない。 頭に付けてるリボンはPTPの裏にも印字されてるよく分からん矢印。これで 後ろ髪をシニョンにしてくくっている…のだが詳しい髪型は不明(描けない)。 このシニョンはメチル基-CH3の象徴であり、ほどくと裏人格のプリスティちゃんが 出てくるのだ!…と本人は主張しているが同僚曰くあまり変わ

ランキングへのコメント 1位:サインバルタ サインバルタが堂々の1位です。 昨年はレクサプロに次ぐ2位でしたが、一昨年前同様1位に返り咲いています。 サインバルタは臨床現場での評判もよく、セロトニン、ノルアドレナリンの両者にしっかり効くマルチタスクな抗うつ薬です。 日本のみならず世界的にもとてもよく使われています。 SSRI登場以降、セロトニンへの働きかけが中心の抗うつ薬が多かったのですが、このサインバルタはノルアドレナリンにもしっかり働きかけ、意欲ややる気を改善させるという貴重な効果を持ちます。 SSRI、SNRIの中で、意欲ややる気を持ち上げる効果がある程度しっかりあるのはこのサインバルタとイフェクサーくらいではないでしょうか。 そして両者では効果と副作用のバランスからサインバルタの方が一般的には優れていると言われています。 日本での発売は2010年とまだ新しい部類に入る抗うつ薬ですが

イフェクサーは、2015年12月に発売された新しい抗うつ剤です。SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)に分類されます。発売されて時間がたっていないので、ジェネリックの発売はまだまだ先になります。 イフェクサーのカプセルとしては、37.5mg・75mgの2つの規格が発売されています。まずは37.5mgからはじめて、効果をみながら増減させていきます。ここでは、イフェクサーカプセル37.5mg・75mgの実際の使い方や薬価についてご紹介していきます。 イフェクサーの効果について詳しく知りたい方は、 イフェクサーSRカプセルの効果と特徴 をお読みください。 1.イフェクサーカプセルの用法 イフェクサーは37.5mgから始めます。1日1回の服用をしていきます。効果をみて225mgまで使用することができます。 抗うつ剤は、不安や不眠に関しては効果がすぐに表れることもありますが、一般的


この表はあくまで目安の1つであり実際には個人差もありますが、イフェクサーは特に副作用が多い抗うつ剤ではないという事が分かるのではないでしょうか。 イフェクサーの副作用の特徴としては、 全体的に副作用は少なめ 服用初期の吐き気は比較的生じやすい 不眠や頭痛といったノルアドレナリン系の副作用がやや多め といった点が挙げられます。 イフェクサーに限らずSNRIはアドレナリン系であるノルアドレナリンの濃度も上げるため、これによる血圧上昇、動悸、頭痛などの身体症状やイライラや焦り・軽躁状態などの精神症状が出現する事があります。 2.イフェクサーの副作用各論 それではイフェクサーの副作用を1つずつ見ていきましょう。 抗うつ剤はどれも似たような副作用が多く認められるため、ここでは他の抗うつ剤とも比較しながら紹介していきます。 ちなみに比較する抗うつ剤としては、三環系抗うつ剤、四環系抗うつ剤、SSRI、S

国内外で使われている抗うつ剤を比較すると、効果に最大2倍の開きがあることが日英などの国際チームの研究で分かった。8種類の薬は特に効果が強く、6種類は副作用が比較的起こりにくいという。治療の際、薬を選びやすくなるという。22日、英医学誌ランセットに発表した。 京都大の古川壽亮教授(臨床疫学)や英オックスフォード大などの研究グループは、主要な21種類の抗うつ剤について、2016年までに世界で行われた効き目に関する比較臨床試験のうち、科学的信頼度が高いと判断した522試験(非公表を含む)の結果を分析した。不眠や食欲がないといった項目の標準の尺度に照らし、症状が改善した患者数によって効き目を、副作用などで薬の服用を中止した割合に基づいて飲み続けやすさを調べた。 その結果、効き目が最も高かったのがボルチオキセチン(国内は臨床試験中)で、最も低かった薬に比べて約2倍効果が高かった。この薬は飲み続けやす


2017.06.06 イフェクサーSRカプセル テーマ:★つ・ぶ・や・き★(565475) カテゴリ:双極性障害 アクセスリポートを見ると、この薬についての過去記事の閲覧数が多いのです。Googleから飛んでくるのかな? 日本では2015年に認証された比較的新しいSNRIと言う分類の薬です。 そのSNRIと言う薬自体あまり種類がなく(勉強不足ならすみません)色々試してたどり着くのがこの薬なのか? ちなみに私はSNRIで初めて処方させたのがイフェクサーSRカプセルでしたが、効果を実感しました。そして37.5mgから75mgに増量。うつ症状も安定しました。 しかしまさかの副作用による尿閉。数滴しか尿が出ない日が続きました。 水分もたくさん摂ってみたりもしましたがむくむ一方。結局はイフェクサーが原因ではないかと断薬。 数日後には元に戻りました。 もちろん全ての人に副作用が出るわけでもないし、全

精神科のお薬は眠くなるものが多いです。抗うつ剤も例外ではなく、眠気が強いものが多いです。日常生活を過ごしていかなければならない中で、眠気が強く出てしまうと困ってしまいますね。 SNRIのイフェクサーは、抗うつ剤の中では眠気は少ない方ですが、時に眠気が強くなることがあります。 ここでは、イフェクサーの副作用としてみられる眠気について考えてみましょう。 1.睡眠と覚醒に関係する物質睡眠にはGABA、覚醒にはセロトニン・ノルアドレナリン・ドパミン・ヒスタミン・アセチルコリンが関係しています。 ちゃんと理解していただきたいので、最初は堅苦しい話から始めさせていただきます。まずは、睡眠と覚醒に関係している物質にはどのようなものがあるのかを整理してみましょう。 抗うつ薬は、セロトニン・ノルアドレナリン・ドパミンといった脳内の物質を増やすことで効果がでてきます。ですが、お薬はさまざまな物質に作用し、眠

リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く